2022年10月01日
SDGsな自作ワーム

チニングやってると結構な頻度でワームをズタボロにされ、貧乏性なもんでハンダコテを使って修復して使っています。
それでも千切れちゃったりは当たり前で、同種のワームを繋ぎ合わせてフランケン化して修復を試みたりも。
それも限界になれば捨てるしかないんですが、これを溶かして型に流し込めば、自作ワームを作れるのでは?
いやいや、チニングにそんなガチになる予定はない!
と思っていたんですが、先日雷で瞬電した際、マンションのネットワークが落ちてしまい、あまりにも暇なもんでついカッとなって自作ワームのモデリングに着手してしまいました。

そのままお蔵入りで寝かせてもよかったんですが、台風で釣りに行けない!
ついカッとなってCNCでアルミから削り出して金型を作ってしまった。
CNC環境がちょっとアップグレードしたので、そのテストも兼ねて。

お菓子作り用のステンレス製軽量カップに、細かく切ったダイソーのワームを入れて加熱し、別途加熱した金型に流し込んでみました。
ワームの溶け具合が微妙な感じで「とろとろ」というより「ドロドロ…」で、溶けたワームの流動性がいまいち。
圧を掛けられるようにアルミパイプにアルミ棒を突っ込んで押し込めるようにしていたものの、末端までワームが行き届いていない。
でも金型は悪くない印象。

金型に問題がないのかをチェックするため、シリコンを流し込んでみる。
流し込み口にしているアルミパイプにアルミ棒を突っ込んで圧を掛けてみると、空気の逃げ道(エアーベントというらしい)から外にシリコンが出てきた。
ということはワーム先端の足先などにもみっちりとシリコンが流れ込んでいるということで、金型側に大きな問題はなさそう。

シリコンの硬化を待ってから金型を開けてみたところ、流し込みは問題なく成功と言えるレベル。
ただ金型を開ける際、足が金型の片側に引っ張られて真ん中あたりで切れてしまった。
シリコンはびみょーに硬いので、これはしょうがないかも。

再利用で溶かすワームが悪いか、溶かし方が悪いのではなかろうか。
どうやら先人たちは紙コップ+ラップで電子レンジを使って溶かすみたい。
使用するワームをセリアのワームにし、先人たちと同様の電子レンジでやってみたところ、うまく流し込めてる!

と思ったものの、ボディの太いところが中空化してしまっている。

シリコンシーラントなどで埋めれば使えない事はないけど、なんとか流し込みだけでうまく行って欲しいなぁー。
100点満点中、70点といったところ。

色々考えて後日再チャレンジ。
100点満点中、90点くらいまでグレードアップに成功!

流し込んだ後、金型を水で冷却すると、注ぎ口から溢れそうなワームがマテ貝のごとく「ぎゅぅぅぅ」と奥に収縮して引っ込んでいくのがわかった。
どうやら金型が冷却されると、溶けたワームが金型側に引っ張られるように「ヒケて」しまい、ワーム中央付近のまだ冷却されていない部分が中空化してしまうっぽい。
たぶんだけど、ワーム外側が冷えて固まって収縮するのに、中心付近はまだ熱を持っていて柔らかいから、冷えて収縮する外側に中心付近が引っ張られて中空化してしまうと。
理論的には冷却を均一にすれば大丈夫だと思うけど、中心付近まで含めて冷却を均一化なんてうちじゃ難しいぞと。
それになるべく早く成形したいから、自然冷却なんて待ってられない。
幸い注ぎ口付近が中空化しやすいのを逆手に取り、一度冷却して中空化した後、再度ワームを流し込んで埋めちゃえ。というので、結構な確率で中空化を埋める事が出来ました。
2度手間なんだけど、現状コレ以外の手っ取り早い解決方法がわからない。

作ったならテストじゃー!と45くらいのクロダイ。
ワーム中央付近だけリブがないのは、私のダブルフックシステムのシリコンチューブでマウント固定する際、ワームがシリコンチューブからズレないようにさせるため。
ココのワーム側がズレなければ、ファイトなどでフックとワームの固定がズレても、フック側への再装着は簡単。
このフックシステムに最高にマッチした自作ワームです。
ズタボロになったワームを捨てるのがもったいないなーと思っていたので、結構良い感じに出来て良かったー。