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 携帯型血抜き&神経抜きポンプ ノズル交換式
 
販売先 [ヤフオク]売り切れました


ダイワのマグシールドベアリング(ダイワ公式)はシールドベアリングの中に磁性流体オイルを入れた耐水性に優れたベアリングです。
磁性流体オイルを保持するための磁石が必要なため、既存の規格品ベアリングとは異なり、1mm厚くなります。
そのためマグシールドベアリングを規格品ベアリングに交換しようとしても、厚みの1mm差でガタが出てしまう。





そんなわけで、厚み1mmのポリプロピレンからワッシャーを削り出しました(左)。
精度出すならアルミや他のプラスチックのが良いんですが、オイルと接するので耐薬品性に優れて軽く錆びないポリプロピレンにしました。
ダイソーで売ってる結構でっかい板状のポリプロピレンを使用しました。





スティーズAのマグシールドベアリングをセラミックベアリングに変更してみます。
スティーズAのマグシールドベアリングはメカニカルブレーキの部分に入っていて、内径5mm、外径9mm、厚み4mmのサイズです。
規格品ベアリングとしては、内径5mm、外径9mm、厚み3mmとなるので、そのまま入れると厚みが足りず、ベアリング内径にあるカラーが飛び出す形になります。
またこのまま組み付けすると、ガタが出て、ベアリングを保持するための細い針金のリングが外れてしまう可能性があります。





そこで削り出した厚み1mmのポリプロピレンワッシャーを入れます。
内径にだいぶ余裕があるように見えますが、ギチギチに詰めてしまうとベアリング内径の軸にワッシャーが当たって抵抗となってしまい、ベアリングの意味がなくなってしまうのであえてこのサイズにしています。
ワッシャーサイズは内径6.5mm、外径8.9mmにしています。





元のワッシャーとリングを装着してマグシールドベアリングをセラミックベアリングに交換完了。

このスティーズAは、ぼろっっっぼろの状態を知り合いのT氏に頂き、アレコレ手を加えまくって復活させたもので、このマグシールドベアリングも完全に固着して1mm足りとも回らない状態でした。
パーツクリーナーに漬けながらグリグリ回して錆と磁性流体オイルを吐き出させ、オイルを塗布して使っていたんですが、回転は良いとは言えず。
それをセラミックベアリングに変更したので、その他のベアリングもほぼセラミックベアリング化していたのも相まって、回転がさらに軽くなりました。
錆と無縁になって、さらに回転も良くなり、メンテナンス性も大幅アップと、私にはすごーーーーく嬉しいカスタム。

そんなわけで、ワッシャー用意すればマグシールドベアリングは交換可能です。  


知り合いのT氏からベイトリールを頂いて数年、ベイト教の罠にハマり、今や立派なベイト教信者になってしまいました。
全くスピニングを使っていないので(最近始めた管釣りでちょこっと使っていますが)、リール保管棚をベイト専用に変更しよう!





まずベイトリール用のスプールをうまいこと整理したい。
現地持ち運びでも良い感じに使いたいので、できる限りコンパクトにすべく、3Dプリンターを使って自作することに。
毎度のFusion360を使ってモデリング。





基本的にはリールに装着したとき同様にベアリングと軸で固定しつつ、内部にダイソーのEVAを入れてエッジを保護。
蓋はロックとかなしで簡単に抜けないクリアランス。
ねじ込み分の設計がないので、必要最低限の設計となりコンパクト。





スプール棚はルアー切削で使っている桐材から削り出し。
ポケット加工してスプールケースが良い感じにハマるようになっています。
棚との固定は3Dプリンターで出力した接続パーツをそれぞれネジ止め。

あとは最近買ったブラザーのラベルプリンターP-TOUCH(アマゾンリンク)で印刷したラベルをスプールケースに貼って完成。
一目瞭然で便利。





次にリール棚。
そのまま乱雑に重ねても良いわけですが、スペースを極力有効活用しつつ、取り出しやすさも欲しいので、棚として自作することに。
毎度のFusion360でモデリングし、天板はCNC使ってアクリル板から削り出し、支柱はアルミ、接続部は3Dプリンターで作ってネジ止め。





アクリル削り出しの天板は面取り切削も。
面取りはとても気持ち良い。





昨年末からやっている部屋整理の一環でリール棚をいじってみました。
先日作ったロッドスタンドなどもここに保管したりで、ちょっとスッキリ。  


去年ちょろっとやったハゼクラからフィネスの釣りにちょこっと興味が出た結果、知り合いのT氏と共に管釣りやってみようぜ!という話になり、管釣りならたくさんロッド持っていかなきゃ!(フィネス用ロッド全然持ってないのに)となり、ロッドスタンドを自作してみることに。





毎度のFusion360でモデリング。
このロッドホルダーは以前から作っていたので、ロッドスタンド用にちょこっと修正した程度なので即完成。





毎度のAdventurer3で出力して、毎度のストーン調スプレーで塗装して完成。
メインの部分はスマホ用カメラ三脚(四脚)です。
使用したカメラ三脚はこちら(アマゾンリンク)
使用したストーン調スプレーはこちら(アマゾンリンク)




このままでは自重が軽い&重心が高くなってしまうので、ロッドを差した方に倒れてしまう可能性がある。
なので、なるべく重心を下げるためにダイソーの自転車用ボトルホルダーをマウントして、保温ボトルで重量を稼ぎます。
ボトルホルダーを固定したままだと、カメラ三脚(四脚)を折りたたんだ時邪魔になるので、蝶ボルトを使って簡単に取り外し可能にしています。





適当に作った割に結構お気に入りな自作ロッドホルダー部分。
ストーン調スプレーも相まって、市販品感あります。





接続部はカメラ三脚(四脚)付属のGoProマウントに使えるパーツを自作。
角度調整が効くので、ロッドを差したときに良い感じになるような微調整が可能です。





メインパーツが市販のカメラ三脚(四脚)なので、高さ調整が効きます。
管釣りロッドはロッドエンドが短いものがほとんどですが、代用出来そうなアジングロッドなんかはちょっと長いのがあったりするので、高さ調節が効くとロッドエンドが地面に着いちゃうとかを防げます。





カメラ三脚(四脚)が折りたたみ式なので、なるべくコンパクトに収納出来るようにしてみました。





出来たーと知り合いのT氏に言ったら「ロッド複数本差せなきゃダメでしょ!」と言われてしまったので、多連装型を急造。
カメラ三脚が四脚なので、脚の間にロッドが来るように角度を変えて、ロッドを差したときに垂直になるようにロッドホルダーに予め角度を付けたり。





出来ました。





左巻きのスピニング&ベイトを差したときに干渉しないギリギリの距離を取っています。
また中心付近の半円状の穴に指を突っ込んで持ち運べるようにもしてます。





保管時のサイズはアップしてしまいました。
ロッドホルダーは接続部とネジ止めされているので、ネジを外せばコンパクトには出来ますが、さすがに面倒なのでコレが通常時の最小サイズとなります。





早速実戦で使ってみました。
偶然にもロッドホルダーにタモのステーがピッタリ差せたので、とてもお手軽な釣行が可能。
ただ自作ロッドスタンドに自重がそれほどなく、バッカンタイプと比べるとどうしても重心が高くなってしまうので、ボトルの取り出し時にはちょっと気を使います。
でも普通に超有用だったので、滅多に管釣り行かない私にはもったいないくらいの便利アイテムでした。
3Dプリンターがあれば結構簡単に作れるのでオススメです!  


ウェーディング用として9年使ったマズメ レッドムーンライフジャケット4を最新の9に買い替えました。
使い勝手や変更点、ここが良いぞ!というレビューはおいおい…。





まずは今までかなり手を加えて使っていた4と同等以上の使い勝手にすべく、色々なアタッチメントパーツを自作して取り付けました。





毎度おなじみのFusion360で各種アイテムを装着するアタッチメントパーツをモデリング。





3DプリンターのAdventurer3で出力。
色々あってプラットフォームを自作アルミ削り出しに変更しての試運転も兼ねて。





安定した出力が出来るようになったので、そのままでも結構キレイだったんですが、ヤスリを入れて角の引っかかりをなくしたりしたのもあり、塗装を行いました。
塗装に使ったスプレーは

コレ。
隠蔽力や少しの凹凸を埋める能力がめちゃくちゃ高く、ザラザラな表面にしてくれて、一見すると市販品レベルのクオリティになります。





上がストーン調スプレーで塗装した部分。
下がマスキングテープで保護したヤスリを入れたまんまの部分。
1回の塗装で良い感じになるのも含めて、すんげーオススメです。





パーツが揃いました。
ロッドホルダーはヤスリが足りず、ちょっと段差が気になる部分があるけど、今更修正面倒だし!





右肩にフィッシュグリップのボガとアクティブエイガードをマウント。
レッドムーンライフジャケット9の肩ベルトの幅とぴったりな裏側のパーツを出力しており、それとネジ止めしているため、このホルダー自体を着脱可能。
あと実はコレ、3回出力し直しており、ボガの着脱のしやすさを詰めています。





左肩はちょっと見づらいですが、フラッシングライトホルダー。
合わせて、ターポリンポーチのズレとか揺れ防止の固定も兼ねています。
フラッシングライトの段差に合わせてホルダーを設計しているので、ライトがビタッ!と固定されます。
このホルダーはレッドムーンライフジャケット9の背面バックパックのバックルを利用してマウントしており、ホルダー自体を着脱可能。
背面バックパックは普段使わないので取り外していますが、もし使うことがあったとしても利用出来るようにしてます。





RBBのターポリンポーチにロッド&針外しホルダーをマウント。
ターポリンポーチに穴をあけて、ターポリンポーチの内側に当板を入れ、裏側からネジ止め。
使ってるポーチは

これ。6.5インチクラスのでっかいスマホも入ります。






右肩のボガの下には明るいサブライト用のホルダーを縫い付け固定。
これは私の汎用ホルダーとして設計されており、アクションカメラなどもこのホルダーで固定しています。
落下防止の小型バックルもアリ。





時計固定用のDカンも自作。
ベルトに通していますが、サブライト用汎用ホルダーを縫い付けてしまったため、破壊しない限り取り外しが不可能に…。
うーん、ちょっとミスった。
汎用ホルダーはベルトにネジ止め固定方式にすべきだった。






ターポリンポーチの下に赤色常灯のメインライト用ホルダー。
これはフィッシュグリップホルダー同様、ベルト裏側を通したパーツとネジ止め。
さらにターポリンポーチ下部に縫い付けたループをこのホルダーに通して引っ張る形で固定しており、ターポリンポーチのズレ&揺れ防止も兼ねています。
落下防止のマジックテープを縫い付けるための穴も開けていたものの、結構ガッチリ固定出来ているので、マジックテープは縫い付けていません。





左前面ポケットには
以前作ったマズメ レッドムーンライフジャケット左前面ポケット用自作ルアーケースを継続使用。
レッドムーンライフジャケット5だか6あたりから、左ポケットのサイズがアップしたので、現行の自作ルアーケースだとちょっと余裕が出来た感じ。





今後10年くらい、ウェーディングはこのフローティングベストで戦うことになる予定。
ということは、このフローティングベストを持って肉体&年齢的にウェーディング自体引退する可能性が結構高く、最後のウェーディング用フローティングベストとなりそう。
気持ち良く使えると良いなー。
  


海でベイトリールを使うと毎釣行後にメンテナンスしても錆や塩噛みが発生してしまう。
いくつかウィークポイントがあるわけだが、メンテナンスしづらく、使用感にダイレクトに来るのがウォームシャフト両端のベアリング。
ダイワのチニング用ベイトリールのシルバーウルフは、ここをあえてプラカラーにしているくらい、海水使用ではウィークポイントとなってしまう。
このベアリングはEリング固定なので取り外しづらく、ウォームシャフトギアの隙間からオイルを指す程度が通常メンテナンスの限界。
しかしこれだと錆びてしまう。





そこで卓上フライスを旋盤的に使ってこんな治具を削り出しした。





ベアリングを治具に固定し…。





パイプにグリスを詰めて…。





にゅるっと押し出すと、ベアリングの隙間を通って治具下部に空けてある穴からグリスがニュルニュルと出てくる仕組み。





これでベアリングの中にグリスを圧入出来るわけだ。





押し出す側からグリスが漏れてしまうので、押し出す側にもOリングの溝を削ってOリングを入れて密閉度をアップ。





ウォームシャフト両端のベアリングをグリス化すると、巻きは若干重たくなるが、ノイズが減ってヌルヌル感が増す。
このベアリングが錆ると巻きが猛烈に重たくなることを考えると、グリス化は精神的にもとても有効。


同様の機能を持ったものが市販されているので、錆びやすい箇所のベアリングをグリス化してみては!?  


以前、ダイワのベイトリール18ジリオンHD亜種のHRFソニックスピードに自作ドラグクリッカーを追加したものの実釣すると音が小さい。
ドラグクリッカーがドラグ性能に影響を及ぼさないよう弱い板バネを入れたため、クリッカーギアを弾く音が小さくなってしまったのが原因と思われる。
ドラグクリッカーの方式を変更し、再度作ってみることに。





と、思ったのが去年2022年12月。
Fusion360で3DCADデータやCNCで削るためのCAMデータを組み、いざ出力というところでCNCのコントロール基板から煙が!
使用しているCNC3020付属のコントロール基板が全く使えなかったため、電源、基板を別途購入、ボックスを自作し、配線を組んでプローブなどを追加した経緯から、パーツを交換すれば直る。

1.容量小さい電源を注文
->起動しない

2.容量大きい電源を注文
->起動しない->壊れてるのコントロール基板だった

3.アママケプレで3軸基板注文
->4軸が届く->返金&4軸破棄して

4.アママケプレ違う店で3軸基板再注文
->また4軸が届く->返金&4軸破棄して

5.Aliexpressで3軸基板再々注文
->無事3軸納品&交換起動&動作確認

壊れてから復活するまで4ヶ月ちょっと経過、もちろんその間CNC作業ストップ。






よく見たら交換前のコントロール基板はX軸関連のチップが焼け焦げていた。
最初からしっかり確かめておけば、時間を無駄にせずに…。





紆余曲折あったものの作業再開。
新型クリッカーギアに変更するには、ドライブギアに接着固定した旧型クリッカーギアを取り外す必要がある。
エポキシ接着剤で接着しているので、ヒートガンで熱して取り外し。





3DCADのFusion360での設計は割と追い込んでピーキー寄り。





4ヶ月ぶりくらいに復活したCNCでいきなりピーキー寄りの切削物。
両面切削はズレを防止するために捨て板治具が必要になり、事前準備含めてとても面倒。





クリッカーギアの裏面に段差を作り、ドライブギアのドラグワッシャー位置を固定する段差と合わせる。
接着固定する際に接地面積が増えて固定力アップ。





ドライブギアに自作クリッカーギアが乗る形。





軽くバフを掛けてバリを取る。





ドラグ音の方式はスティーズAと同様の方式。
ドラグディスクに横穴を開け、バネとピンを入れて…。





バネでピンを押し出し、クリッカーギアにピンを当てる事によって音を出す。
なおこのピンは直径が1.7mm程と小さく、旋盤を持っていないので作るのが大変。





クリッカーギアをエポキシで接着固定し組み込み。
ドラグディスクに差し込んだピンが、クリッカーギアに当たっているのが見て取れる。
ドラグが出る際はドライブギア(クリッカーギア)が時計回りに回転するため、クリッカーギアの歯はピンが引っかからずに滑っていく形状にしている。




スティーズAのドラグ音との比較動画。
動画では分かりづらいが、実際は今回作ったHRFソニックスピードのドラグ音の方が金属的な音がする。
スピニングのドラグ音に近いのが自作ドラグクリッカーver.2を追加したHRFソニックスピードで、クリック単音のボリュームもHRFソニックスピードの方が少しだけ大きい。
スティーズAの方はクリッカーギアがたぶん樹脂のため、実際の音はちょっと低く聞こえる。
ただクリッカーギアの歯数はスティーズAの方が多いため、より細かく連続してドラグ音が鳴る。
トータルとしてはどっちもさほど変わらない音量だが、HRFソニックスピードの方がボディが大きく空間があって響くため、単音自体は大きく聞こえる。

かなり良い感じになったので改良成功と言える。
私の製作環境でこれ以上を望むのは「技術的には可能です」というレベルに片足を突っ込む。
CNC復帰第一弾としては重たい製作物だったが、満足行く結果で良かった。  

自転車釣行ではロッドの持って行き方が困りごと。
市販のロッドホルダーもあるが、自分が求める物を作ってみる事に。





毎度のFusion360でモデリング。

求める性能は
 ・前カゴの横にホールド
 ・リールの位置は若干下
 ・ホルダー本体の着脱可能
 ・傷を防ぐ

市販品の多くはハンドルマウントだが、これだとロッドの位置が高くなり、街路樹などにロッド先端を引っ掛けてしまう可能性がある。
また前カゴを付けていると、ハンドルマウントは難しい。
そこで前カゴの横にマウントする形に。
2ピースロッド&リールを付けたままマウントしたいので、筒に通す形ではなく、抱きかかえ+下部で支える形。
また釣行時のみ取り付けたいので、ホルダーごと着脱可能にする。





FDM型3DプリンターのAdventurer3でPETGフィラメントにて出力。





今回は塗装もするため、軽くヤスリがけ。





ストーン調スプレーで塗装。
ディティールは失われやすいが、軽めの積層痕をごまかしてFDM型3Dプリンターの出力品とは思えない感じに仕上げてくれる。
サーフェイスを整えるのはとても面倒な作業だが、1発でここまで仕上げてくれるので、使い勝手は素晴らしいの一言。







細かい調整加えつつ仮設置。
気になる点がいくつかあったものの、方向性は悪くない。





ロッドに合わせて中間のベルトで止める部分をスライドさせて合わせる事が出来る。
割と良い感じではあるが、厚2mmのアルミ板では剛性が足りず、ちょっと揺れてしまう。
コの字やパイプにすべきだったか。





実際に使ってみると想定通りで良い。
ただ懸念していたアルミ板の強度不足から、重たいタックル構成だとアルミ板が曲がってしまう。





スライドレールをコの字アルミに変更して、各パーツを3Dプリンタで再出力&ヤスリ掛け。





塗装などしてコの字アルミ版完成。
強度、剛性ともに大幅に改善。





移動中にロッドが視界の邪魔をすることもなく、人などとすれ違う時に万が一引っ掛けてしまう心配もなくなった。
納得行くクオリティもあり、作りたかった自転車用ロッドホルダーを実現出来たので大満足な一品。  


過去ログにあるように、知り合いのT氏から譲って頂いた折れたシルベラード762MLを修理してチニングで使っているんですが、ごんずいさんの折れたシルベラード762MLも修理することに。

2022/10/07:折れたシルベラード修理
2022/10/14:折れたシルベラード ソリッドティップ化

そんなわけで、SABALOに行ってマグナムクラフトのソリッドティップを購入。





私がT氏から譲っていただいたシルベラード762MLは3番ガイドのちょい上で折れていましたが、ごんずいさんのは4番ガイドの付け根で折れており、ここから上をソリッドティップ化すると400mm必要。
ソリッドティップは中身が詰まっているので、チューブラーと比べると先重りや感度が落ちるデメリットがある。
チニングロッドのソリッドティップとしてはちょっと長いイメージで、正直微妙になりそう。





ソリッドティップ化するには、ソリッド側の外径、チューブラー側の内径が一致しないとスカスカで抜けてしまう。
4番ガイドの内径は2.8mmくらいだったので、マグナムクラフトSo.10を購入。
カタログスペックより0.1mmほど太いけど、どうせ好みの径に削るので大きな問題はない。





4番ガイドを引っ剥がして、リューターにダイヤモンドカッター付けてカットし、断面を整え、内径をテーパ気味ヤスる。
ソリッド側もテーパで削っていって、互いの接地面積が少しでも大きくなるように調整。
ソリッド側の一段細くなっていってる部分は元の差し込み部で、径が全く合わないのでカット。





微調整掛けつつ、こんな具合かなーってところまで。





上:今回作るソリッド
中:前回作ったソリッド
下:先端5cmほどカットしてガイド位置整えたチューブラー

7.55ftくらいにしようかなぁーと、ソリッドの径を測ったり、曲げを確認しながら削っていく。
真ん中の3番ガイドから上をソリッド化したやつでも、チューブラーと比べると感度は結構落ちてしまうので、今回のはチニングロッド感はかなり下がってしまう気もする。
ソリッドなのでカットや削ぎ落とし具合は自由に調整可能ではあるが…。





ソリッド部の先端を少しずつカットしながら曲がり具合を確認しつつーと思ったら、マスキングテープ貼るサイドを間違えて、カットした際にティップ先端がささくれのように裂けてしまった!
ぐえぇぇぇ、これはお蔵入りだ…。





とりあえず、ささくれ部がなくなるまで径を削ぎ落として行ってみるか…と加工してチェックしたところ、いわゆるソリッドティップ感が強いベンドカーブになっていく。
ソリッドティップ感をちょっと残しつつ、悪くない曲がりまでちょっとずつカットしていってみると「コレはコレで?」と案が浮かんできた。





加工続けると悪くない感じだったので、ごんずいさんには今回加工したソリッドティップか、前回加工したソリッドティップかと使い比べて選択して頂いて、余った方を私が使おうと言う事で続行。
ソリッドティップ部にコーティングを掛けて、チューブラー側と接着合体。





スレッド巻き巻き。
4番ガイドを引っ剥がしたときの後処理部分があんまりよろしくなく、覆い隠すようにスレッド巻いたらちょっと長くなってしまった。
単色スレッド巻きならだいぶ見られるレベルになりもうした。





エポキシコーティング。
冬場は寒いので硬化待ちが長い。





完成&試投!
全長217cmなので、正確には7.11ftだけど、このあたりはメーカー表記かなり適当なので、シルベラード換算だと7.22ftってところかなぁー。
私もごんずいさんも7.6ft前後のチニングロッドはすでに所有しており、ごんずいさんはシルバーウルフAIR83Mも購入予定。
感度ダウン、先重重り感&ダルさアップの7.6ftソリッドティップで復活させるより、思い切って短くして感度を上げ、トップを扱いやすい仕様に変更の方が特化型として使う場面があるのでは?とこの長さで復活させてみました。

試投してみると、さすがに7.6ft前後のロッドと比べたら飛ばない。
長さが足りなくて、もうちょっと遠心力使いたいのに!が出来ず、ぶん投げる釣り向きではない。
ただ感度や操作性はかなり良く、トップでのドッグウォークなどはロッドの先がないダイレクトな感覚で非常に使いやすい。
トップや近距離を打っていく釣りだと、7.6ftより圧倒的に取り回し含めて良い。





ごんずいさんに以前作ったソリッドティップ化シルベラード7.6ftと、今回作ったソリッドティップ化シルベラード7.2ftで使い比べして頂き、気に入った方をお渡しする試投会。
感度や操作性含め、持ってるロッドから7.2ftが使う機会が多いだろうということで、無事7.2ftを納品。

そして渋い中、入魂。
繋ぎ目などはかなり強度高めセッティングにしましたが、魚掛けて渡す事が出来なかったので、ひとまず強度的な問題も無事クリアということで。
写真はバイト直後の合わせで一番強度掛かってるシーンで、シルベラードって結構曲がるんだなーと。



今回のシルベラード762MLソリッドティップ化は、4番ガイドからの繋ぎということで、当初は先重り感や感度の不安が相当ありました。
製作途中にミスで7.2ft化の方向に舵を切ったわけですが、ソリッド感を少し残しつつ、チニングロッドとしての感度や先重り感を減らすラインを確認しながら調整。
結果として面白い味付けになったのではなかろうかと。
というか、私のソリッドティップ化した7.6ftシルベラードもコレにしたいくらい個人的に好きな感じ。
特化型ロッドとして選択肢が増えるのは釣りの幅が広がって楽しいですよねー。  


オカッパリ用フローティングベストに装着しているフィッシュグリップは、X-B◯NDのパチモノっていうかOEM?なのを使っています。
このX-BAN◯、ボガよりフィッシュグリップランディングしやすいんですが、バネが弱くてキャッチした魚を落とす事が多々…。
2017年から使っているので違うのを買うかー。となる前に、バネ部を改造して良くなったら使い続けようと改造を決意。





まずはバネを線径が太いのに入れ替えちゃえば良いんじゃね?と安易に考えて、aliexpressで近いサイズのを注文。
上が元ので、下が注文したバネ。
バネは外径、線径、自由高(長さ)の他に、コイル数があるはずで、これが規格化されているはずだけどaliexpressの写真だけじゃ全くわからない。
コイル数がわからないと縮小されたときのサイズがわからんので、正直ぴったり合うのを買うのは博打すぎて無理でした。
あと元のバネが結構特殊なサイズで、そもそも同じサイズをaliexpressで見つけられず。
モノタロウとかでも自由高が足りないのばっかりで、同じものすら購入難易度が高い。





このまま引き下がるわけにはいかん!と構造からなんとか出来ないかを探ってみる。
バラして組み立ててを繰り返す際、このバネを食い止めるネジがM3.5という、めっっっっったにお目にかかれない規格で設計者出てこいレベル。
アルミ厚が4mmあるので、一般的なM3かM4で良いじゃねーかと。
さらにこのネジは横からバネで押されるのを抑えながら締め込む必要があるので、ネジ穴にセンターが合わせづらく、めちゃくちゃ締めづらい。
ネジをM3にして、溝に中空スペーサーをハメてバネを抑えつつネジのセンターを出して締める構造にしてくれよ!





やりたいのはこのバネが強くなって、トリガーを引いて離したときに「ガショッ!」と勢いよくグリップが閉まって欲しい。
バネがびみょーに弱いので「にゅるるる」と戻ってしまい、戻りきらずに弱くグリップしてしまうため抜けてしまう。
常時バネに圧縮させる力がかかり続けるレベルが良いということ。





Fusion360と3Dプリンターでこんなアタッチメントパーツ(左)と治具(右)を作ってみた。
このレベルなら適当な素材をヤスリで削っても出来るけども、3Dプリンターのが楽なのだ。
あとここ10年くらい、自分のアナログ力を信用出来なくなってきたので…。





写真はバネを取り外した状態だけど、アタッチメントパーツをネジの横に配置して、45mmの自由高のバネを40mmくらいに常時圧縮させる。
このままだとトリガーを引いたときにトリガーの軸がアタッチメントに当たってしまい、グリップが開ききらないので軸をアタッチメント分カット。
これでトリガーを引いていないデフォルト状態でも、トリガーはもっと戻りたいよーって状態にしている。

あ、アタッチメントの左右の方向が逆です。
孤の方がネジ側。





一緒に作った治具を使って、ネジを締め込む。
この治具はこのネジのガイド的な役割があり、こんなちっこいパーツでも有る無しで締め込む際に雲泥の差。
それくらいこのネジ締め込みづらい。




ガショガショ動くようになった。

ちょっとの改造で使い勝手が良くなると嬉しいもんです。




  


おなじみダイソーにて100円で売っている針外し。
シーバスは口がデカいのでルアーが飲み込まれてもそれほど必要性を感じなかったんですが、チニングだと「合わせ」を遅らせる必要があるバイトが多いため、ルアーが飲み込まれる事が多く、さらに口が小さいのでペンチが入りづらくて外すのに超苦労する事が多々。
私は基本バーブレスにしているのでまだマシですが、それでもできる限り素早くスマートにリリースしたい。
なわけで、ダイソー針外しを導入。





むかーーーしの針外しに比べて色々工夫がされていて、これが100円ならすんげーお得。
細さも長さも形状も必要十分。
特にチニングでルアーが完全に口の中に入っているのを外す場合、ペンチとは雲泥の差。
バーブレスを使用しているのもあって、スルッと取れます。





ただこの針外しのサイズがちょこっと長く、ルアーケースに入れようとすると一番長いスペースが必要です。
チニングの場合はワームが小さく、ルアーケースを細かい仕切りで区切るので、収納が悩ましい。
もう手放せないアイテムだし、マウンターを作ってフローティングベストにマウントしちゃおう!とFusion360でモデリング。





まずはウェーディング用のフローティングベストにマウント。
自作のロッドホルダーの横のスペースを利用。

3Dプリンターで印刷して、ちょこっと保持力を上げるために磁石を埋め込んでいます。
ダイソーの針外しの基本素材がステンレスのため磁力はないんですが、先端付近に磁石が埋め込まれているのでコレを利用しています。
ゆるゆるでもなく、きつきつでもない感じで、ガシャガシャ動いても落ちない程度でマウントされています。
シーバスでもたまにルアー丸呑みされるので活躍出来ますね。





結構良い感じだったので、オカッパリ用のフローティングベストにも。
こちらはフローティングベストに縫い付ける形でマウント。
こういうのをサクッと作れる3Dプリンターは便利。





おまけ。
ついにダイソーでPEラインが発売されていました!
300円で0.8/1.0/1.5号の100mを確認。
0.6号もあるみたい。





セリアに続いてダイソーでもフィッシングメジャーが発売。
セリアは80cmまでですが、ダイソーは100cmまで!
メーターシーバス釣らなきゃ大丈夫ですね。





ダイソーメジャーはセリアのと違って、色分けがあり、精度も出ています。
セリアのは正確性にちょっと欠けます。
メジャー買うならダイソー一択って感じですね。