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まだまだ残暑で秋には早く、ナイトウェーディングするにも1ヶ月以上早い。
そんなんでもちょこっと行ってみると、ホゲずにアベレージより良いサイズやゲストなんかもキャッチ。
予想に反して幸先良いぞ…。
もしかして今年は青物も来るか!?





ホームのウェーディングではかなーーーり珍しいキビレ。
今まで全く釣れた事がありませんでしたが、今年に入って突然3匹キャッチ。
しかも今回釣ったのは40cmくらいで良い型。
旧江戸方面から出張してきてるのかなー( ´∀`)





シーバスも60あるなしくらいが来ます。
時期にもよりますが、浦安は旧江戸以外アベレージが40~45cmくらいなので、海では結構良いサイズ。





銀ピカで良い魚体の60cmくらいも。
こいつはタモ入れしようとしたら直前で反転、ラインが昌栄のフレックスアーム(タモのコ字ジョイント)に挟まって大変な事に…。
なんとか切れずにキャッチ出来ましたが、めっちゃ焦りましたよ(;´Д`)

キビレもシーバスもかなり銀ピカで綺麗だったので持って帰って食べてみようかと悩みましたがリリース。
ほんとはカマス狙いで来たとかナイショ( ´∀`)





海の状況は爆発しそうな要素がかなりあります。
写真の白いのは1mmくらいの稚魚で、辺り一面湧いてます。
それを捕食するイナッコの群れ。
その中に10cmくらいのイワシも少数混ざっており、どうやらコレを狙ってフィッシュイーターのシーバスやキビレも参戦。
ただイワシもシーバスも数が少ないため、1発逃すと終わり的な…。
イワシの群れがコレに気付いてくれれば…ッ!




◆◇◆

DIYその1:エアーコンプレッサー修理

色々な事に使っている静音タイプのエアーコンプレッサーが数ヶ月前よりエア漏れを起こしており、原因箇所と思われる圧力スイッチのゴムパッキン(ダイヤフラム)割れをバスボンドで埋めたりしてたんですが、先日とうとう盛大にプシャー!とエア漏れ。
バラしてみたら、ゴムパッキンが完全に割れておりました(;´Д`)





販売元の高儀に連絡してみたら、パーツ単位での販売はしていない。と大変ファック残念な返答。
輸入販売しているだけだから、スイッチごとなら売れます。5000円くらいです。と言われてまして…。
たった1個のゴムパッキンがあれば直るのに、そんなんに5000円も払えるか!と、対象パーツをCADでモデリングし、CNCで削り出してみました。





この時点での私の想像では、タンク内の圧力が高まるとゴムパッキンが盛り上がり、写真中央の凹んだ円の部分が押し上げられ、スイッチが自動的にOFFになる。というアナログなシステムではないかと予想。
ということは、同じ型の樹脂パーツでもちっこい穴開ければ、空気の圧力で押し上がるのでは?
あとは調整バネの方を締め込めばいけるっしょ。と。





で、こんな感じで作ってみたものの、ものの見事に失敗。
盛大にエア漏れの音がします(;´∀`)
圧力スイッチ側の押し上がるパーツは、摺動するために隙間があるようで、そっから漏れてるみたい。
削り出した樹脂パーツの穴を塞ぐと空気は入るものの、自動ストップしないので大変危険。





結局シリコンシーラントにタルクという粉を混ぜて多少硬度を上げ、それを直接このゴムパッキンの部分にぶち込み成形。
あとは固まるまで数日放置したら無事成功し修理完成。
圧力スイッチの締め込み調整が結構ピーキーで、締め込みが甘いと圧力開放弁が動かなかったり、締め込みすぎると自動停止はするのに自動スタートはしなかったり…。
あれやこれや調整して、無事正常動作に至りました。
直って良かったす。




◆◇◆

DIYその2:ダイソー単3x1本LEDライトランタン化

つい最近、ダイソーで販売開始されたと思われる、単3x1本タイプのLEDライト。
以前、シルクという100均でも同じようなのを見かけたんですが、また今度でいいか。と思ったら、その後見かけず…。
ダイソーで売られてるなら暫くは販売されると思われますが、とりあえず2本確保ー!(`・ω・´)ゞ

ランタイムは5~10時間らしく、表記通り15ルーメンほどの明るさしかありません。
結構暗い。
でもこの微妙な明るさのが欲しかった!
あと単3x1本重要。
単4x3本は重たい、ランタイム短い、単3エネループしか持ってない。





ナイトウェーディングの常灯前照灯として使用出来る明るさなので、早速ランタン化してみましょう。
ダイソーで化粧用品?のこんな感じの乳白色のボトルを買ってきます。





これを適当にカットすると、ピッタリはまります(゚∀゚)
150円で良い感じの単3x1本なランタンライトの完成ヽ(´ー`)ノ





Fenix LD20のランタンキットの最弱設定と比べるとこんな明るさ。
結構良いと思います。

ただ安いだけあって問題も。
まず点灯モードがONとOFFしかありません。
さらに防水加工も一切ありません。
本体も樹脂製で高級感なんてゼロです。
スイッチON直後、1秒ほど明るさが不安定です。
普通に使おうとすると暗く、スポットも微妙で、正直使い物になりません(;´∀`)

でもナイトゲームの常灯用の前照灯としては、かなり優秀かと思います。
びみょーな明るさなので、シーバスへの影響は限りなくゼロに近いです。
ナイトゲームやる方は、陸っぱりでも安全対策用に買ってみても良いかと思います。
すっげー安いしね(;^ω^)




◆◇◆

DIYその3:ルアーリペア

先日APIAのバグラチオンというルアーを保護。
本体ひび割れ、塗装9割剥げ状態で、まーなんとも無残な姿。
適当にヤスって、ヒビ割れ部分にエポキシを薄っすら流し込み、塗装は上記のエアーコンプレッサーが壊れていて出来なかったので、アルミテープで適当補修。
最後はウレタンどぶ漬け1回で終了。

固定重心の所謂ジャークベイトらしく、うーん…使うかなぁ…。
とりあえず1回投げてみて、使えそうだったらもっとしっかり補修すればいいかなーと。

このルアー、RED中村氏のプロデュースらしい。
氏はよく「やる気のある魚は食ってきます!」と言いますが、やる気のある魚はどんなルアーでも食ってくるよ!(;´Д`)
やる気のない魚をどうやって食わすか。の方が重要なのでは?と素人ながらに思うわけです。

でもまー、ジャークベイトみたいな積極的に掛けに行くルアーってのは面白いですよね。
私が攻撃的に掛けに行く場合、ローリングベイト使っちゃうけど、他の選択肢としてそのうち使ってみたいと思います。  

だんだんと昼夜の潮位が反転し始めるこの時期、いくらなんでもまだナイトウェーディングやるには早いんですが、ちょこっとやってみました。
先週の内房&南房で全くのノーバイトだったので、ホームでアタリを取りたくて!
しかもこの時期、カマスが釣れる可能性もあるし!で、密かにカマス狙いです。
イワシが入ってくればワンチャンあるで!(゚∀゚)





予測潮位も高いんですが、実測潮位も若干高く、いいとこ30mくらいしか浸かれない感じ。
台風の影響かうねりも若干あって、これはホゲるか?とチートルアーでテンポ良く探っていくと良いアタリ。
アップクロスに投げてのヒットだったため、こっちに走ってきて重量感低く、ありゃー小さいか?と思ったら寄せた後から大暴れの悪くないサイズ。
まぁ爆光ライト焚いたらね(;^ω^)





50有る無しくらいのアベレージよりちょい上くらいのシーバスでした。





ついでに動画。





ライト焚いたら5~10cmくらいのベイトが辺り一面ぴょんぴょん跳ねるけど、たぶんイナッコ。
海のシーバスはグルメなもんで、イナッコがどれだけ居ても活性上がらないんですよねぇ…。
イワシ入ってないっぽいし、こりゃーダメかなー。と思ったら、ロリベのフォールでコンッと当って、お?とリフトしたらスレで10cmくらいのチーバスが(;´∀`)
に、2キャッチ!(ぇー

開幕戦どころか、オープン戦にすらなっていない、自主トレーニング状態の時期ですが、今秋というにはまだまだ夏な今季初のナイトウェーディングで釣れたのはよかったーヽ(´ー`)ノ
去年微妙だったから、今年は当たり年だといいなぁ。




◆◇◆


先日DIYしたダイワのエンジンプレート用アルミネジ、かっこ悪すぎたのでバフ掛けしてピッカピカにしてやったヽ(`Д´)ノ





プラスネジはメンテナンス性高くて満足。
ついでにナイトウェーディングで久々に使ったら、なんか違和感があったのでバラしてみたら、ボディ止める3つのネジのうち2つが緩みまくり。
前回メンテしたときに締め込み忘れたらしい(;´Д`)
危ない、危ない…。
でもまぁ、こういう違和感を得られるのが05イグジストの良さでもあります。
良くも悪くもピーキーなリールです。
もう限りなく限界に近いので、そろそろ退役で殿堂入りかなぁ。




◆◇◆


井上友樹(ジャンプラ)信者であり、コアマン信者でもあり、オヌマン信者でもある友達情報。
アマゾンでエクリプスのレクシータ安いです。
現時点で47%OFFくらい。
見てた限り元々12本在庫があって、結構前にどーんと値下がった時に友達が1本買ったら通常価格に戻り、今また値下がり始めたっぽい。
アマゾンは長い間在庫で売れ残ると、無慈悲な値下げするので、たまーにこういう出物がありますよね。



ついでにsasuke75も一部のカラーが安い。
sasukeはアマゾンで定期的に変な色が投げ売りされるんで、中古で買うよりアマゾンを定期的にチェックして買った方がお得感あります。
sasuke75結構良いと思うんですが、軽いルアーを投げられるロッドじゃないとちょっと厳しいかも。
シマノ、ダイワならLロッドクラスなら十分行けますね。
ランガンしながら際なんかを打っていく時に使えます。
浦安だとテトラのゴロタ際なんか良いです。
そんな潜らないため、根掛かりロストする可能性も低いので、私も結構使います。  

Posted by さ at 2016年08月22日Comments(2)釣り動画

ダイワの中級機種以上では、ギアの噛み合わせを極薄ワッシャー(シム)で調整出来るようになっており、これで多少のガタは修正出来ます。
それを止めてるのがドライブベアリングカバー(以前までエンジンプレートって名前だったような…)
そのカバーを固定するためにM2.6/2.45mmのネジが使われています(画像赤丸)。
でもこのネジ、頭の外径が3.9mmくらいと特殊なサイズで、一般的に流通されていません。
そもそもM2.5~2.6のネジ自体、流通量が低いんですが…。

で、このネジ、たぶん材質がアルミで非常にナメやすい。
ガタを取るためのシム調整では、開け閉めを頻繁に行うため、メンテナンス以外でも結構ナメます。
というかワタクシ、恥ずかしながら若干ナメました。





前々からこのネジをなんとかしないとなぁ。と思っていたわけですが、上記の通り特殊なサイズ。
リールの値上げに伴い、ダイワからオフィシャルで買うと200円…ちょ!高くね?

というわけで同じようなモノを作ってみましょう。
アルミ小鍋M2.6/4mmをMonotaROで見つけたので、ちょっと前に他の注文ついでに買ってみました。





この小鍋、頭の外径が4.25mmくらい、長さが4mmと、デフォルトで付いてるネジより大きい。
外径はなんとかギリギリ入りそうな気もしますが、長さはどうにもなりそうになく、確実にドライブギアに当って回転しなくなる。

というわけで、頭の外径はCNC使って4mmに、長さはフライスで2.5mmくらいにしてみます。
旋盤あれば一発なんですけどねー





右:デフォルトネジ
真ん中:加工済みネジ
左:買った小鍋M2.6/4mm





大体こんな感じ。
M2.6のタップは買ったんですが(300円未満)、ダイスは買っていないため、ネジ末端は若干よろしくない状態。
多少ヤスったりしたんですが、これは旋盤で噛ませて、斜めに削らないと無理だなー





合計で9本作ってみました。





カッコよさ:ダウン
メンテナンス性:大幅アップ

マイナスネジはセンターで固定出来ないため、どうしても回してる最中にズレます。
プラスネジだとそれがないため、着脱がひじょーにスムーズ。
ただデザイン性は大幅と言って良いレベルで下がったかなー(ノ∀`)
バフ掛けしてピッカピカにしてやっかヽ(`Д´)ノ  

滅多に遠征しないワタクシですが、友達についていく形で日帰り2日連続の内房、南房遠征。



1日目

夜中0時頃出発、下道を走って内房サーフへ。
なんやかんやでまだ真っ暗な3時くらいからキャスト開始。
静かな波の音、満天に近い星空、綺麗な流れ星。
浦安とは違いますなー





ひたすらランガン、キャスト、キャスト、キャスト!
空が白み始めてから、逆方向に移動してキャストしてるとガツン!と強烈なストップ。
根掛かりかと思った途端、すんごいトルクで30m以上走られる。
正体はツバクロエイ。
その後も上引いても下引いてもツバクロエイ祭り。
浦安のMAXサイズがここのアベレージくらいで、釣りにならない(;´Д`)





サーフ横には河川もあり、シーバスなんかは狙えそうな場所で、駐車場やトイレ、シャワーも完備で良いところでした。





見切って北上。
朝早い時間なのでまだ海水浴場はほぼ無人。
ブイで囲われた範囲を避け、サーフをランガンするもアマモ地獄。
こりゃダメだね。と渋滞になる前にそそくさと撤収。




2日目

ごんずい博士さん、TJA_11さんと3人で南房周辺を攻めましょう!と夜中2時頃出発。
4時くらい?に南房の超有名ポイント到着。
両名とも釣りでは初めてだったようで、どんなところか視察。
既に満員御礼(;´∀`)
旧江戸って空いてるよね。ってレベルの混みっぷり。

これはアカンね。とちょっと離れた漁港へ。
それでも満員寸前。
まだ暗いうちから開始。
1時間くらい経って朝日が綺麗だなー





周囲のだーれも当たっておらず、私とTJAさんは結構な時間キャストせずに過ごしてたような(;^ω^)
回遊待ちの釣りの辛いところ。
TJAさんは堤防上で殉職。





あまりにも釣れないので、南房で一番有名なサーフ行ってみましょうか。と移動。
両名ともこちらは来るのも初めてだったようで、ほぼ観光状態( ´∀`)
案の定サーファーだらけで釣りにならないね。で移動して、サーフの予定が近くの小磯に。
磯は初めての私。
投げてるだけでも幸せ。





食事休憩した後、釣れてないなら入れるのでは?と、某有名堤防へ。
多少空いたと言っても、やっぱ混んでます。





バキッという音と共に、TJAさんのメジャクラショアジグロッドがああああ!
ティップとジョイント上の2箇所がキャスト折れ。
さすがメジャクラ、評判通りだ(;´∀`)





南房に別れを告げ、若干戻りつつ内房で夕マズメ勝負。
夕日をバックにロッドを構えるごんずいさん。
絵になるシーンですが、全く釣れません(;´∀`)




そんなこんなで私は2日間連続で、内房&南房チャレンジしたわけですが、掛けたのはツバクロエイと、スレっぽい掛かりでメッキっぽいちっこい何かをバラしただけでした。
内房&南房手強い。ぐぬぬ。
というかあれだけ人居て、周囲からもほとんど釣果報告聞かなかったし、そんな中、アウェー遠征組が釣れるわけがない。
でもロケーションは最高だったので、また機会があったらチャレンジしたいであります(`・ω・´)ゞ  

Posted by さ at 2016年08月15日Comments(4)釣り
2016年08月05日

CNC機能拡張DIY

久々に釣りと全く関係がないログです!(;´∀`)


私が使っているCNCは中華のCNC3020という機種なんですが、マイナーバージョンアップを繰り返しているようで、世代によっては色々不具合が…。
私の世代ではステッピングモーター(軸を移動させるためのモーター)をコントロールする基板がクソでして、バックラッシという軸ズレが多発します。
で、ずいぶん前に基盤なんかを入れ替えました。


その入れ替えた基板のY軸コントローラーだけバックラッシするようになり、結局もう1枚同じものを購入して入れ替えました。
でも単に入れ替えるのもアレなので、機能拡張をしてみることに。





業務用の数百万~数億のマシニングセンタなんかは関係ないと思いますが、卓上クラスのCNCで切削する際、毎度面倒くさいのが原点合わせ。
Z軸はエンドミルと切削素材の間に置いた板を通電させるPROBEで原点合わせを使っていましたが、XY軸は手動合わせ。
ルアーを切削する際は素材両面を切削をするので、0.5mmくらいのズレでも結構大きくなってしまう。
手動でも自分なりのクランプ方法なんかを煮詰めて、ある程度良い感じに出来ていました。
しかし使用している基板がちょこっとバックラッシすることなんかもあって、その都度手動で合わせるのは面倒くさい。

というわけで、XY軸のリミットスイッチを入れてみることに。

ボタン的なスイッチ方式と、赤外線遮断タイプが主に使われるようですが、せっかくなので赤外線タイプでやってみることに。
この辺は検索すると偉大な先人の方々が詳しく書いてくださっているので、電気系が小学校レベルのおバカなワタクシでも熟読すればなんとかなりそうです。

秋葉原の秋月で赤外線フォトカプラのEE-SX460-P1を購入。
4個入りで200円と安い。





EE-SX460-P1はVcc、output、GNDの3本の線があります。
でも私が使用しているHY-TB3DV-M 3Axis Driverと言われてるTB6560基板のリミットスイッチ5pin(X、Y、Z、E-STOP、Vcc)はGNDがない。
どこからかGNDを引っ張ってこないといけないのですが、小学校レベルの私の頭をフル回転させ色々調べてみたところ、マニュアル用インターフェイスのD-sub15pinの14pin、15pinがGNDとVccと言うことがわかりました。
ちなみにこのD-sub15pin、2列なのでVGAとかの3列が使えません。
むかーーーーしのジョイパッドとかと同じ規格コネクタです。

というわけで、秋葉原の千石で2列D-sub15pinハンダ付け出来るコネクタ(70円)を買ってきてハンダでケーブルを繋げました。
このまま剥き出しってのもよろしくないので、CNCでコネクタにパカッとハマる蓋を削り出し。
ノギスで測って、CADで組みましたよ(;´∀`)





D-sub15pinから取り出したVccとGNDは内部を通してDCジャックで接続する感じです。
4つのDCジャックはXYリミットスイッチ、XYリミットスイッチ用電源(Vcc、GND)、Z軸原点合わせ(PROBE)、ステッピングモーター用FAN電源となっています。
簡単に取り外し可能だと何かと便利です。





X軸のリミットスイッチの遮蔽板は、アングルアルミを加工してこんな感じで行けそうです。
このZ軸のステッピングモーターとスピンドルモーター周辺は、CNC3020(or3040)のバージョンなどによって形状が違う事があるっぽい。
私の場合、ケーブルを止めているネジをうまく利用出来ました。





X軸のEE-SX460-P1はココにエポキシ接着。
エポキシ接着しちゃうと、取り外しが基本出来なくなってしまうので好みではないんですが、ネジ止めしようとするとタップ立てなくてはならず、すんごく面倒くさいので諦め。





Y軸のリミットスイッチ遮蔽板は、板アルミを加工してこんな感じ。
固定のネジ止めも元からあるのをうまく利用出来ました。





Y軸のEE-SX460-P1はココに引っ掛けるようにしつつエポキシ接着。




実際にリミットスイッチ使ってみると、なんて便利なんだ…。
特に原点に戻さずに電源落としちゃったりした時、何も考えずに一発で勝手に原点設定してくれるのは便利すぎる。
もっと早く導入すればよかったよ…。




◆◇◆


CNCで切削すると大量の切り屑が出て、何の対策も立てないと大変な事に。
かと言って切削中、絶えず掃除機ノズルを当て続けるのは大変面倒くさい。
というわけで、自作集塵機を付けていたんですが、これだとイイトコ7割くらいしか吸えてない感じ。
場合によっては5割以下くらいかも。
写真では付けていませんが、のれん状の飛散防止カーテンなんかも付けていました。

原因はスピンドルモーターにマウントしているため、Z軸が上下する高さ分隙間が出来てしまう。
また吸込口がエンドミルからちょっと遠い。

エンドミルを交換する際、集塵マウンタを楽に取り外せるようなど、色々工夫して構造は気に入ってたんですけどねー。
満足する吸い込みではないのが気になっていたので、夏場はシーバスあんま釣れないし改良しましょう!(;´∀`)





まずは設計。
色々考えて、スピンドルモーターへのマウントではなく、Z軸そのものへマウントしてZ軸の上下に関係なくエンドミル真横から吸い込み出来るようにしてみます。
手元にある5mm厚ポリプロピレン板をめいいっぱい使うようにCADで組みました。





問題がいくつかあって、吸い込みホースをどうやって固定するか。
CNC3020は結構ピーキーな作りで、余分なスペースがほとんどないため、何かをマウントさせようとすると大変。

36mm厚の木材、アングルアルミ、アルミ角パイプをビス止めしてこんなものを製作。
真ん中の穴はテーパのコーン形状になっており、ホースがしっかり固定されるようになっています。





Z軸ステッピングモーター横の10mmくらいのスペースに、耐熱タイラップを使って強引にマウント。





エンドミル横までは、L字塩ビパイプ、釣り用タモ柄の残骸から製作。
エンドミル横のL字も釣り用タモ柄の残骸から。
細い柄を斜めにカットし、隙間はエポキシとCNCで削り出したポリプロピレンを圧入で埋めてます。





釣り用タモ柄はテーパ形状のため、スライドでZ軸を伸ばせるようになっているので、切削素材の高さに対応して固定出来ます。





設計して削り出したメインパーツは、CNC3020のZ軸の底面のアルミ板にタップを立ててM3ネジ止め。
釣り用タモから作った吸い込みパイプは、上記のスライドに対応させるため、輪ゴムを引っ掛ける感じで固定。
固定力はそこまでありませんが、削り出したパーツにも板ゴムを貼っているので大丈夫そう。





さらに2種類のこんなパーツを削り出し。
各大きさの1枚にはネオジム磁石を圧入。





上記のパーツは、枚数の増減で高さを可変させる事が出来ます。
さらにメインパーツとネオジム磁石で簡単に着脱可能な切り屑ガードです。
2つのパーツに分かれているのは、着脱する際にエンドミルをスルー出来るようにするため。
蹄形状の方だけでも良いんですが、極力隙間を埋めるために2つのパーツ構成になっています。




こんな感じでパワーアップ完了。
XY軸原点スイッチの方は完璧。
新型集塵機の方は、以前のVerよりは圧倒的に良くなったけど、100%吸い込むとまでは行かないかなー。
結局スピンドルモーターの回転数、切削素材によっては、切り屑が弾き飛ばされるため、吸い込めない事もあります。
大概は切り屑ガードで止められるわけですが、一部は素材の切削痕の中に取り残されたり、隙間から出ちゃったり。
でも満足行く吸い込みです。

あとこのCNCで気になるのは素材のクランプ方法かなー。
素材ギリギリまで使おうとするのもいかんのだけど(;´∀`)
精密バイスが使えれば楽なんですが、さすがにそれを入れられるほどZ軸に余裕はなく…うーむ…。