2018年05月30日
赤外線ライト自作マウンタ1 失敗編
先日購入したPanasonic HX-A1Hは赤外線モードが搭載されており、真っ暗闇でも赤外線ライトを点灯すれば明るく見えちゃいます。
私の場合、主に釣りでのナイトゲームで撮影したいので、赤外線ライトを身体の何処かにマウントする必要があります。
というわけで、まずは中華通販で940nmの赤外線ライトを買ってみた。
常灯運用するため、18650リチウムイオン3000mAhで3~4時間くらいは持たせたい。
なので、ちょっと暗いかもしれないけど3Wタイプを購入。
※うんちく 光とは波と粒子の特性を併せ持つ~などと言われ、電磁波の一種らしいです。 人間の目に見える範囲が可視光で、その外側は肉眼では見えません。 γ線、X線、紫外線、赤外線、電波など。 肉眼では見えないけど波としては伝わっているので、それを見られる機器があれば捉える事が出来るわけです。 身近なものだと赤外線カメラ、X線カメラ、電波望遠鏡など。 人間だと今回購入した940nmの波長の赤外線は全く見えません。 デジカメなどで撮影すると、ほんのり光ってるのがわかる程度。 魚は人間以上に赤外線領域が見えないっぽく、550~650nmあたりで見えないんだとか。 人間だと740nmや850nmは赤い光がバッチリ見えるようです。 そのため850nmなどの赤外線ライトだと赤く点灯してるのが見えるとして売っています。 |
まずはライト自体をホールドするためのマウンタを製作。
これは先日作ったHX-A1H用マウンタとほぼ同じ。
これにHX-Aシリーズ用のクリップマウンタのボール部分を使用。
こんなのをアルミで削り出し。
こうくっつける。
それをフローティングベストのショルダーベルトに固定。
完成ヽ(´ー`)ノ
…しかし、これだと微妙だったorz
940nmの波長だと、人間の目には光っているか全く不明。
そのためいちいちスマホでHX-Aシリーズのアプリを起動し、ライトの方向や光っているかチェックする必要がある。
おまけにこの位置だと頑張っても結構上(空)を向いてしまい、カメラの画角に赤外線ライトの照射範囲がほぼ入らない。
となれば、やはりヘッドライト化しかないか!というわけで、改造に着手。
使っていないLEDライトのパーツをアレコレ組み合わせ。
なんとかなりそうな組み合わせから、一番クリティカルそうなパーツをテストとしてアクリルから削り出してチェック。
ライトのコア部分だけヘッドライト化し、電池は後頭部に持っていくので、少しでも放熱を考える必要がある。
そのため、必要パーツは全部アルミで削り出し。
コアブースター的な?
ヘッドライトにクランプしてマウントするため、クランプ用ステーも。
ライトのコア部分を支えるスペーサー兼反射板。
旋盤やスレッドミルがあればネジ切ってもっとスマートでマシなのに出来るんだけど、ないものはしょーがない。
マウントするとこんな感じ。
一見すると良さそうに見えなくもないですが、各所にミスが発覚。
これはちょっとアカンかなぁ…というわけで、これは失敗でお蔵入り(;´Д`)
DIYに失敗はつきものです。
珍しく次回に続きます。
>>次回に続きました。
赤外線ライト自作マウンタ2 道半ば
ついでにHX-A1Hのマウント方法をやっぱりキャップ(帽子)のツバにする事に。
ショルダーマウントは画角が固定になってしまうため、魚のキャッチ時に映らない事がありすぎた(;´∀`)
最初は従来通りPanasonicオフィシャルのクリップマウントを使用してみたものの、久々に使うとクリップ部分が大きいため、視界やサングラスに当たってめちゃくちゃ気になり、小型化するために自作。
アルミからこんなパーツを削り出し。
くっつけるとこうなる。
格子状のパーツは若干テーパで斜めっているため、キャップのツバに突っ込むだけで結構いい具合に固定出来る。
釣り用帽子のツバ裏にはマウント位置が固定出来るよう、アクリルを接着固定。
このアクリルがガイドとなり、毎回同じ位置に固定出来るようになるため、画角が狂う事がなくなります。
Posted by さ at 2018年05月30日│Comments(0)
│自作・DIY