2023年09月13日
スティーズAをA2化

今年5月くらいからダイワ製品でも今まで単品注文が出来なかったギアやボディ、ロッドのAGSガイドなどが単品注文出来るようになりました。
ただ順次という文言が入っており、新しい製品は相変わらず修理扱いで単品注文不可。
そのため17スティーズAはギアやボディは注文出来るものの、22スティーズA2は修理扱い。
私は17スティーズAに22スティーズA2のギアを入れたいと思っていたため、解禁されるのを待ち望んでいました。
たぶん発売1年後から解禁だろうなーと予測をつけていたところ、予想通り先日になって注文出来るようになり、早速注文してきました。

注文したのはギアセット5800円(税抜き)とウォームシャフトギア800円(税抜き)の2つ。

17スティーズA->22スティーズA2はマイナーチェンジのため、あらゆるパーツに互換性があります。
左:17スティーズA ローギア
中:22スティーズA2 ハイギア
右:17スティーズA ハイギア(歯欠けボロボロ)
一見すると似ていますが、ドラグ引き出し音を出すクリッカーギアの組付け方が変わり、22スティーズA2のドライブギアは0.3gほど軽くなっています。
クリッカーギアの素材も変わっているかも?
ドライブギア内部にドラグワッシャーのズレ防止の段差も加わっています。
17スティーズA->22スティーズA2でギアセットが600円値上がりした分、精度などちょっと良くなってる感じに見受け取れます。
あと同じハイギアでも17スティーズAは8.1、22スティーズA2は8.5のギア比なので、22スティーズA2の方がよりハイギアになります。

合わせて注文したのが22スティーズA2のウォームシャフトギア。
これはTWSが左右に動くレベルワインドのギアです。
上:17スティーズA
下:22スティーズA2
22スティーズA2のダイワ公式ページにはウォームシャフトギアの変更について記載がありませんが、SLPのスティーズA2パーツ表のパーツ番号では22シルバーウルフ(21ジリオン亜種)と同じパーツ番号になっています。
22シルバーウルフのダイワ公式ページにはハイスピードレベルワインドでスプールに巻きつけるラインの角度をよりクロスさせるようにして、食い込み防止をするという記載があります。
私はPEラインでしか使わないため、ライントラブルを減少させるためにもハイスピードレベルワインドが欲しい。というわけで、パーツ番号が22シルバーウルフと同じ22スティーズA2のウォームシャフトギアも注文しました。
写真を見るとわかる通り、溝数が22スティーズA2のハイスピードレベルワインド対応ウォームシャフトギアの方が少なくなっています。
溝数が少ないため、同じ回転数では素早くTWSがスライドするため、ハイスピードレベルワインドとなるわけです。
ラインがよりクロスして巻かれるため、食い込みによるライントラブルは減少しますが、厳密には飛距離が落ちると思います。
ただダイワのベイトリールではTWSによりライン放出時の抵抗が低く、PEラインだと飛距離はほぼ変わらないだろうと。
メリットの方が大きいと思います。

早速交換だ!とめんどくさいEリングを外したら、ウォームシャフトギア両端のベアリングが錆びてる~/(^o^)\
ソルト使用ではここはプラカラーにした方が無難だと思います。
私はソルトでのベイトリール使用者の中ではトップクラスにメンテナンスしてると自負していますが、それでもココだけはギアの内側からオイル指すくらいしか現実的に無理です…。

知り合いからマグZブーストスプールもお借りしているので、17スティーズAをA2化完成です。
さすがに新品のギアだけあって噛み合わせの質感が素晴らしく良い。
ボロボロの状態の17スティーズAを頂いてから、私のベイト練習と苦楽を共にし、ここまで気持ち良い状態になったので喜びもひとしお。
ダイワがパーツ供給の範囲を解禁してくれたのは、正直やっとか!という気持ちが強いですが、サービス向上は素直に嬉しい。
ギア買えるなら今後もダイワのリール買うわ!