自作のルアー収納棚を作りました。
5年ほど前からルアーロストを減らそう。という思いが強くなり、ボトムを攻める事がなくなりました。
その結果、自分のミスでのルアーロストが極端に減り、市販ルアーは年に数本しか買わないものの、自作ルアーを作るため増える一方。
季節どころか日によっても使うルアーがちょこちょこ変わるため、その都度ルアーボックスから取り出すのが結構面倒なんですよね。
特にフック同士が絡まって「あぁー!もうっー!」な事があったりで…。
なわけで、取り出し易いようなルアー収納棚を作ってみることに。
毎度のFusion360で、使っているカラーボックスのサイズに合わせてモデリング。
ルアーのフックを引っ掛けて吊るすタイプです。
素材はかなり悩んだものの、コスパと剛性からダイソー400x300x6のMDF板にしました。
メインとなる板はCNC3020に載っけられないサイズだったのでノコギリでカット。
その他はCNCで削り出し。
400x300の1枚から1組みっちりと削り出し。
ルアーのフックを引っ掛けて吊るす部分には、φ2.5mmの穴をずらーーーと並べて開けています。
電動ドリルでも出来ないわけじゃないけど、こういうのはCNCサマサマ。
このルアーを引っ掛けるパーツは木工用ボンドで仮止めした後、皿ビスで補強。
木工用ボンドだけでも問題なさそうだったけど、万が一を考えて。
CNCにメイン板が載っからないため、ザグリ含めて卓上フライスでの加工となり、地味に精度が必要でちょっと大変。
ルアー棚はスライド式で、ガイドによって板が立っており、板を掴んで引っ張り出す設計。
詰めすぎるとスライドがキツくなるし、隙間があり過ぎるとガタが出る。
ここは削り出し後、板にコピー用紙2枚を挟んで余白をもたせ、現物合わせでビス止め。
7組中3組をそのまま組んで、残り4組のガイド板をCNCで0.1mm単位の薄皮一枚削って調整しつつ組付け。
こういうのが出来るのもCNCの強み。
みっちり、ピッタリで組み上がりました。
こんな感じでスライドさせます。
ついでに動画で。
完成。
実際にルアーを収納。
余裕を持たせて9本x2列で1組18本くらいの設計だったけど、私が普段使うルアーだと12~14本x2列で1組25本くらいぶら下げられました。
これが7組あるので、150本を超えるルアーを吊るせます。
といっても、120mmくらいのルアーからぶら下げるのが無理だったんで、1組くらいはビッグベイト用を作っても良いかなー。
簡単にルアーをぶら下げ収納出来るし、ササッと取り出す事が出来るので、かなり便利です。
ノコギリ、電動ドリル、ヤスリがあれば材料費1000円で同じようなものが出来るので、ルアー多すぎて毎回取り出すのが大変!な方は作ってみるとよいぞ。よいぞ。
どっかの家具屋かメーカー、同じようなの作ってくれないかなぁ。
既に商品として出てたりするのかしらん。