2021年07月25日
自作外付けエイガード その2
前回の
で、外付けエイガードとしての方向性に問題はなさそうだったので、修正をかけて完成を目指します。

まずブーツ底に通すアクリルテープへのダメージが気になったので、ケブラーラインを使用して固定してみることに。
エイガード本体&ケブラーラインへのダメージを考え、アルミのハトメを使いました。
その他も色々改良。

実戦投入テスト。
ケブラーライン固定に切り替えた事での心配事は、牡蠣の瀬などに引っかかるのでは?と。
実際歩いてみると足が取られる事はなかった。
これは底がフェルトスパイクのため、ケブラーラインがフェルトに食い込んでいるからかもしれない。
ただ一つ問題が。
フィット率を上げたらスネのあたりのブーツ部がヨレてスネにコスって痛い。
あれこれ調整すれば改善できるだろうけど、ブーツのヨレ方や水圧のかかり具合など不確定要素が高いので、インナーのスネ当てを作った方が良さそうだ。

本体の方は大きな問題がなさそうなので、両足改良版へ。
スネ当てとしてダイソーのEVA厚4mmを適当にカットし、インナーとして装着して再チャレンジ。
やはりヨレたブーツがスネに当たるものの、EVAのスネ当てでノーダメージ。
でも適当にカットして靴下に差し込んで固定したため、EVA自体がズレちゃって、脱いでポジションセッティングするの面倒すぎた。
きちんと固定できるように加工必須。

2回目の使用でブーツ底で固定している380lbのケブラーラインが耐えきれず切れてしまった。
ステンレスワイヤーに変更。

通したワイヤーは3Dプリンターで製作したこんなパーツで固定。

ワイヤー末端はそのままだとバラけてしまうので、PEラインとエポキシ接着材で末端処理。

ごんずいさんが履いている市販の外付けエイガードと比較。
市販品の方はかなりごっつい。
私の自作の方がスマートにフィットしている。
特にブーツ先端のプラ板を折り曲げてリベット止めな市販品と、3Dプリンター出力の違いが大きい。
でも市販品の方は最大公約数的に色々な方に合わせるためにピーキーさを排除した結果というのが大きいかな?
市販品のもよく出来ていると思います。

ひとまずの自作外付けエイガードは完成したんですが、まだまだ問題を抱えております。
ブーツと自作エイガードの隙間から大きめの貝殻が中に入った場合、抜けない構造になってしまっている。
これは対策を考えないとアカン。
あとはステンレスワイヤー以外でのブーツとの固定方法ももうちょい考えたいところ。
でも製作に着手してから想定していたモノにはなったので良かった。
今だとエイガードは色々な種類がありますが、だいたい下記の感じ。
・索敵型
エイと接敵するのを予防するためのエイガード。
アクティブエイガード:電気でエイが逃げる
ウェーディングスタッフ:杖でツンツン底を突きながら踏むのを防ぐ
・シールド型
エイの毒針攻撃を物理的に防ぐエイガード。
外付けエイガード:今回の私が自作したようなタイプ
・ダメージコントロール型
エイの毒針攻撃は受けるけどダメージを最小限に抑える。
インナータイプのエイガード:切創には強いが刺突には弱いため絶対安全ではない。またブーツには穴が空く。
どれも一長一短。
一番防御率が高いのはブーツ部を完全に覆う形のシールド型の外付けタイプ。
ほぼ抜かれることはない。
見た目がごっつくなったり、若干歩きづらくなったり、水の抵抗が増したりなんかがあります。
インタータイプのダメージコントロール型は、水の抵抗などを気にせず、お気軽にある程度防ぐことが可能。
ただし刺突には弱いので、毒針の角度が悪いとダメージ軽減効果しか発揮できない。
ウェーダーのサイズを気にする必要があり、食らうとブーツに穴が空くのと、お値段がたかーい。
索敵型はそもそも踏まなければ良いという形式で割とお手軽。
ただアクティブエイガードでも完璧とは行かず、たまーに気にしないエイがいるのが怖い。
エイの逃げ方を見ると効果は実感としてあります。
基本的にガシガシ歩かなきゃ踏みませんが、ファイト中に一歩下がったときに後ろに居たとか、何気なく踏み出した一歩に居たなどがエイの怖いところ。
すり足でもエイホール形成されててちょうどそこに居たとかの場合、よっぽど慎重なすり足でないと踏みます。
ウェーディングする際は十分に注意して安全に遊びましょう。
2021/05/31
で、外付けエイガードとしての方向性に問題はなさそうだったので、修正をかけて完成を目指します。

まずブーツ底に通すアクリルテープへのダメージが気になったので、ケブラーラインを使用して固定してみることに。
エイガード本体&ケブラーラインへのダメージを考え、アルミのハトメを使いました。
その他も色々改良。

実戦投入テスト。
ケブラーライン固定に切り替えた事での心配事は、牡蠣の瀬などに引っかかるのでは?と。
実際歩いてみると足が取られる事はなかった。
これは底がフェルトスパイクのため、ケブラーラインがフェルトに食い込んでいるからかもしれない。
ただ一つ問題が。
フィット率を上げたらスネのあたりのブーツ部がヨレてスネにコスって痛い。
あれこれ調整すれば改善できるだろうけど、ブーツのヨレ方や水圧のかかり具合など不確定要素が高いので、インナーのスネ当てを作った方が良さそうだ。

本体の方は大きな問題がなさそうなので、両足改良版へ。
スネ当てとしてダイソーのEVA厚4mmを適当にカットし、インナーとして装着して再チャレンジ。
やはりヨレたブーツがスネに当たるものの、EVAのスネ当てでノーダメージ。
でも適当にカットして靴下に差し込んで固定したため、EVA自体がズレちゃって、脱いでポジションセッティングするの面倒すぎた。
きちんと固定できるように加工必須。

2回目の使用でブーツ底で固定している380lbのケブラーラインが耐えきれず切れてしまった。
ステンレスワイヤーに変更。

通したワイヤーは3Dプリンターで製作したこんなパーツで固定。

ワイヤー末端はそのままだとバラけてしまうので、PEラインとエポキシ接着材で末端処理。

ごんずいさんが履いている市販の外付けエイガードと比較。
市販品の方はかなりごっつい。
私の自作の方がスマートにフィットしている。
特にブーツ先端のプラ板を折り曲げてリベット止めな市販品と、3Dプリンター出力の違いが大きい。
でも市販品の方は最大公約数的に色々な方に合わせるためにピーキーさを排除した結果というのが大きいかな?
市販品のもよく出来ていると思います。

ひとまずの自作外付けエイガードは完成したんですが、まだまだ問題を抱えております。
ブーツと自作エイガードの隙間から大きめの貝殻が中に入った場合、抜けない構造になってしまっている。
これは対策を考えないとアカン。
あとはステンレスワイヤー以外でのブーツとの固定方法ももうちょい考えたいところ。
でも製作に着手してから想定していたモノにはなったので良かった。
今だとエイガードは色々な種類がありますが、だいたい下記の感じ。
・索敵型
エイと接敵するのを予防するためのエイガード。
アクティブエイガード:電気でエイが逃げる
ウェーディングスタッフ:杖でツンツン底を突きながら踏むのを防ぐ
・シールド型
エイの毒針攻撃を物理的に防ぐエイガード。
外付けエイガード:今回の私が自作したようなタイプ
・ダメージコントロール型
エイの毒針攻撃は受けるけどダメージを最小限に抑える。
インナータイプのエイガード:切創には強いが刺突には弱いため絶対安全ではない。またブーツには穴が空く。
どれも一長一短。
一番防御率が高いのはブーツ部を完全に覆う形のシールド型の外付けタイプ。
ほぼ抜かれることはない。
見た目がごっつくなったり、若干歩きづらくなったり、水の抵抗が増したりなんかがあります。
インタータイプのダメージコントロール型は、水の抵抗などを気にせず、お気軽にある程度防ぐことが可能。
ただし刺突には弱いので、毒針の角度が悪いとダメージ軽減効果しか発揮できない。
ウェーダーのサイズを気にする必要があり、食らうとブーツに穴が空くのと、お値段がたかーい。
索敵型はそもそも踏まなければ良いという形式で割とお手軽。
ただアクティブエイガードでも完璧とは行かず、たまーに気にしないエイがいるのが怖い。
エイの逃げ方を見ると効果は実感としてあります。
基本的にガシガシ歩かなきゃ踏みませんが、ファイト中に一歩下がったときに後ろに居たとか、何気なく踏み出した一歩に居たなどがエイの怖いところ。
すり足でもエイホール形成されててちょうどそこに居たとかの場合、よっぽど慎重なすり足でないと踏みます。
ウェーディングする際は十分に注意して安全に遊びましょう。