2019年07月18日
CNCでゼロから作るルアー動画 その4 ルアー組み付け
CNCでゼロから作るルアー動画シリーズの第4回はルアーの組み付け。
アイの作り方、重心移動システムの作り方、塗装などを行っております。
結構時間かかった割に微妙な動画かも…。
時間かかった原因は梅雨時期にセルロースセメントどぶ漬けを行った事が最大の原因なんですが(;´Д`)
動画では結構端折っちゃってますが、バルサをカッターなどで削って作るハンドメイドルアー含め、個人的に自作ルアーでの最難関はコーティングと塗装。
出来を上げようとすると青天井であり、方法も様々、道具も様々。
基本的な流れとしては、ボディとして接着完成後、下地コーティング->塗装->フィニッシュコーティングとなります。
下地コーティングは木材の凹凸をなくして、表面がキレイになる程度まで。
その後塗装を行い、最後に塗装を守るためのコーティングを行います。
これらの何が難しいかと言えば、コーティングにセルロースセメントを用いた場合、溶剤性能が高いため、塗装後のフィニッシュコーティング時に塗装が色流れする(溶けて流れる)事。
普通に塗装すると100%色流れします。
「こんな色落ちるの!?」ってくらい、どろーーんと溶けて流れます。
これを防ぐために動画内でも表示していますが、エアブラシ塗装するときに塗料にセルロースセメントを入れます。
ただセルロースセメントは粘性があり、そのままではエアブラシで吹く事が出来ません。
そこで同じ性質のラッカーシンナーで希釈して塗装します。
比率はコンプレッサーで吹ける程度までセルロースセメントをありったけ!が良いんですが、圧を上げすぎるとルアーに色が乗りません。
なので私は
セルロースセメント1、ラッカーシンナー5以上、塗料2~3くらい
かなぁー。
これでもフィニッシュコーティング時にちょびっと色流れします。
そこで塗装後にラッカーシンナーで希釈したセルロースセメントをエアブラシで5回以上吹き付けます。
これでフィニッシュコーティングのセルロースセメントどぶ漬けは耐えられます。
ただその都度エアブラシ装備を使うのはめんどくさいので、色止め用セルロースセメントスプレーを使います。
最初の2回くらいはうすーーく拭いて、3回目くらいからは垂れない程度、全部で5回くらい吹けば色流れしません。
セルロースセメントを使う上でもう1つ重要な事は、湿気があるときに使うとコーティングが曇ります。
白濁というかつや消しみたいになります。
なので秋などの乾燥した時期がベストなんですが、この白濁はラッカーシンナーにどぶ漬けするとクリア化する事が出来るので、梅雨時期でもクリアを保ちつつコーティングさせる事は可能です。
塗装に関しては、私は汎用コンプレッサーと中華エアブラシ(ハンドピース)&自作塗装ブース、塗料はクレオスのMr.メタリックカラーGX、ガイアノーツのクリアカラーを主に使っています。
メッキ感を出すためにアルミを貼る方も多いんですが、アルミシールだとフックがボディに刺さった際に粘着剤がねちょーと出る事があり、アルミホイルは貼るのは結構難しいので私はほとんど使いません。
私が使っているセルロースセメントはナガシマのコレ。
アイの作り方、重心移動システムの作り方、塗装などを行っております。
結構時間かかった割に微妙な動画かも…。
時間かかった原因は梅雨時期にセルロースセメントどぶ漬けを行った事が最大の原因なんですが(;´Д`)
動画では結構端折っちゃってますが、バルサをカッターなどで削って作るハンドメイドルアー含め、個人的に自作ルアーでの最難関はコーティングと塗装。
出来を上げようとすると青天井であり、方法も様々、道具も様々。
基本的な流れとしては、ボディとして接着完成後、下地コーティング->塗装->フィニッシュコーティングとなります。
下地コーティングは木材の凹凸をなくして、表面がキレイになる程度まで。
その後塗装を行い、最後に塗装を守るためのコーティングを行います。
これらの何が難しいかと言えば、コーティングにセルロースセメントを用いた場合、溶剤性能が高いため、塗装後のフィニッシュコーティング時に塗装が色流れする(溶けて流れる)事。
普通に塗装すると100%色流れします。
「こんな色落ちるの!?」ってくらい、どろーーんと溶けて流れます。
これを防ぐために動画内でも表示していますが、エアブラシ塗装するときに塗料にセルロースセメントを入れます。
ただセルロースセメントは粘性があり、そのままではエアブラシで吹く事が出来ません。
そこで同じ性質のラッカーシンナーで希釈して塗装します。
比率はコンプレッサーで吹ける程度までセルロースセメントをありったけ!が良いんですが、圧を上げすぎるとルアーに色が乗りません。
なので私は
セルロースセメント1、ラッカーシンナー5以上、塗料2~3くらい
かなぁー。
これでもフィニッシュコーティング時にちょびっと色流れします。
そこで塗装後にラッカーシンナーで希釈したセルロースセメントをエアブラシで5回以上吹き付けます。
これでフィニッシュコーティングのセルロースセメントどぶ漬けは耐えられます。
ただその都度エアブラシ装備を使うのはめんどくさいので、色止め用セルロースセメントスプレーを使います。
最初の2回くらいはうすーーく拭いて、3回目くらいからは垂れない程度、全部で5回くらい吹けば色流れしません。
セルロースセメントを使う上でもう1つ重要な事は、湿気があるときに使うとコーティングが曇ります。
白濁というかつや消しみたいになります。
なので秋などの乾燥した時期がベストなんですが、この白濁はラッカーシンナーにどぶ漬けするとクリア化する事が出来るので、梅雨時期でもクリアを保ちつつコーティングさせる事は可能です。
塗装に関しては、私は汎用コンプレッサーと中華エアブラシ(ハンドピース)&自作塗装ブース、塗料はクレオスのMr.メタリックカラーGX、ガイアノーツのクリアカラーを主に使っています。
メッキ感を出すためにアルミを貼る方も多いんですが、アルミシールだとフックがボディに刺さった際に粘着剤がねちょーと出る事があり、アルミホイルは貼るのは結構難しいので私はほとんど使いません。
私が使っているセルロースセメントはナガシマのコレ。