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SJCAM SJ20暗所性能比較
ここ4年ほど、ナイト釣行撮影はSTARVISセンサー搭載の圧倒的暗所性能なcaddx dolphinというアクションカメラを使用していました。


購入当時4000円ほどの破格にして、暗所性能は他を圧倒するほど抜群でとても気に入っていたんですが、使い勝手の悪さや、USB端子がさすがに瀕死になり、代替機を探し続けておりました。
そもそもSTARVIS搭載のアクションカメラはとても少なく、SJCAM C200なども購入してみたものの、センサー自体の感度性能があまり高くないのもあり、caddx dolphinの代わりにはとてもならず。
そんなおり、最近SJCAM SJ20(公式リンク)というアクションカメラの存在を知り、勢い余って購入してしまいました。




SJCAM SJ20暗所性能比較
センサーなどは公表されていないものの、昼間撮影用の普通のセンサーと、夜間撮影用のたぶんSTARVISセンサーの2つのセンサーが搭載された2眼構成で、アクションカメラとしては非常に珍しいです(スマホでは3~4眼レンズは一般的になってますよね)。
暗所撮影はカメラにとって鬼門と言える環境で、重要な点は主に3つ
・レンズの明るさ
・センサーの感度性能
・センサーの大きさ
最近のフラッグシップアクションカメラの中では、Insta360 Ace ProやOSMO Action4など、1/1.3インチセンサーのアクションカメラにしては大型センサーとSoCの補正によって暗所撮影が結構出来るものが増えてきましたが、それでもSTARVIS搭載の暗所特化カメラには限界性能では全く及びません。
ナイト釣行の場合(特にウェーディング)は本当に真っ暗な超限界暗所撮影となるため、海面やロッドを映すには現状のアクションカメラではSTARVISのような超高感度センサーを積むしかないのです。




SJCAM SJ20暗所性能比較
手持ちのアクションカメラで撮影比較するためのマウンターを作って撮影してきました。
比較対象は左から
 caddx dolphin(超暗所特化型)
 SJCAM C200(STARVISセンサー搭載アクションカメラ)
 Yi4K(GoPro4とほぼ同一構成)
 SJCAM SJ20
です。




今回はそれなりに動画を編集したので字幕付きでyoutubeにアップしました。
SJCAM SJ20以外の設定は
Yi4K 1080p 30fps ISO6400 手ブレOFF 画角ワイド
C200 1080p 30fps 手ブレOFF 画角ワイド

またSJCAM SJ20の音量調整は1~8段階の4、Audio Noise reductionはONとなっています。
ネックマウント時に音量調整8にすると自分の声が完全に割れ、4だとちょうど良い感じですが、周囲の環境音はあんまり入りません。
音声ノイズリダクションをONにすると、風切音などはものすごく低減されますが、その他の音などがクニャクニャする感じは否めません。
この辺は音量調整6くらい、ノイズリダクションOFFで撮って、編集アプリケーションの方で調整した方が良いかも。




SJCAM SJ20暗所性能比較
SJCAM SJ20の暗所撮影で気付いた事などをつらつらと。
youtubeにアップした動画をご覧頂けるとわかりますが、SJCAM SJ20の暗所性能は2024年5月現在で購入出来るアクションカメラの中ではダントツ性能だと思います。
caddx dolphinも暗所性能だけはすごいですが、設定がないに等しく、使い勝手がとても悪い。
おまけにどうやら廃番で売ってません。
またdolphinは可変フレームレートとなり、暗所ではフレームレートが15fpsくらいまで下がります。
SJ20は固定フレームレートで30fpsを維持し、様々な設定が可能で使い勝手が良いです。




SJCAM SJ20暗所性能比較(※クリックで等倍)
私の中の超限界暗所撮影ベンチマークとなっている、真っ暗テトラ撮影。
今までのアクションカメラではcaddx dolphinしか真っ暗テトラを撮影出来ませんでしたが、SJCAM SJ20は十分行けるレベルに達しています。
ただシーンによってはSJ20は下のゲインをあげてくれない事があり、dolphinの方が見やすい事があります。
またSJ20はノイズリダクションONでもノイジーが画質になりがちですが、その分解像感があります。




SJCAM SJ20暗所性能比較(※クリックで等倍)
SJCAM SJ20のナイトビジョンレンズではWDRが使えるので、白飛びを補正してくれます(HDRは使えません)。
dolphinは補正が全くないので、建物などの光が強い部分は豪快に白飛びします。
釣りでは比較的弱めのCOBライトでもdolphinだと魚が白飛びどころか発光体になってしまいます。
SJCAM SJ20はWDRもありますが、ISO補正などもあり、caddx dolphinと比べて解像感高くくっきりな映りです。




SJCAM SJ20暗所性能比較
アクションカメラの暗所撮影手ブレ補正はかなり鬼門で、最近になってやっと使えるレベルになってきました。
これはSoCやアルゴリズムのアップグレードによるものかと思います。
SJCAM SJ20はそもそも明るいレンズ(デイレンズF2.0、ナイトレンズF1.3)というのもありますが、多少の光量があれば不自然な揺れなどなく良好な結果を得られます。
ただ手ブレ補正ONにしてしまうと、全体が若干暗くなって、解像感も眠くなりがちです。
それでもYi4Kだとギリギリ映るレベルの光量でも、手ブレ補正が効いたヌルヌル動くシーンが撮れるというのは進化を感じます。




SJCAM SJ20暗所性能比較
結構凄いのが明るい街中くらいの光量があれば、デイレンズでも手ブレ補正ONで十分見られる映像が撮れます。
むしろデイレンズの方が手ブレ補正が効いていて、良好な画質の印象を受けます。
釣りでのデイレンズ、ナイトレンズの切り替えタイミングは、朝マズメ、夕マズメなどで「暗いけどライト炊いてルアー交換するほどじゃない」というシーンでは、デイレンズでまだ十分キレイです。
普通のアクションカメラでは、この明るさだと手ブレ補正が破綻し始めたり、画面全体が暗くて何が何やらになりますが、SJCAM SJ20ではデイレンズでまだいけます。




SJCAM SJ20暗所性能比較
私が使う範囲の暗所撮影では、やっとcaddx dolphinの後継機が見つかった!と言えますが、やっぱり不満点も結構あります。
今回は映りに関しての不満点のみを。

画角が狭い。
SJCAM SJ20の広角端が135度ですが、普通のアクションカメラは150度前後あるので、基本的に狭いです。
ここに歪み補正や手ブレ補正をONにすると、さらに狭まります。
釣りの場合、ネックマウントで手ブレ補正ONにすると、かなり狭く、手が画面いっぱいに映ってしまって、海面がほとんど見えません。
手ブレ補正OFFの画角で、普通のアクションカメラの手ブレ補正ONの画角くらいになります。
画角に関してはちょっと厳しいです。

ただ歪み補正は優秀で、補正によるくにゃくにゃとした不自然な歪みなどは見られず、直線的なものは違和感なく歪み補正が効きます。
また歪み補正による画角の縮小は小さいので、釣りでのネックマウントなど、それほど揺れが発生しないのであれば、歪み補正ON、手ブレ補正OFFが現実的な使い方かなーと。





SJCAM SJ20暗所性能比較
ISOはオート~100~3200まで設定できますが、ISO800以上ではシーンによってチラつきが発生します。
オートが優秀なので、明るさよりも低ノイズを優先しない限り、オートで問題ありません。
逆に800以上の固定設定は、上記のチラツキもありほとんどのシーンで必要を感じません。




SJCAM SJ20暗所性能比較
その他映り以外でも不満点はまだありますが、暗所性能に関してのファーストインプレッションはこんなところです。
caddx dolphin欲しかったけど買えなかったや、caddx dolphinの後継機を探しているのであれば、十分選択肢になります。
釣りのナイトゲームなど、超限界暗所撮影の需要は多くないと思いますが、そんなニッチ市場に答えてくれるSJCAMありがとう!そしてもっとニッチなアクションカメラ出して!




SJCAM SJ20暗所性能比較
でも最後に一つ。
公式サイトのこの画像、この状態で5mまでの防水がある。みたいな感じに見えるけど、コレ絶対アカンやつ。
付属保護ケースは3つあり
・本体時のみ保護ケース
・本体+付属外部サブバッテリー時の保護ケース
・本体+付属外部サブバッテリー時の完全防水ダイビングケース
で、5mまでの防水は本体時のみの保護ケースで、本体+付属外部サブバッテリー(画像の状態)は、バッテリー端子周辺に防水機構がないので浸水してしまう。
公式のこの画像見てヤッちゃう人いるんじゃないかなぁ。


その他の使い勝手など、もしかしたら続くかも!

公式サイト以外の購入はアマゾンだとこの辺です。
SJCAM SJ20



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