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さて、半年以上前にRBBのPUウェーディングジャケットというのが安かったので買ってみました。

寒がりな私は冬のウェーディング装備はガッツリ着込みます。
上はシャツ+綿のハイネック+薄手のダウンジャケット+ウェーディングジャケット。
下はネオプレーンウェーダーにタイツ+セパレートタイプの5mmウェットスーツ、靴下+ネオプレーン靴下。
さらに目指し帽、凍えちゃうよ!って日はマフラー+ハクキンカイロやタイツを裏毛3mmウェットに変更。
グローブも分厚めのネオプレーングローブの右手人差し指+親指部分だけカット、さらに薄手のインナー手袋+手を濡らさないためのゴム手袋、おまけに手首が外気に触れると寒いのでネオプレーンリストバンド。
フル装備では明らかにやべー奴です(;´Д`)

基本的に肌が外気に触れなければ大丈夫ですが、風が強い日なんかは中のダウンジャケットを貫通してくる事があり、これで気温が低い日にフル装備になる感じです。
今年は暖かかったのでここまで着込む必要はありませんでしたが、それは今回買ったRBBのPUウェーディングジャケットの効果がめちゃくちゃ高かったからでもありまして、私なりのインプレを書いてみます。





まず生地。
公式サイトによると

表/ポリウレタン100%
裏/ポリエステル100%
中綿/ポリエステル100%

こうらしいです。
特に表のポリウレタンが重要で、透湿性など全くなしの完全防水。
そのため風など全く通しません。
汚れにも強いんですが撥水効果はほとんどないので、水に濡れるとべちゃーと水が生地にまとわりつくというか、広がる感じです。
でも貫通はしません。
そのため熱が中にこもり、めちゃくちゃ暖かいです。
寒がりな私ですが、正直冬以外は暑いくらい。
気温が15度を上回ると確実に暑い、12度くらいでも中に少しでも着込むと暑い、10度以下でやっと本領発揮、5度以下でも着込んで動いちゃうと暑い。
体温調節が難しいくらい暖かいです。





現物を見ないで通販したので、中の構造が気になっていました。
背中の部分に綿のような裏毛があり、完全防水を謳っているので「ディープに浸かったとき、こっから浸水して中でタプタプしたり、乾かないんじゃ…?」と。





実際のところは確かにこの裏毛の部分からドバーと浸水します(お風呂に浸けて実験しました)。
でも下の縫い目からちょろちょろと排出されます。
また裏毛部分は綿ではなくポリエステル?みたいで、濡れても不快な感じは続かず、比較的早く水が排出というか落ちます。
少なくとも濡れっぱなしで乾かないということはありません。





表生地に使われているポリウレタンというのは強いけど伸びが少なく、かなりごわつくのが普通みたい。
このPUウェーディングジャケットはさすがに釣り用に作られているだけあって、釣りで不快にならないような立体裁断が用いられています。
腕が上げやすく動かしやすいような裁断になっていますし、肩の部分もかなりゆったりと作られているため、動きづらいということは全くありません。
むしろワンサイズ上の大きさという感じで、余裕がある作りです。





このPUウェーディングジャケットには姉妹品としてPUウォームスーツというズボン付きのタイプもあります。
これとの大きな違いは、PUウェーディングジャケットの方はウェーディング時に水の侵入をなるべく抑えるため、腰回りにネオプレーンの滑り止め&フィットさせるためのバンド加工がされています。

あとディープで浸かった場合を考えて、お腹周りのポケットの有無です。





ディープに浸かると隙間からジャケットとウェーダーの間に水は入ってくるわけですが(これはどのウェーディングジャケットでも同じです)、このネオプレーンバンドのおかげで突然の波やうねりでの浸水速度は確実に落ちます。
あとはネオプレーンが滑り止めになるため、ジャケットが固定され、キャストでジャケットがズレて生地が重なって不快になることがありません。
バンドはマジックテープ止めになっていて、ネオプレーン部分もあるので比較的伸びて調整しやすいです。





袖口は2重構造になっています。
外側はかなりゆったりめの構造になっており、マジックテープで調整出来ます。





内側はネオプレーンによるカフスになっており、水の侵入をかなりガッツリ止めるようになっています。
そのためこの袖口がかなり狭く、着るのは良いですが、脱ぐのは結構大変。
手が大きかったり太い方は難儀するかも。
カフス部分を摘んで脱ごうとしても細身の私ですら厳しいので、外側の袖口を持って引っ張ったりして脱ぎます。

また使用するグローブによっては手首とグローブの間に隙間が出来やすいです。
私は2重袖口の間にリストバンドを入れて外気を遮断しています。
2重袖口自体はかなりゆったりした作りなので、ものすごく分厚いリストバンドを折っても入ります。





設計者の人、気を使ってるな!という部分では、ファスナーの上部分。
最大限までファスナーを上げた際、裏生地が顔に当たるため、比較的パリパリしたポリウレタンだと縫い目が痛かったり不快です。
ここに内部の裏毛同様の生地加工がされており、顔に当たっても柔らかくて気になりません。
よく出来てます。





フードは先端ツバがちょっと硬めに出来ているため、雨粒が顔や頭に落ちづらくなっています。
絞り用の紐もあるので、風で飛ばされづらくも出来ます。
またフードも風を全く通さないため、風が強くて寒いときに被るとかなり暖かいです。

ただ問題が一つ。
フードを収納する機構がないため、ツバの部分を軸として織り込んで首筋に巻きつけておくしかありません。
結構嵩張るフードなので、これやると首の可動範囲が落ちます。結構不快です。
フローティングベストの背中にタモをマウントする方だと、ちょっと邪魔だなーって思うかも。
私の場合はそこまで気になりませんが、やっぱりちょっと邪魔です。





総じて買ってよかったです。
とにかく暖かいので、私みたいな寒がりなのに冬場にナイトウェーディングやる方にはおすすめ。
冬場のボートとか陸っぱりやる方にもおすすめできますが、そっちメインなら姉妹品のPUウォームスーツでも良いかも。

アマゾンだと結構投げ売り価格なので、来年用に買っておくと良いぞ。