ちょっと前のログの
このショルダーポーチを新調したのは装備装着具合の見直しを考えてのことなんですが、さらに突き詰めるためにショルダーポーチに入れる小物を整えたい。
ショルダーポーチが大きくなったので色々入れられるんですが、小物類はオカッパリ用とウェーディング用のフローティングベストで都度入れ替えるため、ケースに入れる必要がある。
ピッタリなケースがあれば必要な小物類を全部入れられるはずなのに、ピッタリなケースがどうしても見つけられない…。
ないなら作れば良いじゃない!というわけで、ショルダーポーチにピッタリなケースを自作しました。
毎度おなじみのFusion360でモデリング。
仕切りの間隔などは入れる小物類のサイズに合わせてピッタリです。
3DプリンターのAdventurer3で出力して完成。
出力時間の短縮を考えて、上下の面と仕切板はセリアのポリスチレン板厚1mmをCNCで削り出して、二塩化メチレンで接着。
仕切り板はズレないように外壁側に凹を作り、差し込む感じです。
Adventurer3の公差がわかっているなら、軽くヤスリかけるだけでピッタリでいけます。
ヒンジ部分は0.8mmのステンレス線を入れてパカッと開きます。
さすがにココはAdvenuter3の出力後に加工なしでは厳しいので、ドリルとか使って調整してます。
タップとかの下穴なんかも出力まんまでは難しいので、出力後の微調整や精度出すための加工は欠かせません。
蓋の噛み合わせには2つ工夫を入れていて、1つはよくある段差によるズレ防止。
ギチギチに押し込むくらいというのは結構難しいので、ほとんど遊びが出ない程度の精度。
ケース下側に小物類を入れて、上側は蓋として覆いかぶせるため、蓋の開け閉めによって入れた小物類が凹凸に引っかからないよう凸は下側に作っています。
また壁の厚みがFDM型3Dプリンターにしては薄いため、この厚みに凸を作るのは強度&精度的に厳しい。
そこで凸の下側をテーパ形状のオーバーハングにし、厚みを稼いでいます。
3Dプリンターならでは。な形状。
もう一つは、引っ掛けるような蓋の固定はこの大きさ&3Dプリンターでは難しいため、蓋の固定には磁石を使っています。
φ2mmのネオジム磁石を2つ(上下で合計4つ)なので、保持力はかなり弱い。
ショルダーポーチにピッタリ入るサイズのため、この磁石がなくても勝手に開くことはないんですが、気休め程度に。
ここも上記の凹凸同様、磁石の下側はテーパ形状のオーバーハングになってます。
小物類がピッタリ収まります。
ショルダーポーチにもピッタリ!
こういう自分専用をお手軽に作れるのは3Dプリンターの良さです。
ケースも新調したので、中に入れる小物で納得いっていなかったものも新調しよう!
自作FGノットアシストを作り直すことに。
今まで作ったものでもFGノット組めないわけではなかったんですが、ちょっと納得いかない感じがあり…。
今回はケースのサイズから逆算して仕様を決めています。
各パーツをCNCでアルミから削り出しー。
完成!
左から今回作ったv3、中央はv2、右はv1となります。
ちょっとサイズが大きくなりもうした。
実際にFGノットを組んでみると、今までのより確実に組みやすい。
でもサイズちょっとミスって、私の手にはちょっとだけデカくて気になる!
これはそのうち作り直そう…。
でも十分使えるのは間違いないので、しばらくはこいつで運用。
まぁ現地には替えスプールも持っていくし、よっぽどのことがない限り、現地でFGノット組むことはないんですが(;´∀`)