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結構ガチな自作スピンテール 本体編
デイゲームでのスピンテール、めっちゃ釣れますよね。
私も特にマイクロベイトパターン時、極小ブレード&絡み防止を施した5gくらいのスピンテールをウェーディングや、陸っぱりでの近距離戦で使います。
デイゲームの陸っぱりメインな友達は、数あるスピンテールの中でもストーム(ラパラ)のソーランブレードを一番多用しており、もうコレだけで良いんじゃないか?ってくらいの信頼度みたい。




結構ガチな自作スピンテール 本体編
ソーランブレードの特徴は、リアがブレードのみではなく、フックにスイベルを繋げた形でフッキング率アップ。
ただこれだとスピンテール特有の絡みが発生してしまうので、ソーランブレードはココにシリコンチューブを用いることで、リアフックの角度を抑制し、絡みをほぼ抑えている。
またブレード形状も一般的なお椀型ではなく、基本ストレートで末端だけ少し角度がついた形状。
お椀型はどうしても巻き抵抗が大きくなるが、ソーランブレードのブレードは巻き抵抗を抑えた形。
実際に使ってみると、スピンテール特有の「んぐぐぐぐ!」みたいな巻きの重さはなく、かなりスルスル巻けます。
でもしっかりブレードは回転しており、数あるスピンテールの中でもかなり使いやすいスピンテールです。




結構ガチな自作スピンテール 本体編
私は基本的に軽いスピンテールを多用しているんですが、秋の高活性時、メタルジグで食わせづらい場合に飛距離出るスピンテールの必要性を以前から感じていました。
でも35gくらいのスピンテールは少なく、またブレードの巻き抵抗が高いため、シャロー帯が多い浦安では使いづらい。
なら作ってしまうか!とソーランブレードをインスパイアしてFusion360でモデリング。
Fusion360のシミュレーションによると、本体のみで37g前後くらい。
CNCで金型を削り出す場合、角っこなどは5軸CNCなどでないと切削しきれないので、実際のところはアイ含め35gくらいになるのではなかろうか?と予想して組みます。




結構ガチな自作スピンテール 本体編
クーラント装備もボールエンドミルも持っていないので、我が家の中華CNC3020だとコレくらいが切削限界かなぁー。




結構ガチな自作スピンテール 本体編
普段はそのまま使っちゃうんですが、今回は試しに出来る限りヤスリとバフで磨いてみました。
細かいところはヤスれない…orz




結構ガチな自作スピンテール 本体編
素人が作ったにしては、金型っぽいのではなかろうか!(゚∀゚)
でも自作エイト環アイがスッカスカでうまく固定出来ず(;´Д`)




結構ガチな自作スピンテール 本体編
貫通式アイにしないとダメっぽいので、貫通式アイを組み立てるための治具を製作。
ボール盤や電動ドリルどころか、木とトンカチあれば作れるレベルの治具ですが、CNCを使って以来、自分のアナログ精度の落ちが著しく(;´∀`)
こんなのまでCNCで作る有様です。
CNCバンザイヽ(´ー`)ノ




結構ガチな自作スピンテール 本体編
いざ鋳造。
金型をフライパンの上に置いて加熱しつつ、別のコンロで鉛がどろどろになるまで熱し、テーパ形状の注ぎ口から鉛をにゅるにゅると注ぎます。
ちょこっと冷ましてからネジを外して金型オープン!
おおー、素人が作ったにしちゃ、かなり良い感じなのでは!?

ただ金型の加熱が低いため(うちのコンロだと一定温度以上は勝手に火が弱くなってしまうため。鉛の方はカセットコンロ使用)、注いだ鉛が積層状に固まってしまった結果だと思われますが、ちょっとひび割れたような段差の筋が…。
金型で鉛を直接溶かすか、金型をもっとグツグツに加熱するか、鉛を圧入する形で注ぐか…。
うーむ、なかなか難しいですね。




結構ガチな自作スピンテール 本体編
とりあえず3本作ってみました。
わかっちゃいたけど重たい=体積が大きいって事で、鉛の消費量が半端ない。
手持ちのデッドストックになっていたナス型オモリがなくなっちゃったので、3本が限界でした。




結構ガチな自作スピンテール 本体編
んむ、予想通り本体だけで35gくらい。
正直、ここまで近似値になるとは思っていなかったのでかなり嬉しい( ´∀`)




結構ガチな自作スピンテール 本体編
さて、今まではリアフック&スイベル&ブレードの絡み防止に熱圧縮チューブを使用していましたが、今回はソーランブレード同様シリコンチューブを使用することにします。
使用するのはMonotaROブランドのシリコンチューブ。
ちょっと厚みがあるんですが、安いしね、コスパ大事。
サイズがよくわからなかったので、各種ドドドっと買っておきました。
他にも何かで使えそうだしね。




結構ガチな自作スピンテール 本体編
似ているようで案外違うなぁー。

で、お風呂スイムテストをしてみたところ、やっぱりブレード形状の違いがとても大きい。
ソーランブレードはスーーーーと引けるのに対し、一般的なお椀形状ブレードはズズズズズっと抵抗を感じます。
これはブレードも自作しないとアカンか…。




結構ガチな自作スピンテール 本体編
サクッと作れるだろう。と思ったら、この後のブレードで難航。
現時点でもまだブレードをアレコレやってみているのですが、奥が深かった…。
そのため、次回、ブレード自作編に続きます(たぶん)。






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