携帯血抜きポンプ ノズル交換型2 少数販売

2020年01月18日 10:10


前回に引き続き、携帯血抜き&神経抜きポンプ ノズル交換型です。
かなり手間がかかってしまいましたが「コレなら良いでしょ!」というところまで漕ぎ着けたので少数販売いたします。
詳細は下の方で。





前回のログである程度完成まで見えたんですが、画像の赤丸の部分の強度がめっちゃ気になっておりました。
元から付属している真鍮金具が0.5mmほどの厚みしかなく、中に防水用の自作ゴムキャップなど入れても本体側のポンプ先端とのクリアランスの関係上、2~3mm程度の厚みが限界。
おまけに接着しづらい。
というのも、そもそもコレはエラ注水用で曲げて使いたいため、硬い接着剤(エポキシなど)を使うと割れてしまう。
ゴム系接着剤だと金具周辺の厚みがないため、ホースを曲げたときにどうしてもヨレやすく、防水性能が落ちやすい。





そこでポンプ本体との接続部分も3Dプリンターで出力することに。
内部のゴムキャップ部からさらに8mmほどの厚みを持たせ、ホース自体を圧入する形で押し込みます。
かなり強い力で引っ張っても取れないレベルで安定感が超アップ。





1個出力してうまくいったので、よっしゃー量産だー!って思ったら、我が家の3DプリンターのAdventurer3さんがめっちゃご機嫌斜め(;´Д`)
途中でX軸に段差のようなズレが起きていて、CNCの経験からステッピングモーターのバックラッシ(脱調)を疑う。
でもバックラッシの場合は、ズレがどんどん広がっていくことが多かったり、バックラッシした瞬間にステッピングモーターから「ガンッ!」とか「ゴッ!」って異音がする。
それっぽい音は聞こえなかったから(Adventurer3が静かなのもあるけど)、とりあえず動画で撮りながらチェックしてみることに。




録画してわかったことは、特定の高さになるとヘッドが移動する際に印刷済みのモデルに当たってる。
ビルドシートどころかヒートベッドごと持ち上がるくらいまで当たることも。
Gコードを追いかけてもXY軸の移動の前にZ軸は持ち上がっているので、どうもZ軸の積層を細かくしすぎると、フィラメントが盛り上がってしまうパス部分にヘッドが移動したときにヘッドが当たるっぽい。
ビルドシートとヒートベッドの隙間に楔を打ち込み、ビルドシートがずれないようにしたら印刷結果は正常になりました。
ただヘッドの故障に繋がる可能性が極めて高いと思われるので、Z軸原点出しのクリアランスをちょっと多めに取った方が良いのかも。





そんなこんなで、なんとか量産型の完成となりました。





どんな性能(水圧)で、どんな風にノズル交換を行うのかを動画にしました。
可変ホースよりもストレートキャップの方が水圧は高いので、神経抜きたい場合などはストレートの方が良いかも。
エラ注水は可変ホースに頼ることになります。
ただこれは結構慣れが必要なのと、水圧と共に水量も必要なので、本家のホース注水のような尾っぽから水がピャー!と出てくるのは大きな魚では難しいです。

本家津本さんの動画では尾っぽから水が出た方がもちろん良いが、出なくても良い。とおっしゃっています。
血液を水に置き換えて、注水後に魚を逆さまにして入れた水を出すことが重要。
この携帯ポンプの場合は、エラの根本の動脈をどれだけ切るかによっても注水の入れやすさや溢れ具合も変わりますし、魚の大きさによっても結果が変わります。
また本家のように水中フリフリ血抜きをせずに、いきなりエラ注水は正直厳しいです。
エラ根本の動脈カット後、海中フリフリで血を抜いた後ならエラ注水は結構いけます。


旋盤とか3Dプリンターとか使える環境あるぜ!な方は、ぜひぜひ良いものを作ってみてください。
美味しいお魚が釣れる土地にお住まいの方は特に!


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