2016年07月15日
自作スプールワッシャー
私が主に使用しているリールは、ダイワの05イグジストと10セルテートの2500番台なんですが、これの2506は所謂シャロースプールで、ドラグワッシャーが1枚しか入っていないためドラグ力が弱い。
さらにRCS2506スプールにベアリングを入れたら、ドラグ力がさらに弱まります(;´∀`)
なのでドラグノブをかなり締め込むくらいでないと、合わせでドラグが出ちゃって合わせが決まらない。
ドラグを締め込むと、スプール受け(スプールメタル)にスプールががっちり押し付けられ、スプールとスプール受けの間のスプールワッシャーに負荷がかかります。
輪っか形状のスプールワッシャーは、スプールが押し付けられる上からの力がかかると、外側に広がるように変形します。
内径が広がるとスプール受けベアリングをすり抜け、写真のようにスプールにスプールワッシャーがくっつきます。
ひどくなるとスプールにスプールワッシャーが食い込んで、ワッシャーの意味を成さなくなります。
うんちく。
そもそもスプールワッシャーは何をやっているのか?というと、スプールの上下の位置を調整します。
スプールの上下位置が悪いと、ラインが上下のどちらかに寄ってしまい、ライントラブルの元になります。
これを1mm以下の単位で微調整するのがスプールワッシャーです。
で、このままでは非常によろしくない。
では自作することにしましょう(゚∀゚)
まずはダイソーで売ってるPP板(厚0.5mm~1.5mmくらいまで各種)の端材をかき集めます。
ダイソーだと厚みにもよりますが、1枚300mm x 600mmくらいのが100円で売っています。
DIYするとき何かと便利なので、大きめのダイソー(浦安近郊だと葛西のダイソーか、船橋のギガダイソー)で取り扱っています。
船橋のギガダイソーなら最上階の6Fに各種取り揃っています。
毎度おなじみのCNCで外径16mm x 内径11mmの輪っか形状に削り出します。
各厚みごとに切り出すのは面倒なので、両面テープで重ねあわせて、一気に削り出しです。
両面テープの粘着を取ったり、削りカスを取ったり。
厚み違い4種類を削り出してみました。
10セルテートに自作ワッシャーを追加しました。
ピッタリ(゚∀゚)
大体良い感じ。
微調整が必要なら、オフィシャルのワッシャーを自作ワッシャーの下に入れる感じです。
ダイワの場合、スプールの互換はリアルフォー(R4)という規格で統一されており、R4対応であれば基本的に番手さえ合えば互換性があるとされています。
でも古いRCSだったり、10セルテート以降のドラグノブの変更などで、対応しているはずなのにすんなりとは入らない事があります。
0.5mmくらいの差だったりするんですが、これが結構大きな差で…みたいな事があるので、中古を購入するときは注意が必要です。
なお今回自作したスプールワッシャー、05イグジストにも同じようなものを作っていますが、こっちはダイソーのコンパスカッターを使用したハンドメイド。
0.1mm単位の精度は必要ないので、気合さえあれば誰でも作れます。
スプールワッシャーめくれちゃうよー!で困っている人などいないと思いますが、もし同様の症状でお悩みの方がいましたら、この方法を是非どうぞ(;´∀`)
さらにRCS2506スプールにベアリングを入れたら、ドラグ力がさらに弱まります(;´∀`)
なのでドラグノブをかなり締め込むくらいでないと、合わせでドラグが出ちゃって合わせが決まらない。
ドラグを締め込むと、スプール受け(スプールメタル)にスプールががっちり押し付けられ、スプールとスプール受けの間のスプールワッシャーに負荷がかかります。
輪っか形状のスプールワッシャーは、スプールが押し付けられる上からの力がかかると、外側に広がるように変形します。
内径が広がるとスプール受けベアリングをすり抜け、写真のようにスプールにスプールワッシャーがくっつきます。
ひどくなるとスプールにスプールワッシャーが食い込んで、ワッシャーの意味を成さなくなります。
うんちく。
そもそもスプールワッシャーは何をやっているのか?というと、スプールの上下の位置を調整します。
スプールの上下位置が悪いと、ラインが上下のどちらかに寄ってしまい、ライントラブルの元になります。
これを1mm以下の単位で微調整するのがスプールワッシャーです。
で、このままでは非常によろしくない。
では自作することにしましょう(゚∀゚)
まずはダイソーで売ってるPP板(厚0.5mm~1.5mmくらいまで各種)の端材をかき集めます。
ダイソーだと厚みにもよりますが、1枚300mm x 600mmくらいのが100円で売っています。
DIYするとき何かと便利なので、大きめのダイソー(浦安近郊だと葛西のダイソーか、船橋のギガダイソー)で取り扱っています。
船橋のギガダイソーなら最上階の6Fに各種取り揃っています。
毎度おなじみのCNCで外径16mm x 内径11mmの輪っか形状に削り出します。
各厚みごとに切り出すのは面倒なので、両面テープで重ねあわせて、一気に削り出しです。
両面テープの粘着を取ったり、削りカスを取ったり。
厚み違い4種類を削り出してみました。
10セルテートに自作ワッシャーを追加しました。
ピッタリ(゚∀゚)
大体良い感じ。
微調整が必要なら、オフィシャルのワッシャーを自作ワッシャーの下に入れる感じです。
ダイワの場合、スプールの互換はリアルフォー(R4)という規格で統一されており、R4対応であれば基本的に番手さえ合えば互換性があるとされています。
でも古いRCSだったり、10セルテート以降のドラグノブの変更などで、対応しているはずなのにすんなりとは入らない事があります。
0.5mmくらいの差だったりするんですが、これが結構大きな差で…みたいな事があるので、中古を購入するときは注意が必要です。
なお今回自作したスプールワッシャー、05イグジストにも同じようなものを作っていますが、こっちはダイソーのコンパスカッターを使用したハンドメイド。
0.1mm単位の精度は必要ないので、気合さえあれば誰でも作れます。
スプールワッシャーめくれちゃうよー!で困っている人などいないと思いますが、もし同様の症状でお悩みの方がいましたら、この方法を是非どうぞ(;´∀`)