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 携帯型血抜き&神経抜きポンプ ノズル交換式
 
販売先 [ヤフオク]売り切れました


ここ数回連投しております、自作津本式携帯型血抜き&神経抜きポンプのさらなるシュリンクに成功し、ダイソー商品2つ(現時点で税込み216円)+炭酸飲料のペットボトルだけで作れるようになりました。
必要工具は電動ドリル、5.5mmドリルビット、ハンマー、直径7mm前後の円柱状の硬い棒、カッターでいけます。





まずはざっくりと作り方を動画にまとめてみました。
では一つ一つ説明を。





まずダイソー商品2つが必要で、その1つ目は加圧式霧吹き。
園芸コーナーで売っており、緑色のコレです。
サビ防止の油がついており、多少オイリーな感じなので拭き取り推奨。





2つ目が化粧品用スポイド。なんでじゃなくなのか不明です(;´∀`)
化粧品コーナーやその近くの携帯ソープボトルが売っている辺りが多いです。
大小と2つのサイズがありますが、どちらでも問題ありません。
使うのは先端の針ってほどではないけど細くなっている部分で、どちらも同じサイズなのでどっちでもOKです。





ポンプの方はねじ込み式でパーツをバラせるので、先端の金色の金具を取り外します。
その金具がついてる灰色のパーツも外した方が後々の作業がしやすいので外しちゃってください。
スポイトの方は先端のみ無加工で使います。





ポンプの金具を外した灰色のパーツの先端をカットします。
赤色で点滅している部分です。
先端にゴムのOリングがついてますが、それを留めている段差までカットします。
カッターでパーツを回しながらグリグルやれば、3分もかからずにカット出来ます。





次にポンプ先端の金具中央に空いている穴を直径5.5mmまで拡張します。
電動ドリルを使ってゴリゴリ空けてください。
いきなり5.5mmドリルビットを使うと難しいと思うので、たくさんドリルビットをお持ちの方はちょっとずつ広げていくと良いかもー。





上手にあけましたー。
動画ではわかりやすくするために表側から空けていますが、ボール盤などでバイスがあってきっちりクランプ出来る環境なら、裏側から空けた方がバリが少なく良いと思います。
また面取りビットがある方は使ってバリを取るといいでしょう。





スポイト先端を金具に入れると、奥まで入り切らずにグラグラすると思います。
そこで金具の裏側から直径7mm前後の円柱状の硬めの棒なんかをあてがってハンマーで叩いてスポイト先端を圧入します。





スポイト先端にいくつかの段差がありますが、根本近くの段差が少し金具から飛び出すくらいまで圧入出来ればOKです。
軽く釘を打ち付ける程度の力でコンコンと数回叩く感じ。





直径7mm前後の円柱状の棒って何よ!って方は、M4の六角穴付きネジを使うと良いです。
これの頭の直径が7mmなので、頭側を金具に突っ込んで、ネジの底を叩くと最適です。
私はロングナットを途中まで入れて使っていますが、最後まで締め込むと先端金具に干渉して最悪先端金具を壊します。
よくわからない場合はネジだけの方が安全です。





最初に灰色のプラスチックパーツをカッターでカットしましたが、金具の位置の違いがわかりますかね。
カッターでカットしないと締め込めず、内部の噴出口が金具に被ってしまい、水を出せない事があります。
カットする事により噴出口も広くなって圧力も増し、ストレートに水が通るようになります。





あとは空になった炭酸飲料のペットボトルに1/3くらい水を入れ、ポンプ付属の吸水管は使わず、ペットボトルを上側の逆さ向きにして使います。
逆さ向きにすることにより、確実に水を吸水出来て、さらに水圧も重力を利用して加圧した最大値を利用出来ます。
また実際に血抜きで使うとわかったのですが、ペットボトルが下側だと魚をかなり持ち上げたり、テーブルの端など下側がフリーな場所でないと吸水出来ずにエアーだけになってしまう事が多々あります。
管は使わずペットボトルを逆さ向き!これ重要。





先端はそのままでは長いので、使いづらいって方はカットしても良いと思います。
カットするとストレートに水は出づらくなるので、ペンチなどで潰したりして調整してください。




以上、ダイソー2商品で作る、自作津本式携帯型血抜き&神経抜きポンプの作り方でした。
魚を最大限美味しく食べられるよう考え、この血抜き&神経抜きを考案された津本さんに感謝をこめて。  

先日作った自作津本式携帯型血抜きポンプを実践テストするためウェーディングへ。
いつもは釣れた魚はリリースするんですが、今日は狩りです。
なんとしても釣らねば…。





しかし現地爆風&うねりでコンディションかなり悪し。
時期的に予測潮位も結構高めでキビシー。
コンディション的に使えるルアーが限られるものの、これまた先日作った自作スピンテール軽量版が大活躍。
14gほどと軽すぎず重すぎずで扱いやすく、ブレードが低抵抗のため巻き重りなくシュルシュル引ける。
1mくらいのシャロー域でも根がかりせずにサクサク打てるのは最高です。
で、そのルアーにキター。





50ちょっとくらい。
これでなんとか血抜きテストが出来るぞ。





渋かったもののなんとかもう1本キャッチ。
上げは潮が全く流れずそうそうに切り上げ。
今年はあんまり釣り行ってないけど、海はずーーーとイマイチな感じが続いてます。






では早速、自作津本式携帯型血抜きポンプの実践を動画にて。

まず最初に炭酸飲料のペットボトルにちょろっと水を入れ、ポンプで加圧。
次に魚の神経を切断。
エラのお腹のキワにある薄い膜に包丁を通してエラから血抜き。
尾っぽの付け根(あんまり尾っぽ側だとダメです)を切断し、背骨の上にある神経、下にある動脈を晒す。
神経、動脈に自作津本式携帯型血抜きポンプ先端を入れて開放!すると、血と神経を吹き飛ばす事に成功!ヽ(´ー`)ノ

血抜きに関しては、腸出して浮き袋も取った後にやった方がいいかもー。
特に浮き袋の膜が邪魔して、最初の血抜き動画のようにお腹が膨らんで血が出てきません。
この辺は本家の津本式動画を参照にした方が良いですね。

心配していた圧力不足はシーバス程度では問題なさそう。
神経がこんなににゅるにゅる出てくるとは思いもよらず、これは大成功と言っていいレベルなのではないかと。
惜しむべきは私の血抜き基本レベルが下手すぎ(;´∀`)
もっと上手な人なら、すんごーーく良い状態に出来るのではないかと思います。

なお材料費はすんごく安く、300円くらい+炭酸飲料のペットボトルだけ。
メルカリとかで売ろうとすると、ダイソーの加圧式ポンプがデカイので送料の方が高くなっちゃうので無理かなぁー。
知り合いなら作ってあげられるんだけども。
ちょっと大きいので、小型の自転車用ポンプとゼロから設計し直して3Dプリンタ使えば、持ち運びに便利な超小型版が作れそう(゚∀゚)
マグロとかには歯が立ちそうにないけど、ランカーシーバス程度なら十分使えそうです!  

釣った魚を持って帰って食べる際、スーパーなどで買うよりも圧倒的な鮮度で食べたい。というのは釣り人なら誰でも一度は思う事ではないでしょうか。
頭と腸を現地で捌いで持って帰っても良いんですが、さらに上を目指そうとすると血抜き、神経抜きにたどり着くと思います。
血抜き、神経抜きにも色々やり方があるんですが、やるからには究極を知りたい。
となったときたどり着くのが津本式が一つの答えだと思います。

まずは普通の血抜き&神経締め同様、エラから血を抜き、脳を破壊して絶命させる。
津本式はこの後、尾っぽに切れ目を入れ動脈&神経を見える状態にし、コンプレッサーの圧力で動脈&神経の血と神経を吹き飛ばします。
腸~尾っぽの背骨下の動脈の血は抜けづらく、これが身に回ると美味さが落ちる事から、津本式はここの血抜きの効果が大きいと思います。





動画を見ると確かにすごい血抜き&神経締めなんですが、コンプレッサーの圧力を利用することから釣り場の現地じゃ難しい。
なんとか携帯式に出来ないものか?と初めて津本式動画を見たときに思いまして…。
そんなときダイソーで見つけたのが写真の加圧式霧吹き!
ペットボトルにちょろっと水を入れて手動ポンプで加圧し、ボタンを押して開放すると圧力で水がドバー!と出る。
加圧式水鉄砲なるものもあるみたいですが、同じ原理ですね。





この先端を加工すれば、携帯型津本式血抜きポンプを作れるのでは?と思ったわけです。
が!
この先端パーツのネジが結構特殊なネジ(M9x1.0っぽい)で、CNCでネジを切るためのスレッドミルを持っていないし、ましてやこんな特殊なタップなんかもないし…で、そのうち3Dプリンター買ったら作ってみようとお蔵入り。
かれこれ10ヶ月ほど前の事。





買っちった





ずーーーーと欲しいと思っていたので、セールで2万以上安ければそりゃー買っちゃうよ!
まだ買って間もないので、機械特性なども全く掴めておらず。
とりあえず使ってみた限り、想像していたほど高精度ではないが、泣いちゃうほど微妙でもない。
設定を細かくして時間かけて印刷すれば結構キレイ。
でも公差は結構大きいかなぁ…って感じです。





3Dプリンターを買ったら作ってみたかった。というわけで作ってみます。
ちょうど程よい小物感ですし、3Dプリンターに慣れるにもうってつけのパーツです。
なわけで、うちのCNC3020で作るのはちょっと厳しいアタッチメントパーツをFusion360でモデリング。
ネジは特殊な物(だと思われる)ので、コイルを使ってモデリング。
一応ローレット加工も入れて摘みやすく。





赤い方が3Dプリンターにて印刷したアタッチメントパーツ。
先端はダイソーのスポイト式注射器をカットして短めに。





装着するとこんな感じ。
最初先端パーツをカットせずに使ってみたところ、どうも圧がいまいち足りない。
長いのが悪いのか?と4/5ほどカットして短くしても、いまいち変わらず。
さらに先端をペンチで潰すと、多少は圧が上がった。
それでも圧が足りてないかなぁ…。




噴射テスト動画。
ギリギリ使えるかどうかくらいの圧かなぁー。
少なくとも神経を飛ばすには圧が足りてない感じがある。

ダイソーの加圧式霧吹きが体感3気圧くらいなので、これ以上の圧を携帯型で目指すとなるとスポーツバイク(自転車)用のポンプやタイヤなんかを利用したり、タンクから考えないとダメかも。
炭酸飲料用ペットボトルがどれほど耐えられるかわからないため、これ以上の圧は怖くてかけられないし。
なかなか難しいネ。  

以前
アルミを削って金型にした自作スピンテールを作ったんですが、本体だけで20.35gほどあり、フックや自作ブレードまで込みだと22.5gほどとかなり重たい。
飛距離は申し分ないし、低抵抗のブレードのためシャローも引ける。
が!
さすがに重たいため、ウェーディングのシャロー帯で使うにはロッド立ててゴリ巻き必須みたいな釣りになってしまい、これが結構キツイ。
ランガンしながら刻んだり近距離で狙い撃ちするならよく使う5~7gのスピンテールで問題ないものの、この中間をあまり持っていなかった。
特に12g前後。
というわけで、軽量版を作ってみることに。





毎度のFusion360でモデリング。
設定の物理マテリアルで鉛に設定し、プロパティを見るとシミュレーションした数値が出てくるので、これを参考に形状や大きさを調整。
Fusion360上では12gくらいでモデリングしますが、経験上CNCでの削り残し、アイの重さ、実際に鋳造する鉛の質などを考えると1gくらいは減ります。
なので11gくらいかなー。





CNC3020でアルミブロックから金型を削り出します。





アイの治具を作ってペンチで曲げてアイを作り、金型にセットして鉛を鋳造。
実はここでミスが発覚。
なかなか鋳造がうまく行かず「おっかしいなぁー」と思ったら、空気の抜け穴を作っていなかった。
金型の片面にボールエンドミルでちょろっと溝を作って、鋳造温度をちょい上げて無事サクサク行くように。
本体のみで11.25g±0.05gほどなので、狙い通りといった感じ。





ついでに自作ブレードもちょろっと量産。
この自作ブレード、強度的には結構ピーキーで売れるレベルには達していないけど、引き抵抗が小さいためシャロー帯で使いやすく、比較的ベイトが小さめの場所で超有効。
ブレードは形状、大きさ、素材、重さなどで色々変わって奥が深いです。





完成。
フックを#6太軸で重ためのだと14gなので、まーまー狙い通りかなー。
#8細軸なら13gくらいだと思われるので、場合によってはこちらの方が良いかも。
あとは実際に使って釣るだけ!




ぷちお買い得情報
どれも半額くらい。
売れちゃったら値上がると思います。