ナチュログ管理画面 釣り 釣り 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
プロフィール
さ
リール&ロッドはダイワ派
自作ルアーやDIYで作ったもの大好きっこ
最近はウェーディング中心

こっそり伝えたい事がある方は下記のメールアドレスにお気軽にどうぞー
クリックするとアドレス拡大画像


にほんブログ村 釣りブログ シーバス釣りへ
にほんブログ村

サイトポリシー
◆著作権◆
当ブログ記事の著作権は放棄しませんが、文章、画像、動画などの転載、複製、改変、配布などは自由に行ってかまいません。許可も必要ありません。
商用利用に関してもパクり、改良含めご自由にどうぞ(でもこっそり教えてくれると嬉しいです)。
なお安全性、正確性などは保証いたしかねますので、ご注意ください。
また当方に不利益が生じた場合、これらは告知なく変更される場合があります。
常識の範囲内でお願いします。


◆リンク◆
ページ、画像などへの直リンなど、すべてご自由にどうぞ。
許可も必要ありません。
 携帯型血抜き&神経抜きポンプ ノズル交換式
 
販売先 [ヤフオク]売り切れました

2016年は新たな釣りにチャレンジする!
と数年前から思っていたんですが、去年末に必要なものが結構安くなったのでとうとう購入。
届いてみると思いの外デカイ&重たいので持ち運びが辛い。
というわけで、自転車で牽引するためのサイクルトレーラーを自作してみることにしました。

結構長くなりそうなので、何回かに記事を分けます。




自作サイクルトレーラー その1
まずは設計。
運ぶものが結構重たいので、ホームセンターなどで売っているキャリアカートだとかなり不安。
比較的剛性が必要です。
でもあまりお金も掛けたくないので、この手の自作でよく使われるイレクターパイプパクり類似品のスペーシアパイプを使用することにしました。
なぜかって、スペーシアの方がイレクターより10%以上安いから!(;^ω^)

とりあえずこんな感じかなー?
で考えていって、あとは実際のパーツのサイズから「こう加工すれば」というラインを探っていきます。
合わせてMonotaROなんかであると便利そうなパーツを検索してみたり。

ちなみに浦安周辺のホムセン価格では、パイプ本体はドイト 南砂店が安く、ジョイントパーツはコーナン 市川原木店が安いと思います。




自作サイクルトレーラー その1
3Dでモデリングして必要なパイプの長さやジョイントパーツを割り出します。
これやると大きな間違いはなくなります。

今回の自作サイクルトレーラー(キャリアカート)で難しいのは、車軸(シャフト)の強度とタイヤの固定方法、自転車への固定方法&固定パーツというのがわかりました。
あとはなんとかなりそうです。

早速パーツを購入していきます。
タイヤは島忠ホームズ 葛西店で比較的安くて良いのがありました。
車軸はφ18の鉄の丸棒、その他はφ25のアルミ丸棒などをMonotaROなどで購入。




自作サイクルトレーラー その1
ここで作業が数ヶ月ストップ…。
「ココだけは!」という部分の精度を出そうと思い、師匠の手を借りようとしたら師匠が入院(;´∀`)

そんなこんなで先日、こんなパーツを旋盤で削り出して頂きました。
アルミは我が家の中華CNCでもなんとか加工出来るんですが、鉄(S45CD)だけはどうにもならず。
φ18mmの外径をタイヤの軸が通るφ17mmに加工して頂きました。
素材が長いため、旋盤作業でビビりが入ってピッチリ!というわけには行かなかったけど、結構良い精度です。
でもこれなら最初からφ17mmの丸棒買えば、師匠の手を煩わせる事なかったなぁ…。




自作サイクルトレーラー その1
φ25mmのアルミ丸棒にφ17mmの内径を開け、シャフトに通します。
これでタイヤを左右から挟み込み、抜け防止に使うわけです。
このアルミ自体にM3のタップを立て、それをステンレスM3-3mmのイモネジでシャフトに固定。
軽くネジロック剤を使えば、抜けることはないかなーと。

また4個中2個は外径をφ25mmからφ23.5mmに削っています。
スペーシアパイプの内径がφ23.5mmくらいなので、ここに入れるためです。
スペーシアパイプは溶接痕があるので、内径φ23.5mmピッタリって事はないんですが…。




自作サイクルトレーラー その1
懸案事項のタイヤ&シャフト関連が問題なくいったので、スペーシアパイプをパイプカッターでカットして仮組みしてみました。
まだ仮組み状態なので全体的にガタガタですが、悪くない感じです( ´∀`)




自作サイクルトレーラー その1
さて次の懸案事項は、このキャリアカートと自転車を接続する部分です。
突っ張り棒のような筒で繋げるわけですが、自転車側かキャリアカート側のどちらかが回転する必要があります。
ハンドルを切った時に倒れちゃうので。

今回は自転車側の接続部分を回転させる事にしました。
設計当初、回転にはデンデンボルトという先端が輪っか状のボルトを使おうと思ったのですが、もっと良いのないかなーと調べていたらロッドエンドというパーツを発見。
主にダンパー系に使うパーツのようですが、ボルトで固定出来るしコレが一番良さそう。
若干強度に不安がありますが、M6のロッドエンドを使用。
外径φ23.5mmのアルミ丸棒のセンターにM6のタップを立てて、M6ナットも使用してロッドエンドが緩まないように固定。




自作サイクルトレーラー その1
自転車側はこんな感じでリアキャリアに接続パーツを固定。
φ20mmのアルミ丸棒にM6のタップを立ててます。
上記のロッドエンドをここに固定します。




自作サイクルトレーラー その1
地味に面倒だったのが、リアの反射板を付けるための加工。
L字アングルアルミにφ6.3mmという中途半端な穴を開け、反射板を固定。




自作サイクルトレーラー その1
そのL字アングルアルミがズレないように、固定する部分にエンドミルで1mmほどの溝掘り。
この溝があることにより、上記の反射板がついたL字アングルアルミがピタっと固定出来ます。




自作サイクルトレーラー その1
さらに次の懸案事項のキャリアカートとの固定。
これにはミノウラの汎用クイックリリースクランプを使用。
写真では28-35mm用ですがこれだと大きかったので、22-29mmを買い直しています。




自作サイクルトレーラー その1
このミノウラのクイックリリースクランプがハマるように、エンドミルで幅9.7mmの溝を掘ります。
深さは4mmくらい。




自作サイクルトレーラー その1
M5ネジ2本止めタイプなので、φ5mmの穴を開けます。




自作サイクルトレーラー その1
ネジを通すとこんな感じになります。




自作サイクルトレーラー その1
合体!(`・ω・´)
ただこれだとミノウラ側が出っ張って、そのままだとスペーシアパイプの中に入りません。
ヤスリで余分な部分を削って、φ23.5mmくらいにします。




その2に続く。



このブログの人気記事
完成!自作ルアー回収機 すなどりくん4.1
完成!自作ルアー回収機 すなどりくん4.1

2020秋の釣果まとめ
2020秋の釣果まとめ

自作外付けエイガード その1
自作外付けエイガード その1

移転した蘇我ポイントに行ってきた&お得情報
移転した蘇我ポイントに行ってきた&お得情報

最近作ったものまとめ2021年前後
最近作ったものまとめ2021年前後

同じカテゴリー(自作・DIY)の記事画像
マグシールドベアリングの交換
自作スプールケース&リール棚
管釣り用自作ロッドスタンド
マズメ レッドムーンライフジャケット9
自作グリス圧入治具
ベイトリール自作ドラグクリッカーver.2
同じカテゴリー(自作・DIY)の記事
 マグシールドベアリングの交換 (2024-02-10 15:29)
 自作スプールケース&リール棚 (2024-02-04 18:53)
 管釣り用自作ロッドスタンド (2024-01-23 19:27)
 マズメ レッドムーンライフジャケット9 (2023-12-16 15:54)
 自作グリス圧入治具 (2023-10-10 22:47)
 ベイトリール自作ドラグクリッカーver.2 (2023-04-26 19:54)

Posted by さ at 2016年05月14日│Comments(17)自作・DIY
この記事へのコメント
初めまして、江東区からです。
おはようございます。
こちらの記事を読まさせていただいています。
同じ物のキャリーカートを作りたいです。^^
Posted by あき at 2016年07月26日 06:17
>あきさん
はじめましてー。コメントありがとうございます。

もし私がもう1台作るとしたら、ここまで加工せず、MonotaROでこの加工後と同じようなサイズのものを注文して組み立てます。
それでもほぼ同じ性能を発揮出来ますし、何より短時間で済みます。

自転車でのキャリーカートの場合、一番難しいのは自転車との接続なので、そこさえうまく行けばあとは簡単です。
重たいものを運ぶなら、ロッドエンド(もしくはそれに似た何か)はかなり頑丈なものにした方が良いですよー

何かわからない事などありましたら、私が分かる範囲でならお答えしますので、お気軽にどうぞーヽ(´ー`)ノ
Posted by さ at 2016年07月26日 12:32
ご連絡ありがとうございます。m(_ _)m
詳しくご説明いただきまして、参考になります。
ちなみにタイヤ周りはどうしたら良いか?教えていただきたいです。
よろしくお願いします。^^;
Posted by あき at 2016年07月26日 21:53
>あきさん
私が使用したタイヤは島忠ホームズで売っているシャフト径が17mmくらいのやつなので、MonotaROなどで直径17mmの鉄などの丸棒を購入。
イレクターやスペーシアパイプの内径は24mmくらいなので、この直径17mmのシャフトにガムテープなんかを巻いて外径24mmくらいにし、イレクターかスペーシアパイプがぴったり詰まるように。
あとは接着などで固定。
タイヤとシャフトの外側も、イレクターかスペーシアパイプを短くカットしたものをこの方法で固定。

こんな感じなら、私のブログの方法より固定力は落ちると思いますが、誰でも簡単に出来ると思います。


タイヤの選定とそのシャフト径が問題なので、購入するタイヤによって数値は変わります。
なのでまずはタイヤを購入しない事には、その後に買うものが決まらないかと。

シャフト径によってはステンレスパイプなどが使える場合もありますし、その場合はタイヤ外側の止め方も、もっと簡単なパイプに貫通の穴を開けてRピンというピンで止める方法なども出来ます。
シャフト径が24mmの場合は、ほぼそのままイレクターかスペーシアパイプをシャフトにかぶせる事が出来るので、比較的加工が楽です。
シャフト径が28mmの場合、シャフトをそのままイレクターかスペーシアパイプが使えるので、もっと加工が楽かと思います。


以上のように、タイヤを買う際はシャフト径を参考に買ったほうが良いです。
中途半端なものを買うと、めちゃくちゃ苦労します。
Posted by さ at 2016年07月26日 22:22
おはようございます。
色々と教えてくださりありがとうございます。
すごく難しいレベルみたいなので挫折しそうです。(笑)
予算が5000円以内でおさめたいとおもっていますので、ラジオフライヤーでもいいかな?と思ったりしています。>_<
Posted by あき at 2016年08月01日 06:59
>あきさん
5000円くらいとなると素材にこだわらずでギリギリ行けるかどうかですねー
その上で自転車のキャリアーカートとなると、接続部の素材がそこそこしちゃうので、ガッチリしたものは難しいかも。
カート単体なら市販品でそこそこ安いのが多々あるので、荷物の重さなどを考慮して使い勝手が良いのを選ぶのが良いかもですね。
Posted by さ at 2016年08月01日 12:55
こんばんは。
お世話になります。お久しぶりです。
色々と模索していまして...
でも、見つけました。
カインズのキャリーカートが2980円とやすくて、頑丈そうなので買ってみました。
耐重量が50キロでしたので、積載物は、RVBOXと中にミニセグウェイ(約10キロ)を入れて運びたいです。
使用する時は、キャリーカートをミニセグウェイに合体させて4輪車としてビーチを走れればと思っています。
サイクルトレーラーの部品はまだ考えてる途中ですが、ステムとストレートのイレクターパイプを接続して、キャリーカートのグリップ部 にもステムで取り付けしようかと考えています。
ストレートのイレクターパイプの先端にヤザキのイレクター部品の板アナ金具を取り付けて、自転車側にはサイクルトレーラーのメーカーのバーレーの部品のヒッチを引っ掛けて使えるか考えています。
ヒッチの取り付け箇所には通常シートポストですが、サイクルキャリアが邪魔しちゃうみたいで、サイクルキャリアにヒッチを付ける方法を考えています。
長々と書きましたが、今の所こんな状況です。
ヒッチがアマゾンで3000円くらいみたいで、高いなあ?って思って悩んでいます。
ステムは最安値で500円で仕入れてみました。
なかなか進みませんが、今の所の出費は3500円ほどです。
まだまだお金がかかりそうです。5000円以上になるのは目に見えてきました。(笑)
Posted by あき at 2016年08月05日 00:40
>あきさん
キャリーカート自体は、市販品でも自作でも比較的すんなり行きますが、問題はそれをどうやって自転車に連結させるかですね。
自転車側の固定パーツは市販品を買おうとすると高いですし、自作しようとするとマウント出来る箇所が限られるため、使用できる工具によって出来る事が限られます。
そこから取り外しや折りたたみ、さらに剛性うんぬんまで含めると、すごーく難しい&大変になるのでがんばってください(;´∀`)
Posted by さ at 2016年08月05日 01:05
おはようございます。そしてお久しぶりです。
ずいぶん製作のお休みをしていましたが、ミノウラのクランプをやっと買ってきましたので、同じような加工を行いたくなってきました。
クランプに付ける丸棒を買ってからそれを加工する道具がないので困っています。どうしたらよいでしょうか?
丸棒にネジ穴の穴あけとクランプがハマるくぼみを削る方法のことです。
どうかよろしくお願い致します。m(_ _)m
Posted by あき at 2017年02月12日 07:08
>あきさん
自分でやるとなると、溝彫りは棒ヤスリで根気よく気合で、穴あけは電動ドリルなどを使うしかないですね。
溝彫りする対象がアルミなら、アルミは比較的柔らかいので少し大きめのヤスリでなんとかなります。
場所によってはDIY工具を貸し出してくれるホームセンターなどもあるので、調べてあるようなら利用するのも良いかと。

あとは町工場に持ち込みでお願いする方法もあります。
値段はピンキリでしょうし、そもそも受けてもらえるかもわかりません。

がんばってください!
Posted by さ at 2017年02月12日 14:53
そうですか^ ^;
ありがとうございます。m(_ _)m
一応インパクトドライバーだけはホームセンターで確保できそうなので、穴あけはなんとかなりそうです。
あとは、溝掘りが問題ですね。
電動工具で溝掘りが可能なものは、どういうものがあるか?もしご存知でしたら、教えてください。
よろしくお願い致します。m(_ _)m
最終手段は町工場も選択肢にします。
色々教えて頂きましてありがとうございます。^ ^
頑張ります。(笑)
Posted by あき at 2017年02月12日 15:18
>あきさん
溝彫りが出来る電動工具で一般的なものはフライス盤と呼ばれるものですが、値段も高く、電動ドリルのドリル刃にあたるエンドミルと呼ばれる特殊な刃も必要です。
あまり一般的な工具とは呼べないので、この程度の加工であれば金物ヤスリで気合で加工するか、精度を求めるなら町工場にお願いするのがよろしいかと。
Posted by さ at 2017年02月12日 17:36
自作でフロントドーリーを制作してます。
参考にさせていただきます。
Posted by 孔明 at 2018年04月21日 13:40
>孔明さん
10kgを超えるような重たいものを運ぶなら、2輪ではなく4輪の方が良いかもです。
2輪だとロッドエンドにかなりな負荷がかかります。
製作がんばってくださーい。
Posted by さ at 2018年04月21日 18:02
かなりのご無沙汰でございます。
お元気ですか?(^^)

私はコロナ禍で公共交通機関を一才利用しなくなり、自転車だけでの移動生活(自動車は持っていません)になっています。

あれから、パチンコ(滅多にしないけど2万円勝てた)で勝ったので市販のサイクルトレーラー(ドッペルギャンガー のDCR405-NA)を買って構造を良く勉強していました。
それで、リアタイヤハブにヒッチを取付けるタイプよりサドルから連結するタイプの方が、装着が簡単だと思いました。(自分的にです)

ミノウラのスペースマウントに接続する加工物は金属製はやめて、木材の丸棒(24.1mmに近いサイズを探します)に凹加工してネジ穴を開ければ良いのではないかと?考えましたが、どうでしょうか?

どうぞ宜しくお願い致します。
Posted by あき at 2020年11月23日 16:30
>あきさん
どのくらいの重さの荷物を運ぶのかによりますねー
あとは2輪で走行性を重視するのか、4輪で自立して負荷を軽減させるかなどなど。
2輪でも運送業者のリアカーのように大きければ自転車との接続部への負荷は減りますし。

DIYは失敗せず作るのは難しいので試行錯誤してがんばってみてください。
Posted by さ at 2020年11月23日 21:42
こんばんは。
 
やはり重量によりけりですね。
一応テスト走行できるようにやってみて問題があればまた修正してみます。
どうもありがとうございます(^^)
Posted by あき at 2020年11月24日 01:09
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
自作サイクルトレーラー その1
    コメント(17)