最近作ったCNC削り出し自作ルアーで釣ってみよう!というわけで、セルロールセメント5回ほどドブ漬けで、やっと表面が均一のツルツルになったかなぁーというくらいで狙います。
本来はこれくらいからアルミを貼り付けて、さらに5回以上ドブ漬けしてアルミとの段差をなくし、塗装後にさらに3回以上ドブ漬けします。
……テストではそこまでやってられないです(´∀`;)
販売しているバルサのハンドメイドルアーが4000円とかしてますが、私みたいにへなちょこのは抜きにして、凄く出来が良い方のは美術品的価値や手間を考えたら、正直それでも安いくらいなんですよ…。
さらっと、CNC削り出し自作ルアーまでの流れをば。
手で削る場合とは行程が違います。
デザインして、3Dモデリングします。
CADが使えるならCADでモデリングした方が、この後のCAMでツールカットパスを作るのが楽なのですが、私はアプリ自体を持っていない&CADは全く触った事がないので、3Dポリゴンモデリングです。
ようはCADが使えません(´∀`;)
CAMでツールカットパスを作ります。
CAMというのは、どんな風なドリル(刃)を使って、どういう速度で、どういうルートや深さで切削するのかを作るアプリケーションです。
CNCで切削(´∀` )
ルアーの場合、表裏加工となるので、素材のクランプ(固定)や原点出しなど気を遣います。
私は貧乏性なので極力ギリギリの範囲で切削するようにしてますが、本来はコレはダメです(´ー`;)
プラモデルのランナーのように、かなり余剰分を持って切削する方が色々と良いです。
切削し終わったら紙ヤスリで整えます。
重心移動タイプにしてみました。
自作ルアーを作ると、重心、リップの角度、リップの大きさなどを見ただけで、泳ぎの深度や動きが想像出来るようになります。
重心移動タイプを作ると、本体の形状や太さ、重心移動幅、重さなどで、だいたいのキャスト距離も想像が出来るようになります。
実釣開始!
目すら入れてない適当さ(´ー`;)
というか、本来はセルロースセメントドブ漬けした後、実際に使用するには1週間くらい待つべきなんですが、最後のドブ漬けから1日も経ってません(´Д`;)
ナイトゲームなので感覚でしかわかりませんが、キャストは結構素直な姿勢で飛んでいってくれている模様。
深度は見えてるわけではないのでわかりませんが、だいたい想像通りの水面直下10~20cmくらいを泳いでくれてるっぽい。
シャロー用に作ったので、テストとしては悪くなさそうです。
CNCバルサ削り出し自作ルアーシンキングタイプテストバージョン(長い)、初キャッチ!
結構手前のただ巻き状態で良い感じに食ってきてくれました。
フロントフックも刺さっているので、良い食いっぷりです。
さらに続けて。
50cmくらいはあります。
うんうん。まずまず良い手返しの想像通りな感じです。
ドシャローを引けるのは良い感じです。
強いて言うなら、もうちょっとスローリトリーブ時に泳いでくれると良いんですが、手返しの良さを重視するなら、これくらいの泳ぎでも良いかなぁー
市販ルアーはよく泳ぐ様に設計されていて、それが仇となり泳ぎすぎな場面が多いと思っているので、これはこれで良いのかも。
ちなみにやっぱりローリングベイトは強く、ロリベで4キャッチ&ボラも1キャッチ(食ってきました)。
この日は精神的に色々あってショートバイトやバラしが多く。
何もなければもっと伸ばせたかなぁ。
結構良いサイズも混じったので、やっぱりロリベ強し。
この場所、時間、パターン時に、トータルでロリベをミノー系で抜くルアー作るのは難しいー
銃で例えるなら、ミノー系がリボルバーなら、ロリベはオートマチックで、手返しの良さが半端ない。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる的な…。
例年だと、シンペンをロングキャストからのデッドスローリトリーブで食わせるライフル的な釣り方してたんですが、今年はさっぱり…。
でも色々あるからこそ面白いですよねー