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ごんずい博士さんの


の続きとなるその2です。

前回のその1で完全バラしまでは終わりました。
あとは組み付けだけとなる予定だったのですが、残念ながらネジ穴を2本ナメたため、このネジを注文->受け取りする間、もうちょっと気になる部分をメンテナンスしましょう。



06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
まずはダイワのスピニングリールでお馴染みのベールの傾きというか下がり症状。
長年ダイワのスピニングリールを酷使している方のほとんどが出ている症状だと思いますが、私的見解ではベールを戻した時、ベールアームとローターが接触する部分の摩耗だと思います。
ごんずい博士さんの06トーナメントISO Z2500LBDもご多分に漏れず、写真のようにローター側がかなり削られており、角度的には5~10度近くベールが傾いています。
修正方法は過去の記事でも何度か書いていますが、ベールアームかローターのどちらかに何らかの薄い板を入れるのが一番お手軽で経済的です(´∀` )




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
本当はベールアーム側に入れた方が失敗したときなどの経済的ダメージが少ない(06トーナメントISO Z2500LBDではローター¥12500、ベールアーム¥1700)のですが、あまりにもローター側が削られている&ベールアーム側はワッシャープレートが入るので調整が面倒(´ー`;)
なので今回はローター側に厚0.3mmのアルミ板を入れました。
手抜きです(´Д`;)
ごめんなさい、ごんずい博士さん。




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
調整前の写真を撮るの忘れてないのですが、かなーり傾いていたベールはなかなか良いところまで修正かけられたのではなかろうか。
ついでにラインローラーもメンテナンスしておきます。
ラインローラーはごんずい博士さんがメンテしていたのかな?まだまだオイルが入っていて順調。
これならココはメンテナンスしなくてもよかったかな(´∀` )




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
バラした時から気になっていたレバーブレーキのレバー付け根。
グリスに砂やら塩がどっしゃりで、かなりジャリジャリです(´д`;)




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
塩ガミしてどうしようもなさそうな部分は諦めるとして、なるべく洗浄もしておきましょう。
綺麗スッキリ(゚∀゚)
しかしこれだけレバーが塩ガミしているということは、他の見えない部分も…。




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
やっぱりおまえもかー!06トーナメントISO!
ハンドルノブのハンドル側ベアリングはものすごく錆びやすいんです。
しかしごんずい博士さんはRCSラウンドノブLサイズのハンドルノブに変更していたので、これだけの錆で済んでいます。
このRCSラウンドノブのベアリングはたぶんダイワのCRBBというヤツで、普通のミネベアなどのベアリングに比べてかなり高価なんですが、確かに錆に強い。
それがこれだけ錆びるって事は…(´∀`;)




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
まるで金色にアルマイト加工したみたいで綺麗です(´∀` )




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
エーゼット サビトリ液を数滴垂らし、数分待って拭き取るだけで、あら綺麗ヽ(´ー`)ノ
ついでにベアリングも同様の処置を施します。
というか、このRCSラウンドノブLサイズ、たぶん組み付け方が間違ってる感じ。
私はMサイズしか使用したことがありませんが、2枚付属のワッシャーは
 ハンドル→ワッシャー→ベアリング  ベアリング→ワッシャー→ネジ
の順番で組み付けるのが通常だと思いますが、ワッシャー2枚ともネジ側に入っており。
これだとハンドル側のベアリングがより一層ノーガードになるので、ガタも相まって錆びやすくなっちゃうと思います。





06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
ついでに折りたたみハンドルも砂や塩ガミしていてガッシガシだったので綺麗さっぱり(´∀` )
ここは強い力がかかるのでグリスも良いんですが、ものすごく簡単にメンテナンス出来る部分なので、粘度が高いオイルがお奨めです。
オイルのが砂ガミしたときのメンテナンスも楽なのです。
ディグリーザーをブシャー!と吹いてオイルと砂やらを飛ばし、ティッシュなどで拭き取ったらオイルを差し直せば良いだけです。




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
さてネジも届いたので組み付けに入ります。




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
LBDも2回目のメンテナンスともなると、色々わかってきます。
まずはレバーブレーキ操作性部分。
ここはかなり強いバネでプレートが擦れ合うため、脱脂状態ではかなり引っかかって重たいですが、グリスを入れると気持ちいいくらいタッチが良くなるのが実感出来ます。
こういう強い力で接するところはオイルよりもグリスがお奨め。
頻繁にメンテナンス出来るような場所なら、粘度が高いオイルもお奨めです。




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
問題のこいつ。
音鳴りの原因の多くがココだと思うわけですが、回転性能にダイレクトに響いてくるので…。
おまけにこのベアリングとラチェットを止めてるネジ切ったパーツ。
ネジロック剤で締め込んで精度出そうとかあり得ないでしょ。
組み付ける人の技量で精度が大きく変わる設計とかダメだと思います。
実際、最近のLBDではこんなパーツ使われてません。




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
メンテナンス前




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
メンテナンス後
だいぶ綺麗にしました。
あとはグリスやオイルをなるべく綺麗に入れて、音鳴りを出来る限り抑えつつ、回転性能も維持出来るように調整(したつもり)。




06トーナメントISO Z2500LBDメンテナンス2
細々微調整加えてメンテナンス終了!ヽ(´ー`)ノ
こんなに時間かかったスピニングリールメンテナンスは初めてでしたよ…(;´Д`)ハァハァ
正常動作の状態がわからないので、今回のメンテナンスでどれだけ変わったのかは正直わかりません(´ー`;)
回してみた感じ悪くないと思いますが、リーリング中にレバーを戻すとバネかラチェット周辺の板が跳ね返ってパシューン!と気持ち良い音が鳴るのが気になります。
組み付けミスしたかなぁ…大丈夫だと思うんだけど。

でもとりあえず終わり!



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この記事へのコメント
いやー、いつもながらスゴいですね~(^。^;)!!
かなり手強かったトーナメントちゃんもきれいになって喜んでますよ(*^▽^*)♪
ベールの傾きまで直して頂けたとは…m(__)mキョウシュクデス!!
ハンドルの部分なんかも意外にサビてたんですね~。
スムーズにうごいていても油断しちゃイカンですね(^。^;)
ワッシャー位置の件も勉強になりましたf(^_^;)オハズカシイ
ワタシができたのは、予想通りラインローラーだけなんですよ(~_~;)マダマダ
ちなみに、塩がみしてしまった部分の清掃って、とにかく拭き取る感じなのでしょうか?コツあれば教えて頂けたらと。。。
ホントありがとうございましたm(__)m
ログもメチャ楽しんじゃいました♪
Posted by ごんずい博士 at 2015年05月16日 06:48
>ごんずい博士さん
各所塩ガミやサビが結構目立った感じでしたが、ハンドルノブベアリングはCRBBで助かった感じです。
まだまだ塩が固まったところがありますから、使用後の洗浄はしっかりと!

内部の塩ガミはある程度しょうがないですが、基本的には使用後に水で洗い流すしかありません。
お湯だとオイルやグリスまで流れるので、やるとしてもぬるま湯のシャワー程度で(特に内部は注意)。
このリールだとレバーブレーキ付け根、折りたたみハンドル部分、ベールアームの裏側なんかが相当塩ガミしてました。

ハンドルノブの内部奥のベアリングは、ドライ系の超回転するオイルを入れています。
こちらは浸水する事が少ないので。
しかし写真の錆びてる方は結構海水が水滴レベルで入るというか交わります。
なので使用後は陸っぱりでもシャワーをかけながらノブを回して洗浄してください。
水を中に入れるというより、表面の汚れを落とす感じOKです。
あとはハンドルノブを付けたままで良いので、隙間からたまーにオイルを数滴差すと効果絶大です。
Posted by さ at 2015年05月16日 09:59
 
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