2014年07月04日
ダイワスピニングリールベールアーム修理
ダイワのスピニングリールは経年劣化でベールアームが傾いてくる!
という方、結構多いのでは?
実は私が使用している旧イグジストもご多分に漏れずヘタって傾いていました。
実は何度か落としたのにも原因はあると思うんですが…(´Д`;)
最近ウェーディングで良くご一緒するごんずい博士さんも同様の症状をお抱えの様子。
ごんずい博士さんの銀狼の写真をお借りして、どういうことか説明したいと思います。
ごんずい博士さん、写真のご使用許可ありがとうございます。
写真がきちんと水平で撮られているかは置いておいて、上下2本のラインはスプールエッジのラインです。
アバウトに引いたラインですが、だいたい平行になっていると思います。
これと同じ平行のラインをベールアームの付け根付近に沿って引いたのが緑色のライン。
アラ不思議。ベールアームが傾いて見えます(´ー`;)
私の旧イグジストも同じか、それ以上に傾いていました。
それを自分で修正したのがこちら。
まだ若干傾いていますが、かなり改善されていると思います。
さて実際にどうやったかですが、ここからはあくまで自己責任でお願いします。
まずベールアーム関連を全部バラします。
ラインローラーはバラさず、そのままでOKです。
型番や年式、リールの種類によって色々変わるかもしれませんが、基本的に構造は同じかと。
化粧板を外すと、実際にベールアームを止めてるネジがあるので、2本とも外すとベールアームが取れます。
この時、ベールアームを起こしたりするときに使うバネが飛んでいくかもしれませんので、注意してください。
ラインローラー側のベールアームネジ穴の裏側のストッパー(ダイワの商品パーツ名によるとアームレバー)にちょうど良い感じのアルミ板を入れます。
写真だと中央付近の銀色の2枚の板です。
どういうことかと言うと、靴底の修理と同じようなものです。
経年劣化などで削れてしまった(であろう)ストッパーに、なんらかのシムを噛ませる事により、調整しちゃうって事。
厚みはリールの状態によって変わるのでなんとも言えません。
厳密に水平に戻したいならダイワに修理に出すか、対象パーツを買うしかありません。
ただし、この対象パーツが結構高い。
例えば旧イグジストの場合、アームレバーか、ローターのどちらか、もしくは双方が問題で、特にローターは一体成形のため安くありません(´Д`;)
アームレバーが1200円、ローターが8000円なので、購入時の水平に戻すには10000円近くかかるということです…。
最近のダイワのリールはローターがもっと高いので…ガクガク
アームレバーだけで直る可能性にかけて買ってみるのは良いかも?
もしくはバネが劣化している可能性もありますが、そっちは詳しく調べてないのでなんとも…。
とにかく悪いのはこの辺りのパーツだけど、ピンポイントの原因が不明なので、調整で直してしまおうというのがこの方法です。
ちなみに旧イグジストの場合、ベールアーム、アームレバー、ローターを買うと14000円くらいします。
なお、今回シムに使ったアルミ板は、ダイソーで売っている0.3mm厚の接着シールが付いたアルミです。
1枚100円でそこそこの大きさがあるので、100台分くらいの修理は余裕で出来ちゃうんじゃないかな?(´ー`;)
ちなみにこのアルミ板、売ってるダイソーの方が圧倒的に少ないと思います。
かなり大きめのDIY系が充実しているダイソーならあるかも。
浦安近くでは船橋のギガダイソーなら6Fに確実に売っています。
西葛西のダイソーにも置いてあったかな。
なお、このベールアームの傾きを修理しても、実際のリーリングにどれだけ差が出るのかは疑問符が付くところ。
私の場合、ライントラブルが続出して、問題はコレか?と修正したところ直りましたが、○○を始めたら彼女が出来ました!くらい怪しく、他に原因があった可能性も結構大きいです。
ただラインローラーの動きは良くなり、PEのヨレは少なくなるとは思います。
気になる気になるきになるキニナルキニナル…という方は自己責任で挑戦してみるのも面白いかもヽ(´ー`)ノ
という方、結構多いのでは?
実は私が使用している旧イグジストもご多分に漏れずヘタって傾いていました。
実は何度か落としたのにも原因はあると思うんですが…(´Д`;)
最近ウェーディングで良くご一緒するごんずい博士さんも同様の症状をお抱えの様子。
ごんずい博士さんの銀狼の写真をお借りして、どういうことか説明したいと思います。
ごんずい博士さん、写真のご使用許可ありがとうございます。
写真がきちんと水平で撮られているかは置いておいて、上下2本のラインはスプールエッジのラインです。
アバウトに引いたラインですが、だいたい平行になっていると思います。
これと同じ平行のラインをベールアームの付け根付近に沿って引いたのが緑色のライン。
アラ不思議。ベールアームが傾いて見えます(´ー`;)
私の旧イグジストも同じか、それ以上に傾いていました。
それを自分で修正したのがこちら。
まだ若干傾いていますが、かなり改善されていると思います。
ベールアームの傾き修正
さて実際にどうやったかですが、ここからはあくまで自己責任でお願いします。
まずベールアーム関連を全部バラします。
ラインローラーはバラさず、そのままでOKです。
型番や年式、リールの種類によって色々変わるかもしれませんが、基本的に構造は同じかと。
化粧板を外すと、実際にベールアームを止めてるネジがあるので、2本とも外すとベールアームが取れます。
この時、ベールアームを起こしたりするときに使うバネが飛んでいくかもしれませんので、注意してください。
ラインローラー側のベールアームネジ穴の裏側のストッパー(ダイワの商品パーツ名によるとアームレバー)にちょうど良い感じのアルミ板を入れます。
写真だと中央付近の銀色の2枚の板です。
どういうことかと言うと、靴底の修理と同じようなものです。
経年劣化などで削れてしまった(であろう)ストッパーに、なんらかのシムを噛ませる事により、調整しちゃうって事。
厚みはリールの状態によって変わるのでなんとも言えません。
厳密に水平に戻したいならダイワに修理に出すか、対象パーツを買うしかありません。
ただし、この対象パーツが結構高い。
例えば旧イグジストの場合、アームレバーか、ローターのどちらか、もしくは双方が問題で、特にローターは一体成形のため安くありません(´Д`;)
アームレバーが1200円、ローターが8000円なので、購入時の水平に戻すには10000円近くかかるということです…。
最近のダイワのリールはローターがもっと高いので…ガクガク
アームレバーだけで直る可能性にかけて買ってみるのは良いかも?
もしくはバネが劣化している可能性もありますが、そっちは詳しく調べてないのでなんとも…。
とにかく悪いのはこの辺りのパーツだけど、ピンポイントの原因が不明なので、調整で直してしまおうというのがこの方法です。
ちなみに旧イグジストの場合、ベールアーム、アームレバー、ローターを買うと14000円くらいします。
なお、今回シムに使ったアルミ板は、ダイソーで売っている0.3mm厚の接着シールが付いたアルミです。
1枚100円でそこそこの大きさがあるので、100台分くらいの修理は余裕で出来ちゃうんじゃないかな?(´ー`;)
ちなみにこのアルミ板、売ってるダイソーの方が圧倒的に少ないと思います。
かなり大きめのDIY系が充実しているダイソーならあるかも。
浦安近くでは船橋のギガダイソーなら6Fに確実に売っています。
西葛西のダイソーにも置いてあったかな。
なお、このベールアームの傾きを修理しても、実際のリーリングにどれだけ差が出るのかは疑問符が付くところ。
私の場合、ライントラブルが続出して、問題はコレか?と修正したところ直りましたが、○○を始めたら彼女が出来ました!くらい怪しく、他に原因があった可能性も結構大きいです。
ただラインローラーの動きは良くなり、PEのヨレは少なくなるとは思います。
気になる気になるきになるキニナルキニナル…という方は自己責任で挑戦してみるのも面白いかもヽ(´ー`)ノ
この記事へのコメント
これでしたか~(*^^*)!!
実際ベールにラインが止まるとトラブルんですよ~(ーー;)
実は先日分解してみたのですが、これはちょっと手強いなと思いそのままに。。。(^。^;)
ちなみに、接着面はボンド付けされてます?
シールテープだとしっかり付かないような。。。
あとワタシの銀狼ちゃんの場合、何枚重ねくらいかわかりますか?
精密ピンセット買ってトライしてみます♪
実際ベールにラインが止まるとトラブルんですよ~(ーー;)
実は先日分解してみたのですが、これはちょっと手強いなと思いそのままに。。。(^。^;)
ちなみに、接着面はボンド付けされてます?
シールテープだとしっかり付かないような。。。
あとワタシの銀狼ちゃんの場合、何枚重ねくらいかわかりますか?
精密ピンセット買ってトライしてみます♪
Posted by ごんずい博士 at 2014年07月04日 07:49
>ごんずい博士 さん
接着はこのアルミ板に元から付いているもののままでも私は問題は出ていませんが、出来れば多少粘着質の接着剤を使用した方が良いと思います。
2液エポキシも良さそうですが、ちょっと硬質かも?
ちなみに2液エポキシもダイソーやセリアなどの100均で売っていますが、割れたプラグルアーなどの修理にも良いのでお奨めです。
格安で入手出来る接着剤の中ではダントツで硬質で強いです。
ごんずいさんの銀狼ちゃんの場合はどうでしょうね。
0.6±0.3mmくらいかなぁ。このアルミ2枚でほぼ水平まで持って行けそうな感じします。
実際に調整する場合は、バネを外した状態で着脱を繰り返して追い込むと良いですよ。
接着はこのアルミ板に元から付いているもののままでも私は問題は出ていませんが、出来れば多少粘着質の接着剤を使用した方が良いと思います。
2液エポキシも良さそうですが、ちょっと硬質かも?
ちなみに2液エポキシもダイソーやセリアなどの100均で売っていますが、割れたプラグルアーなどの修理にも良いのでお奨めです。
格安で入手出来る接着剤の中ではダントツで硬質で強いです。
ごんずいさんの銀狼ちゃんの場合はどうでしょうね。
0.6±0.3mmくらいかなぁ。このアルミ2枚でほぼ水平まで持って行けそうな感じします。
実際に調整する場合は、バネを外した状態で着脱を繰り返して追い込むと良いですよ。
Posted by さ at 2014年07月04日 17:34