私が使用しているアクションカメラ
Panasonic HX-A100を購入してからずっと画策していたPL(偏光)フィルターを付けてみようを実行に移す時が来た!
オフィシャルどころかサードパーティーからも販売されていないと思うので自作です。
PLフィルターというのは偏光フィルターで、光の反射を取り除きます。
釣りしてるなら偏光グラス持ってる方が多いと思いますが、あれのカメラ版みたいなもので、レンズが2重構造になっており、レンズを回転させる事により、偏光具合を調整出来ます。
偏光グラスよりもさらに偏光を効かせる事が出来る感じ。
どういうときに使うかというと、ショーウィンドウのガラスの反射を抑えたり、水面の光の反射を抑えて水中を見やすくしたり…。
この辺はネットで調べればもっとわかりやすく、もっと詳しく出てきますので、興味のある方は調べてみてください。
中華通販でGoPro用37mmCPLフィルターが安かったので試しに注文し、2ヶ月くらい前には届いていたんですが、ワイドモードだとケラレる(ケラレとはレンズを付けると四隅にレンズの影が映り込んでしまったりすることです。昔の一眼なんかを使っていた人にはお馴染み?)。
実はこのGoPro用、最初に間違えてUV用を注文してしまい、結局UVとCPLが2つに…。凄く安いんで、まぁいっかー(´Д`;)
さて、このGoPro用37mmの失敗から、たぶん46mmくらいあればケラレなさそう。ということで、今度は46mmを注文。
でも注文した店がなかなか送って来ず、さらに1ヶ月ほど待ってやっと届いたので実行に移った次第です。
本当は30mm->46mmステップアップリングを台座にする予定で同時に注文するも入ってない(´Д`;)
さすが中華通販だぜ…。
しょうがないので37mm->46mmのステップアップリングを使用します。
内径は34.4mmほど。
HX-A100のレンズ周辺はテーパ形状になっており、外径24mm->25mm、長さ6.2mmほど。
これらのスペースを埋める台座をサクッとモデリング。
CADはほとんど使えないため、3Dモデリングです。
旋盤は持っていないため、CNCで削ります。
「とりあえず」作るので、素材はあまり気にせずにMDF材です。
写真では分かりづらいですが、内径はテーパになっています。
ボンテライオンみたいにHX-A100にぴったり装着!
かなりギチギチ。
37mm->46mmステップアップリングも装着。
ここは若干緩めに作って、あとで塗装やらで削り出した台座に厚みを持たせた方が良いかな。
CPLフィルターも装着。
ほんとは台座も黒に塗らないと、内部で光が乱反射起こしちゃうと思うので、黒に塗らなきゃね。
とりあえずテストでディスプレイを撮ってみました。
CPLフィルターありの方では、レンズを回転させています。
ディスプレイが映ったり、映らなくなったりが偏光具合です。
とりあえずHX-A100のCPLフィルターは完成したわけですが…。
実は46mmでも若干ケラレってます。
というか、どうもHX-A100のレンズ(受像素子?)が左に傾いているか、レンズがガワのセンターに来ていないようで、左側の2隅だけ少しケラレる。
ワイドモードでも絶対ケラレしたくない!って場合は、46mmよりもうワンサイズ大きい49mm以上のレンズを選んだ方が良いかも。
52mmだとステップアップリングも豊富そうだから、そっちの方が作りやすいかな?
これ以上に台座の完成度を高めるなら、ステップアップリング側も加工して台座とネジ止めしちゃうとか、ねじ切りも旋盤で一体物を作っちゃうとかかなぁ。
GoPro用はサードパーティーが出してるくらいなので、そこそこ需要はありそうだし、Panasonicがオフィシャルで出してくれれば良いのにっ!
ちなみにコレ、本当は澄み潮時のデイウェーディングで使用したくて計画してたんですが、来年に持ち越しですね(´Д`;)