2017年08月15日
アイ(エイト環)と目の作り方
釣れない!(挨拶)
やっぱ夏場は釣れないしDIYに限るね!というわけで、釣りはあきらめ気味で色々作っておりました。
でも結果が出るのが先だったり、釣りと関係なかったり…。
お茶を濁すため自作ルアーでよく使う2つのパーツの浦安DIYシーバス的作り方を紹介してみたいと思います。
ルアーにフックやスナップ、ラインを繋げる丸い針金の部分をアイと言います。
それぞれラインアイ、フックアイ(フロントフックアイ、リアフックアイ)。
バルサなどをカッターなどで削って作る自作ルアーで、最終的に一番面倒くさい楽しくない作業がこのアイ作り。
特に貫通アイ(1本でラインアイ、フックアイまで曲げて作る)の場合、あーでもない、こーでもない。と曲げまくって作るので大変です。
PCを使ってデザインし、3DプリンターやCNCでボディを作り出す場合なんかも、結局アイをどうするかは悩みどころ。
市販ルアーではエイト環と呼ばれる8の字のアイを使っていますが、こんなの普通には売っていません。
一応通販で購入する事は出来ますが、せっかくなんで最後まで自分で作りたい!という方も多いのではないかと。

というわけで、作ってみましょう。
素材は0.9mmのステンレス線です。こちらはダイソーで売っています。
0.55mmでは細すぎ、1.2mmでは太くて曲げづらく作りづらいです。
0.9mmだと結構簡単に曲げられますが、強度的には問題がないと思います。
少なからず私は一度もアイから破損した事はありません。
あとは大きめのニッパー(ダイソー200円商品)、ペンチ(ダイソー100円)、精密丸ペンチ(ちょっとお高い1500円くらい)のを使います。
精密丸ペンチはなくてもいいですが、合ったほうがはかどります。

アイは量産する必要があるので、出来が均一化させられるかが重要です。
その為に型を作ります。
まずはアルミ線や銅線などの柔らかい金属線で「こんな形」というのを作り、それを元に釘を打ち込みます。
私はルアー内部の固定する方に直径2mmの釘、外に出してラインやフックを繋げる方に直径1.6mmの釘を使用しています。
ここで使った金属線を伸ばし、長さを決める溝も作っています。
溝が作りづらいようならマジックで線を書いておいたり、彫刻刀などで削っておくのもいいかと思います。

裏側はこんな感じ。
私は5mm厚のポリプロピレンの板を使用しましたが、多少硬めの板ならなんでも大丈夫です。
ダイソーで売っている2mm厚のPP板(ポリプロピレン)でも大丈夫でしょう。

溝に合わせてステンレス線をカットします。

精密丸ペンチを使って曲げます。
この曲げる位置も固定化すると出来上がりが均一化されます。

釘に沿わせます。

ペンチでグイっと掴んでー。

とりあえずこんな感じ。

逆側(ルアー内部側)も釘に巻きつけるようにグイグイグイーと。

さらにグイグイグイーと。
ペンチの角で折り曲がってストレートになる部分を作るようにすると、良い感じに輪っかが出来ます。

完成です。

実際には2mmのプラスチック棒に巻きつけるように使用しています。
私はタミヤのプラ材2mm丸棒を使用。
あとは周囲に2液エポキシを塗りたくって強度アップを図っています。
市販のエイト環は切れ目がルアー内部側の上部に来ますが、これを自作で作るのはかなり難しい。
なので私はこの形にしています。
強度的には下がるのかもしれませんが、ランカー釣っても問題はありませんし、そもそも木材系ルアーの場合はアイよりもボディ側が先に壊れます(;´∀`)
私はアイの出来を統一させられるかの方を重要視しているので、今のところこの製作方法で作っています。
慣れれば1個1分かからないくらいで作れるので、アイ作りに悩んでいる方は参考にしてみてくださいーヽ(´ー`)ノ
ルアー作りの最後の難関が目(瞳)です。
これは結構市販で売っているんですが、思いの外高いんですよねー(;´∀`)
また作るルアーサイズによって目の大きさも変更したい。なんて事は極当たり前の事でして。
せっかくだし出来る限り自作したい!という方も多いのでは。

まずサイズごとにポンチを用意しましょう。
ダイソーには2~8mmまで、1mm刻みでポンチが売っています。
白目が6mmなら黒目は3mmと、だいたい半分の直径のと合わせて購入すると良いです。

次に素材。
これはポンチで抜ければなんでも良いです。
ダイソーにキラキラしたデコレーションシールなど売っています。
黒目の部分は黒のビニールテープ。

さらにダイソーに売ってるUVレジン液。
紫外線に当たると硬化する液で、透明度が高いのが特徴です。
セリアなどにも売っていますが、ダイソーが5gに対し他店は4gです。
ただセリアなどのUVレジン液のが硬化した際にベタつきが少ないみたい。
あとは適当な板に釘を打ち付けておきましょう。

白目となるデコレーションシールを打ち抜き、釘の頭に乗せます。

半分の径の黒ビニールテープを打ち抜き、真ん中に乗せます。

UVレジン液を爪楊枝で掬って垂らします。
そこそこに粘度があるので、垂らすというより爪楊枝で塗りつけるように。
気泡が入っちゃって目立つなーって場合は、ライターの火を上から近づけて熱すると抜けやすくなります。
奥まった部分の気泡は抜けづらいので、そういうのは爪楊枝でグニグニして抜きましょう。
UVレジン液は紫外線が当たらない限り硬化しないので、作業しやすいです。

UVライトを当てて硬化させます。
UVライトなんて持ってないよー。って場合は、太陽光でもOKです。
天気の良い日なら数時間で硬化すると思います。

ポンチのサイズを変えたり、素材を変えたりすると色々な目を作る事が出来ます。
平面な配置でもUVレジン液を盛れば3Dっぽく見えるのが不思議ですねー。

中の素材を変えれば、ハートマークの目なんかも作れます。
そんなに難しくなくオリジナリティある目が作れるので、興味ある方は是非是非チャレンジしてみてくださいな。

おまけ。
セルローセスセメントが少なくなってきたので、アクセルからフェザーのセルロースセメントに変更。
アクセルのセルロースセメントは乾いた後もベタつきが少しだけ残って、長期間ルアー同士が接しているとくっついちゃったり、床とくっついちゃったり、ホコリがくっつきやすかったり。
硬度も弱めで、セルロースセメントというより1液ウレタンみたいな感じ。
ただ気泡や白濁が起きづらく、雨の日でも普通にどぶ漬け出来るのは強みだったけど、個人的にはイマイチな感じがしていました。
フェザーのはナガシマ(OFT)のようにベタつきが少ないらしいので、ナガシマのセルロースセメントがなかなか売ってないし、フェザーにしてみようと。
そのテストも兼ねて1本完成まで持って行ってみました。

フェザーのセルロースセメントはナガシマ同様、確かに硬化後ベタつきが少ない。
ただ同じ第一石油類のラッカーうすめ液を10%くらい入れてどぶ漬けしても、気泡や白濁が起きやすい。
気泡はどぶ漬けから抜き上げる際、極力ゆっくり抜き上げればある程度カバー出来るけど、白濁は夏場はどうしようもなかった。
でもセルロースセメントの白濁はよく起きる現象なので、対策も確立されている。
ラッカーうすめ液にどぶ漬けすると、白濁はなくなりクリア化&ツヤが出る。
ひとまず1本完成したけど、確かにベタつきは少ない。
むしろ白濁した際はツヤがないので、サラサラしている。
どぶ漬け作業開始直後の気泡混入が目下の悩みどころ。
最初は残ったアクセルで3回ほどコートした後、フェザーにした方が良いかもなー。
個人的には好きな感じのセルロースセメントなので、今後暫くはお付き合いしたいと思います。
やっぱ夏場は釣れないしDIYに限るね!というわけで、釣りはあきらめ気味で色々作っておりました。
でも結果が出るのが先だったり、釣りと関係なかったり…。
お茶を濁すため自作ルアーでよく使う2つのパーツの浦安DIYシーバス的作り方を紹介してみたいと思います。
◆アイの作り方◆
ルアーにフックやスナップ、ラインを繋げる丸い針金の部分をアイと言います。
それぞれラインアイ、フックアイ(フロントフックアイ、リアフックアイ)。
バルサなどをカッターなどで削って作る自作ルアーで、最終的に一番面倒くさい楽しくない作業がこのアイ作り。
特に貫通アイ(1本でラインアイ、フックアイまで曲げて作る)の場合、あーでもない、こーでもない。と曲げまくって作るので大変です。
PCを使ってデザインし、3DプリンターやCNCでボディを作り出す場合なんかも、結局アイをどうするかは悩みどころ。
市販ルアーではエイト環と呼ばれる8の字のアイを使っていますが、こんなの普通には売っていません。
一応通販で購入する事は出来ますが、せっかくなんで最後まで自分で作りたい!という方も多いのではないかと。

というわけで、作ってみましょう。
素材は0.9mmのステンレス線です。こちらはダイソーで売っています。
0.55mmでは細すぎ、1.2mmでは太くて曲げづらく作りづらいです。
0.9mmだと結構簡単に曲げられますが、強度的には問題がないと思います。
少なからず私は一度もアイから破損した事はありません。
あとは大きめのニッパー(ダイソー200円商品)、ペンチ(ダイソー100円)、精密丸ペンチ(ちょっとお高い1500円くらい)のを使います。
精密丸ペンチはなくてもいいですが、合ったほうがはかどります。

アイは量産する必要があるので、出来が均一化させられるかが重要です。
その為に型を作ります。
まずはアルミ線や銅線などの柔らかい金属線で「こんな形」というのを作り、それを元に釘を打ち込みます。
私はルアー内部の固定する方に直径2mmの釘、外に出してラインやフックを繋げる方に直径1.6mmの釘を使用しています。
ここで使った金属線を伸ばし、長さを決める溝も作っています。
溝が作りづらいようならマジックで線を書いておいたり、彫刻刀などで削っておくのもいいかと思います。

裏側はこんな感じ。
私は5mm厚のポリプロピレンの板を使用しましたが、多少硬めの板ならなんでも大丈夫です。
ダイソーで売っている2mm厚のPP板(ポリプロピレン)でも大丈夫でしょう。

溝に合わせてステンレス線をカットします。

精密丸ペンチを使って曲げます。
この曲げる位置も固定化すると出来上がりが均一化されます。

釘に沿わせます。

ペンチでグイっと掴んでー。

とりあえずこんな感じ。

逆側(ルアー内部側)も釘に巻きつけるようにグイグイグイーと。

さらにグイグイグイーと。
ペンチの角で折り曲がってストレートになる部分を作るようにすると、良い感じに輪っかが出来ます。

完成です。

実際には2mmのプラスチック棒に巻きつけるように使用しています。
私はタミヤのプラ材2mm丸棒を使用。
あとは周囲に2液エポキシを塗りたくって強度アップを図っています。
市販のエイト環は切れ目がルアー内部側の上部に来ますが、これを自作で作るのはかなり難しい。
なので私はこの形にしています。
強度的には下がるのかもしれませんが、ランカー釣っても問題はありませんし、そもそも木材系ルアーの場合はアイよりもボディ側が先に壊れます(;´∀`)
私はアイの出来を統一させられるかの方を重要視しているので、今のところこの製作方法で作っています。
慣れれば1個1分かからないくらいで作れるので、アイ作りに悩んでいる方は参考にしてみてくださいーヽ(´ー`)ノ
◆目の作り方◆
ルアー作りの最後の難関が目(瞳)です。
これは結構市販で売っているんですが、思いの外高いんですよねー(;´∀`)
また作るルアーサイズによって目の大きさも変更したい。なんて事は極当たり前の事でして。
せっかくだし出来る限り自作したい!という方も多いのでは。

まずサイズごとにポンチを用意しましょう。
ダイソーには2~8mmまで、1mm刻みでポンチが売っています。
白目が6mmなら黒目は3mmと、だいたい半分の直径のと合わせて購入すると良いです。

次に素材。
これはポンチで抜ければなんでも良いです。
ダイソーにキラキラしたデコレーションシールなど売っています。
黒目の部分は黒のビニールテープ。

さらにダイソーに売ってるUVレジン液。
紫外線に当たると硬化する液で、透明度が高いのが特徴です。
セリアなどにも売っていますが、ダイソーが5gに対し他店は4gです。
ただセリアなどのUVレジン液のが硬化した際にベタつきが少ないみたい。
あとは適当な板に釘を打ち付けておきましょう。

白目となるデコレーションシールを打ち抜き、釘の頭に乗せます。

半分の径の黒ビニールテープを打ち抜き、真ん中に乗せます。

UVレジン液を爪楊枝で掬って垂らします。
そこそこに粘度があるので、垂らすというより爪楊枝で塗りつけるように。
気泡が入っちゃって目立つなーって場合は、ライターの火を上から近づけて熱すると抜けやすくなります。
奥まった部分の気泡は抜けづらいので、そういうのは爪楊枝でグニグニして抜きましょう。
UVレジン液は紫外線が当たらない限り硬化しないので、作業しやすいです。

UVライトを当てて硬化させます。
UVライトなんて持ってないよー。って場合は、太陽光でもOKです。
天気の良い日なら数時間で硬化すると思います。

ポンチのサイズを変えたり、素材を変えたりすると色々な目を作る事が出来ます。
平面な配置でもUVレジン液を盛れば3Dっぽく見えるのが不思議ですねー。

中の素材を変えれば、ハートマークの目なんかも作れます。
そんなに難しくなくオリジナリティある目が作れるので、興味ある方は是非是非チャレンジしてみてくださいな。

おまけ。
セルローセスセメントが少なくなってきたので、アクセルからフェザーのセルロースセメントに変更。
アクセルのセルロースセメントは乾いた後もベタつきが少しだけ残って、長期間ルアー同士が接しているとくっついちゃったり、床とくっついちゃったり、ホコリがくっつきやすかったり。
硬度も弱めで、セルロースセメントというより1液ウレタンみたいな感じ。
ただ気泡や白濁が起きづらく、雨の日でも普通にどぶ漬け出来るのは強みだったけど、個人的にはイマイチな感じがしていました。
フェザーのはナガシマ(OFT)のようにベタつきが少ないらしいので、ナガシマのセルロースセメントがなかなか売ってないし、フェザーにしてみようと。
そのテストも兼ねて1本完成まで持って行ってみました。

フェザーのセルロースセメントはナガシマ同様、確かに硬化後ベタつきが少ない。
ただ同じ第一石油類のラッカーうすめ液を10%くらい入れてどぶ漬けしても、気泡や白濁が起きやすい。
気泡はどぶ漬けから抜き上げる際、極力ゆっくり抜き上げればある程度カバー出来るけど、白濁は夏場はどうしようもなかった。
でもセルロースセメントの白濁はよく起きる現象なので、対策も確立されている。
ラッカーうすめ液にどぶ漬けすると、白濁はなくなりクリア化&ツヤが出る。
ひとまず1本完成したけど、確かにベタつきは少ない。
むしろ白濁した際はツヤがないので、サラサラしている。
どぶ漬け作業開始直後の気泡混入が目下の悩みどころ。
最初は残ったアクセルで3回ほどコートした後、フェザーにした方が良いかもなー。
個人的には好きな感じのセルロースセメントなので、今後暫くはお付き合いしたいと思います。
Posted by さ at 2017年08月15日│Comments(0)
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