2020年01月15日
携帯血抜きポンプ ノズル交換型1
ダイソー商品2点で作る携帯血抜き&神経抜きポンプは結構満足行くところまで出来ました。
前回の
これで先日釣ったタチウオを家に持ち帰って血抜きしてみたところ、尾っぽからの注水だけではなく、エラからの注水も成功。
注水によりピキピキと身がパンパンになっていく様は感動モノ。
タチウオは薄い&顔が小さいため、この改良型で直接エラにノズルを入れる事が出来て、さらに注水する事も出来ました。
ここからまたインスピレーションが湧き上がり、これは現地でのエラ注水も可能なのでは?と…。
そんなわけで、現地エラ注水まで含めた携帯血抜き&神経抜きポンプ最新型を作ってみた。
携帯ポンプでエラ注水する際、最難関となるのがエラ根本の動脈にノズルが入れづらい事。
タチウオくらい薄くて顔が小さい魚は大丈夫だけど、シーバスなど顔がでかくて硬い魚の場合、ポンプ本体部分が邪魔でノズルを動脈に良い角度で入れる事が出来ない。
ならノズルだけが入れば良い。と多少角度をつけて折り曲げて動かして入れられるように改良。
ノズル部分は3Dプリンターで出力した角度付き部分と、ダイソースポイトの先端のみをカットし圧入。
管はダイソー加圧式霧吹きにデフォルトでついているのをカットして使用。
実際に使用してみたところ、コンセプトはかなりよかったと思うんだけど、ランカークラスのシーバスにはまだ力不足が否めない。
海中血抜きをせずに直接やったのも問題だったと思うんだけど、入ってはいるんだけど水量が足りない感。
あとやっぱりランカークラスのシーバスだと神経が太すぎて抜くには至らない。
空気だけなら破壊する事は出来てるから、エラ注水含めて太さが足りない。
ならこうじゃ!
本家同様ノズル交換式に出来れば良いのだ。
そして太いノズルを魚によって切り替えれば良いのだ。
なわけでφ1.2、φ1.4、φ2.1のステンレス丸パイプを買ってみた。
ステンレス丸パイプを適当な長さにカットして、M3ネジに丸パイプ外径にあったサイズの穴を開けて入れる。
ステンレス用ハンダでハンダ付け。
先端部分は3Dプリンターで出力したものにM3のタップを立てて交換式に。
そのままノズルを入れると漏れるので、ゴムを間に噛ませて水漏れ対策。
また3Dプリンターで出力したPLAはピンホールが空いている箇所があるため、水漏れ対策にエポキシでコーティング。
管はポンプに付属している管を使用。
ポンプ側とは付属の金具にφ4.5mmの穴を開け、金具内にはポンチで切り抜いた外径φ8、内径φ4.5mm、厚2mmのゴムを圧入気味に入れ、管をねじ込む。
このままでも水漏れはなかったが、管の抜け対策としてエポキシ接着。
完成!
うちのDIY環境だとM3ネジにφ1.2mm、φ1.5mm、φ2mmの穴を開けるのが苦行で、ちょっとのミスでドリル刃は折れるわ、φ2mmのエンドミルでφ2.1mmに広げるのが結構大変だわ…などなどで量産は絶対無理。
M4ネジのが良かったかもなー。
なんて書きながら、M4六角穴付きネジで量産(力技)してみた。
やっぱりちょっとのミス(負荷)でドリル刃が折れる。
コストバカ高(;´Д`)
量産しようなんて考えは無謀だったわ…。
おまけにステンレスパイプをカットして断面整えるのが大変。
旋盤欲しいー。
基本構造は変えず、M4ネジ用にちょっと修正。
これで完成なんだけど、可変ホースだとどうしても水圧が落ちる。
神経抜く際はより高い水圧が欲しいよなぁーという考えがチラチラ。
ちょうど3Dプリンターのフィラメントが切れてしまったので、交換ついでにストレート用のも作ってみることに。
うむ、やっぱりコレも欲しい。
実はコレも中に自作ゴムキャップ入れたりして防水性能高めてたりしてるので、割と手間かかってます。
完成!
現地エラ注水を可能にするための可変ホースタイプと、より高い水圧のストレートタイプの2種類に、太さが違うノズル3本。
合計6パターンの組み合わせが可能。
タチウオみたいな薄い魚の場合は一番細いノズル、ある程度のサイズ以上のシーバスみたいな太い魚には一番太いノズル。
その中間くらいのサバみたいなのには、中ノズルが良いかもー。
うーん…。
完成したんだけど、私的に納得行かないところが…。
次回に続きます。
前回の
2019/11/28
これで先日釣ったタチウオを家に持ち帰って血抜きしてみたところ、尾っぽからの注水だけではなく、エラからの注水も成功。
注水によりピキピキと身がパンパンになっていく様は感動モノ。
タチウオは薄い&顔が小さいため、この改良型で直接エラにノズルを入れる事が出来て、さらに注水する事も出来ました。
ここからまたインスピレーションが湧き上がり、これは現地でのエラ注水も可能なのでは?と…。
そんなわけで、現地エラ注水まで含めた携帯血抜き&神経抜きポンプ最新型を作ってみた。
携帯ポンプでエラ注水する際、最難関となるのがエラ根本の動脈にノズルが入れづらい事。
タチウオくらい薄くて顔が小さい魚は大丈夫だけど、シーバスなど顔がでかくて硬い魚の場合、ポンプ本体部分が邪魔でノズルを動脈に良い角度で入れる事が出来ない。
ならノズルだけが入れば良い。と多少角度をつけて折り曲げて動かして入れられるように改良。
ノズル部分は3Dプリンターで出力した角度付き部分と、ダイソースポイトの先端のみをカットし圧入。
管はダイソー加圧式霧吹きにデフォルトでついているのをカットして使用。
実際に使用してみたところ、コンセプトはかなりよかったと思うんだけど、ランカークラスのシーバスにはまだ力不足が否めない。
海中血抜きをせずに直接やったのも問題だったと思うんだけど、入ってはいるんだけど水量が足りない感。
あとやっぱりランカークラスのシーバスだと神経が太すぎて抜くには至らない。
空気だけなら破壊する事は出来てるから、エラ注水含めて太さが足りない。
ならこうじゃ!
本家同様ノズル交換式に出来れば良いのだ。
そして太いノズルを魚によって切り替えれば良いのだ。
なわけでφ1.2、φ1.4、φ2.1のステンレス丸パイプを買ってみた。
ステンレス丸パイプを適当な長さにカットして、M3ネジに丸パイプ外径にあったサイズの穴を開けて入れる。
ステンレス用ハンダでハンダ付け。
先端部分は3Dプリンターで出力したものにM3のタップを立てて交換式に。
そのままノズルを入れると漏れるので、ゴムを間に噛ませて水漏れ対策。
また3Dプリンターで出力したPLAはピンホールが空いている箇所があるため、水漏れ対策にエポキシでコーティング。
管はポンプに付属している管を使用。
ポンプ側とは付属の金具にφ4.5mmの穴を開け、金具内にはポンチで切り抜いた外径φ8、内径φ4.5mm、厚2mmのゴムを圧入気味に入れ、管をねじ込む。
このままでも水漏れはなかったが、管の抜け対策としてエポキシ接着。
完成!
うちのDIY環境だとM3ネジにφ1.2mm、φ1.5mm、φ2mmの穴を開けるのが苦行で、ちょっとのミスでドリル刃は折れるわ、φ2mmのエンドミルでφ2.1mmに広げるのが結構大変だわ…などなどで量産は絶対無理。
M4ネジのが良かったかもなー。
なんて書きながら、M4六角穴付きネジで量産(力技)してみた。
やっぱりちょっとのミス(負荷)でドリル刃が折れる。
コストバカ高(;´Д`)
量産しようなんて考えは無謀だったわ…。
おまけにステンレスパイプをカットして断面整えるのが大変。
旋盤欲しいー。
基本構造は変えず、M4ネジ用にちょっと修正。
これで完成なんだけど、可変ホースだとどうしても水圧が落ちる。
神経抜く際はより高い水圧が欲しいよなぁーという考えがチラチラ。
ちょうど3Dプリンターのフィラメントが切れてしまったので、交換ついでにストレート用のも作ってみることに。
うむ、やっぱりコレも欲しい。
実はコレも中に自作ゴムキャップ入れたりして防水性能高めてたりしてるので、割と手間かかってます。
完成!
現地エラ注水を可能にするための可変ホースタイプと、より高い水圧のストレートタイプの2種類に、太さが違うノズル3本。
合計6パターンの組み合わせが可能。
タチウオみたいな薄い魚の場合は一番細いノズル、ある程度のサイズ以上のシーバスみたいな太い魚には一番太いノズル。
その中間くらいのサバみたいなのには、中ノズルが良いかもー。
うーん…。
完成したんだけど、私的に納得行かないところが…。
次回に続きます。