最近の釣果と3DCADで作った物

2017年03月17日 06:55

ランカー釣れない!(挨拶)

orz

ここ2~3年、この時期のホーム干潟釣果が右肩下がり。
その前までは70cm以上がコンスタントに釣れたのに、今年は特に厳しい。
直線距離だと2kmくらいかな?離れた場所の釣果はかなり良いらしいので、そっちの方に行っちゃってるご様子。
震災後から地形変化もしてるし、その後もじわじわと地形が変わっているのが関係してるのかなぁー。





というわけで、ちょこっと浮気して、初場所に行ってみました。
上からは何度か見ていたので、見える範囲での地形や「あそこに魚いるよなー」という目星は付けていた場所を探ってみることに。





開始3投目、とりあえず表層って事でエリ10投げてたら40cmくらいキャッチ。
うんうん、予想通りの場所には居た様子。
でもこの場所はもっと満潮近い時間からやるのが良いっぽい。

その後、地形を探るために色々歩いて回りましたが、がんばって来る場所でもないかなぁ(;´∀`)
一発狙いというわけにも行かないし、かといって数狙えるかと言われると微妙そうだし…。





別の日、やっぱりホームの干潟だな!と遅めの時間にエントリー。
時合終わった感アリアリでも、そこには居てくれるよね。とホゲ回避の50cmくらい@自作ルアー。
やっぱりレンジを下げないと食ってきてくれないので、餌らしい餌がないんだろうなぁ。





さらに別の日、まだ若干潮位高い時間からエントリー。
風があってルアーが飛びづらい中、自作ルアーフルキャストからの着水数巻きヒット。
50cmくらい。
これはかなり良い日かも!と歩を進めるも、ストラクチャーにラインスラッグがまかれて、自作ルアーをロストしそうな展開に。
あれやこれややって救出&替えスプールに交換で20分ほど経過(;´Д`)
すっかり流れは落ち着き、あーこりゃダメかな…とさらに奥へ。





レンジは確実に下なので、ロッドを下げて自作ルアー引いてると、手前のブレイクライン周辺でヒット。
またも50cmくらい。





ちょっと時間過ぎた後、ほぼ同じ場所で60cmあるなし。
おっとコレは時合か?そして良いサイズ入って来たか?





高活性ってわけではないけど時合のようで、全く同じ場所で目測62~64cmくらい。
やっぱり上のレンジでは食って来ず、中層以下をスローに引かないと食ってくれない。
グ、グルメだなぁ…。
微妙活性な時合は20分くらいで終了。
その後、遠目で40cmくらいを追加して釣行終了。

最近の釣果の中では5キャッチって久々な感じ。
ホゲは少ないけど、なんとか1~2キャッチって日が多かったからなぁ(;´∀`)
今年も渋いです…。





最近はFusion360という3DCAD/CAMなアプリケーションを使って、CNCで削り出しを満喫しています。
CADは2DCADすら触ったことがない状態からでしたが、今はyoutubeや色々なブログでモデリング方法などを発信されている方がいらっしゃるので、そういうのを調べながら使えばある程度使える状態になります。
あくまで独学なので、たぶんセオリーからはだいぶ外れた組み方なんでしょうが、個人レベルなら問題ないかと(;´∀`)
なわけで、最近作ったものなどを。

CNCの集塵マウントをアクリルで作り直してみることに。
以前まではポリプロピレンで作っていたんですが、性能には満足していたものの、使い勝手に若干の不満を感じていたので。
その辺を解消したverを作ってみようと。

まずはFusion360で各パーツをモデリング。
以前のデータを参照しつつ、問題点、変更点を加え、さらによりピッタリ組みたいのでデジタルノギスでCNC3020のスピンドルモーター周辺を計測。
この計測が一番大変(;´∀`)





できましたーヽ(´ー`)ノ
製作中は写真撮るの忘れてました(;´Д`)






結構がんばって計測&設計したので、隙間は1mm以下に抑えてあります。





このCNC集塵マウンターは、削り出す素材の高さに固定して吸い込む形です。
さらに前のver.ではエンドミルのZ軸上下移動に合わせて、集塵マウンターも上下していましたが、これだとZ軸の削り込みが深くなると吸い込みが悪くなり、さらに素材に引っかかる可能性も。
で、最初に素材の高さに合わせて固定するタイプに変更、アタッチメントで壁を形成して吸い込み効率を上げているわけですが、以前のver.ではネジで高さを変更していました。
これがものぐさな私には結構面倒(;´∀`)
なので今回はネオジム磁石でサクッと変更出来る仕様にしました。





使用したネオジム磁石はダイソーのジュエリーマグネットというものからぶんどった、外径5mm、厚2mmのネオジム磁石。
自作ルアーの重心移動オモリを固定するにも結構良い感じの磁力を持っていたので買い占めました(;´∀`)





ほんとは削ってる最中、中のエンドミルまで丸見え!というのを目指していたんですが、これだけの数のアクリルを研ぐのは心が折れまして…。
ほどほどでいいや。と途中から雑になりました(;´∀`)
集塵ホースの固定力もあがり、集塵効率は以前のver.よりもアップ。
とりあえず満足した!ヽ(´ー`)ノ





Fusion360の組み方にもだいぶ慣れてきたので、パッチという機能を使ってルアーをモデリングしてみました。
Fusion360の3Dモデリングは大きくわけると3つの方法があります。
 ・ソリッド
 ・パッチ(サーフェス)
 ・スカルプト
それぞれ長所と短所がありますが、ルアーのような生ものっぽい形状だと通常はスカルプトを使い事が多いかと思われます。
しかしより正確な形状を構築したい場合、パッチの方が向いているように思えます。





パッチでルアーを組む際、スプラインとロフトを多用します。
CNCで削り出す場合は2枚開きにする必要がありますが、この繋ぎ目(断面)を綺麗に繋げるのが難しい。
ロフトのガイドレールをうまく考える必要があります。





必要なのはリップ部分、お尻部分、輪切り(1~3つくらい)、外周の背中&お腹。
そしてリップ~輪切り~お尻を繋いだスプライン。
輪切りのスプラインは、端点のスプラインハンドルに垂直拘束を適用することにより、2枚開きの断面が綺麗になります。





パッチのロフトプロファイルはリップ->輪切り->お尻で繋いで、ガイドレールに外周の上下、リップ~輪切り~お尻を繋いだスプラインを指定。
プロファイルとガイドレールを逆にすると綺麗に繋がりません。
制御点を出来る限り少なくすることにより、形状の修正が楽になります。
また綺麗な曲面を構築もしやすくなります。





スプラインで構築したパッチのロフトサーフェスは、厚みやソリッド化したときのシェルがうまく行かない事が多いです。
これが出来ないと、内部を削り込む事が出来ません。
面を分割したり、スカルプト化してスカルプトで厚みを持たせる必要があります。
これが結構面倒なので、パッチロフトに使ったスケッチスプラインをオフセットで小さくし、手動で小さい内部ボディを作ってブーリアンで抜きました。
もうちょっとなんとかならないかなぁー。





リップをアクリル製にするため分割したり、目を入れたりして3DCADデータ完成。
CAMで切削パスを作ってCNCで削り出しへ。





リップも2枚開き削り出し、ラインアイを入れて接着。





ボディは最近使っているヒノキから削り出し。
バルサに比べて剛性や強度があるので手で削るのはキツイですが、CNCなら全く問題なし。
CNCでの切削性もそこそこ良く、多少紙やすりをかければ表面も結構綺麗になります。





重心移動固定は集塵マウンターで使ったダイソーのジュエリーマグネット(外径5mm厚2mm)。
以前までの厚3mmに比べると磁力が弱いため、フックなどがくっつきにくい(かも)。
4gちょっとの重心移動オモリを固定するには、十分な磁力があります。
今後、積極的に使っていこうかと。
なんせ安いし( ´∀`)

あと最近、アイの作り方もこなれてきて、結構良い感じに作れるようになりました。





似てるようで違う、リニューアルver.が出来ましたヽ(´ー`)ノ
後ろは師匠に献上予定の以前のver.で、手前が今回Fusion360でゼロから構築&削り出したver.です。
リップの厚みが増したり、重心移動固定マグネットが変わったり、ボディ形状がほんのちょっとだけ変わってます。
セルロースセメントにどぶ漬けして、早く実戦投入したいなー。


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