8月は例年だと円高傾向が強いらしく、今年も数円ですが円高になっていた時があったんで、久々に中華通販で色々なモノを買ってみました。
陸っぱり装備用にウェーディング装備から移植するのが面倒くさいなーと思っていたので、写真のフィッシュグリップとプライヤーのセットを購入。
結構前にちょろっと見た時は、このフィッシュグリップは$18以下くらいまで下がってたんですが、私が見た時は最安値でも$20くらい。
プライヤーとのセットで$28と安かったので、これならアリかなと購入。
プライヤーはポイント(タカミヤ)のプライヤーとほぼ同じですが、タカミヤのはグリップにすべり止め防止のゴムパーツがあるんですがこっちはアルミのまま。
そして各種ネジが結構違う。
まずバネにアクセスするためのネジがちょー特殊形状でバラせねぇ(;´∀`)
これは治具作らないと無理だなぁ…。
他のパーツを止めてるネジもT8トルクスでこれはめんどい(;´∀`)
先日自作したネジに入れ替えるかなぁ。
フィッシュグリップなんですが、AP○AのXバ○ドとまるっきり一緒ですね(;´∀`)
AP○Aの方は26000円くらいするらしいので、中華だと1/10以下の値段となります。
日本経済に優しい人は、是非AP○Aのをご購入ください。
フィッシュグリップはそのうち自作しようかなーと思っていたので、内部に興味があります。
今使っているボガは旋盤がないと作れないので、CNCだけで作れるオーシャン的なヤツの内部を手にとって見たかったのです。
まずはお尻の部分を外します。
2mmヘックスのキャップネジで止められいますが、中空のネジ切ってあるつなぎピンで両サイドから止めています。
これはニッケルメッキ処理してる感じがあるので、この中空ピンは錆びるかも。
ボディ中央のマイナスネジを外すと圧縮バネが出てきました。
バネのサイズは全長45mm、外径4.2mm、線径0.45mmでした。
線径を細くしたり、全長をもちっと長いのに変えたりすれば、引きを強くしたり弱くしたり出来ます。
なお軽量化のためと思われますが、剛性がそれほど必要ないトリガー部分のパーツは樹脂製ですね。
ポリプロピレンかな?
ちなみにこのネジ、締め直す時バネが邪魔してちょーー面倒くさいので、バラす際は注意してください。
ツメの根本あたりにあるマイナスネジを外すと、内部へのアクセスが出来ます。
ドレスのグラスパーグリップ(これも同じのが中華で売っ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン)はボディをネジ止めで合わせてますが、こちらは樹脂パーツとピンで軽量化を図っています。
シーバスには問題ない剛性だと思いますが、特大級青物以上なんかには厳しそう。
ツメの開閉は片側のみなので、極力構造をシンプルにしよう。という設計が見て取れます。
ジョイント的な動きは勉強になるわー。
削り出しの加工費用なんかも考えると、これが$20くらいってのは破格ですね。
コストはグラスパーのが高いと思いますが、それでも自分で作るより全然安いですわ。
ちょっとココは錆びるかもなーってところをグリスアップして、開閉の儀終了。
使う前にバラしちゃうとか男の子だよねー( ´∀`)
なお重量は144.5gでした。
シーバス用と考えれば、この手の薄型フィッシュグリップで問題はないと思います。
なにせ軽いってのは強力な武器です。
ボガはシーバスにはオーバースペックな剛性であるのは間違いないですが重たいので、これ系の薄型フィッシュグリップが2000~3000円くらいならお得ですね。