自作ルアー収納棚

2020年05月22日 19:33


自作のルアー収納棚を作りました。

5年ほど前からルアーロストを減らそう。という思いが強くなり、ボトムを攻める事がなくなりました。
その結果、自分のミスでのルアーロストが極端に減り、市販ルアーは年に数本しか買わないものの、自作ルアーを作るため増える一方。

季節どころか日によっても使うルアーがちょこちょこ変わるため、その都度ルアーボックスから取り出すのが結構面倒なんですよね。
特にフック同士が絡まって「あぁー!もうっー!」な事があったりで…。





なわけで、取り出し易いようなルアー収納棚を作ってみることに。
毎度のFusion360で、使っているカラーボックスのサイズに合わせてモデリング。
ルアーのフックを引っ掛けて吊るすタイプです。





素材はかなり悩んだものの、コスパと剛性からダイソー400x300x6のMDF板にしました。
メインとなる板はCNC3020に載っけられないサイズだったのでノコギリでカット。
その他はCNCで削り出し。
400x300の1枚から1組みっちりと削り出し。





ルアーのフックを引っ掛けて吊るす部分には、φ2.5mmの穴をずらーーーと並べて開けています。
電動ドリルでも出来ないわけじゃないけど、こういうのはCNCサマサマ。





このルアーを引っ掛けるパーツは木工用ボンドで仮止めした後、皿ビスで補強。
木工用ボンドだけでも問題なさそうだったけど、万が一を考えて。
CNCにメイン板が載っからないため、ザグリ含めて卓上フライスでの加工となり、地味に精度が必要でちょっと大変。





ルアー棚はスライド式で、ガイドによって板が立っており、板を掴んで引っ張り出す設計。
詰めすぎるとスライドがキツくなるし、隙間があり過ぎるとガタが出る。
ここは削り出し後、板にコピー用紙2枚を挟んで余白をもたせ、現物合わせでビス止め。
7組中3組をそのまま組んで、残り4組のガイド板をCNCで0.1mm単位の薄皮一枚削って調整しつつ組付け。
こういうのが出来るのもCNCの強み。





みっちり、ピッタリで組み上がりました。





こんな感じでスライドさせます。




ついでに動画で。





完成。
実際にルアーを収納。
余裕を持たせて9本x2列で1組18本くらいの設計だったけど、私が普段使うルアーだと12~14本x2列で1組25本くらいぶら下げられました。
これが7組あるので、150本を超えるルアーを吊るせます。
といっても、120mmくらいのルアーからぶら下げるのが無理だったんで、1組くらいはビッグベイト用を作っても良いかなー。

簡単にルアーをぶら下げ収納出来るし、ササッと取り出す事が出来るので、かなり便利です。
ノコギリ、電動ドリル、ヤスリがあれば材料費1000円で同じようなものが出来るので、ルアー多すぎて毎回取り出すのが大変!な方は作ってみるとよいぞ。よいぞ。

どっかの家具屋かメーカー、同じようなの作ってくれないかなぁ。
既に商品として出てたりするのかしらん。


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