自作ルアー回収機 すなどりくん3

2021年03月08日 19:41

まだまだ続くよ、自走式自作ルアー回収機 すなどりくんシリーズ。

前回のログでは

 2021/02/18

二重反転プロペラを用いた、すなどりくん2が完成するも、性能がいまいちでお蔵入り…。





そして今回はすなどりくん3となります!
すなどりくん3はミニ四駆などで使われる130モーターを捨て、ドローンなどに使われてるちっこいモーターを使うことにしました。
中華のaliexpressで色々な種類が売っており、正直性能差とかよくわからない。
安くてトルクありそうでサイズ的に「これくらいなら良いだろ」なのを注文してみました。





今までのすなどりくんシリーズの大きな問題は
 ・防水
 ・機体安定度(ロール)
 ・速度
 ・大きさ
主にこの4つ。

今回のすなどりくん3は130モーターを捨てたため、設計の自由度が大幅にアップ。
さらにモーターも小型のをチョイスしたためお手頃サイズへ。
ボディはすなどりくん2同様3Dプリンターを使ってゼロベースで。
防水はスタンチューブ構造がなかなか優秀というのがわかったので引き続き採用しつつ、中華aliexpressにはありとあらゆるサイズのOリングが格安で売っているため、ネジ込み式のボディ分割ならなんとかなる。
これらを考慮してFusion360でモデリング。





今まですなどりくんシリーズとの最大の違いは、回転方向が違う2つのモーターを採用したこと。
すなどりくん2の二重反転プロペラもスクリューの回転方向に機体がロールしてしまうのを打ち消す目的だった。
これでもド安定とは言えなかったため、水流によるロールを完全に近い形で制御するには双発のツインドライブにするしかない!と。
双発エンジンかっこいいしね!





3DプリンターのAdventurer3で出力。
画面の中のモノがリアルワールドに出てくるってのは、何度作っても感動します。





セルロースセメントで防水処理して暫く放置。
やる気スイッチがOFFになってしまった…。





数カ月経ったある日、中華aliexpressをだらーーーと眺めていると、超極小ベアリングがすげー安い。
すなどりくん2でも軸の精度の問題には散々悩まされたため、この値段ならすなどりくん3に使うわ!と注文。
でもベアリングを仕込むようなサイズで作り直すのは、正直めんどくさい(セルロースセメントの防水処理が)。




スクリューサイズなども「これどうかなぁ…」と思っていたので、すなどりくん3は未完成のままお蔵入り。
な、なんだってー

次回、すなどりくん4でまた会おう!


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