浦安DIYシーバス

ちょっと前に書いた


このアクティブエイガードを用いたウェーディングスタッフ、アカニシ貝を捕っているときに海中にどっぷり浸かってしまい、防水処理を適当にしていたら杖内部に浸水。
結果、ウェーディングスタッフ内部で通電してしまい、アクティブエイガードの意味を成さなくなってしまったorz
というわけで、せっかくなので改良型にしてみます。





一番面倒なのがウェーディングスタッフ先端のパーツ。
アクリル棒にエポキシ接着してしまった部分が多く、元の状態から再利用出来る部分が案外少ない。
結局多くの部分を作り直すハメになりそうなので、設計を見直してアルミ棒からこんなパーツを削り出し。
右側の穴の開いた部分にアクティブエイガードの2本の線のうち1本を通します。





先端はφ10mmのアルミ棒から削り出し、センターにネジを切って先ほどのネジパーツを固定。
さらにアクリル棒にもネジを切って固定。
このアクリル部分でウェーディングスタッフ本体のアルミパイプを接着固定させるため、杖本体のアルミパイプ全体が電導体となる事を避けられます。





アクティブエイガードから伸びる2本の電線のうち、もう片方は杖内部を通さず、外側をフリー状態で漂わせる事にします。
でも水中で通電させると、電気分解（？）で溶けていってしまう。
導電率が高く、錆や腐食に強く、値段も安くて加工しやすいものはないか？と考えたところ、鉛が最適解という結論にたどり着きました。
鉛ならナス型オモリ使えば良いじゃない！





ハンダ付け＆エポキシコーティングした後、径の違う熱圧縮チューブを巻いて防水性能を高めてみました。





で、実際に使用してみました。
せっかく鏡面加工したバフ掛けはすっかり意味をなさない状態に(；´∀｀)
ネジは抜け防止用です。





外に出してフリー状態で漂わせる鉛の方は、ちょっとだけケーブルを延長。
3号の鉛は重たいかな？と思いましたが、実際に使用してみるとちょうど良いくらいでした。





持ち手のところの防水加工もパワーアップ。
完璧とは言いがたいですが、今度こそ落水しても大丈夫！（のはず）

とりあえず見かけたちっこいエイ数匹に近づけてみましたが、ビビッと進行方向を変えて逃げるので効果はありそう。

杖の先端と外のケーブル（鉛）が、身体前方と後方の縦の範囲をカバーしている形になるので、安心度はかなり上がったと思います。
そもそも杖でツンツンしながら歩けば、エイを踏む率は格段に下がるので、これで本当の最強のウェーディングスタッフになった！（はず）