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自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
ここ最近作った自作ルアーはだいたい横幅14~15mmくらい。
これで80~90mmサイズだと結構ファットな感じです。
顔の前側、お尻の後ろ側を絞ればファット感は抑えられるんですが、木材だと特にリアフックアイの強度を稼ぐためにそこまで絞るわけにも行かず。
また重心移動の移動範囲を極力多めに取るためにも、お尻が太めだと設計しやすい。
その他にも色々理由があって、私の最近の自作ルアーはファットな形状が多いなぁーと。
別にデブ専なわけじゃないんですよ!




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
というわけで、秋~冬のナイト用に細身のミノーが欲しいなーと作ってみることに。
まずはおなじみFusion360でモデリング。
学生や非営利(年商1000万以下までだっけかな?)なら無料で使えるので、2D/3DCADとかちょっと興味ある!な個人利用の方はお手軽に始められますので、是非使ってみてください。
開発元のAutodeskは3Dモデリングツールの大魔王みたいな存在ですが、Fusion360に関しては大盤振る舞いの神様みたいな存在です(;´∀`)




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
毎度の中華CNC3020でヒノキより削り出し。
今回は細身で高さも低いため、いつもの切削範囲で2本(4枚)削り出す事が出来ました。




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
細身ということで、いつもの重心移動のオモリはφ6のところ、今回はφ4とこちらも細身に。
筒もφ7のストローからφ5のストローにサイズダウンで細身に対応。
リップの角度もシャロー用にするため、かなりな鈍角。




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
エポキシで接着&固定。
ちょっと猫バスみたい(;´∀`)




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
sasuke75と比べても細身な事がわかります。
スイムテストでは結構ワイドなウォブリング。
リップが鈍角&大きすぎて水受けが強すぎたか?

形状的にローリングが発生しづらく、デッドスローでは泳ぎ出しがちょっと微妙。
ただ不規則な変化は入りやすいので、どちらかというとストップ&ゴーでリアクションを誘うようなルアーになってしまった。
11月までのナイトでは良さそうだけど、1~3月までのバチを意識したナイトではちょっと微妙な感じする。
うーん、難しいね( ´Д`)




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
今年のナイトで89cmランカーを連れてきたローリング主体の自作ルアーを再モデリングしてリニューアル。
内部の形状も色々変更。
リップは2mmの薄いアクリルで構成。




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
上が新型。
ラインアイはかなり下に設定。
旧型のリップ部分はポケットのようなくぼみ形状、新型はストレート形状に変更。
くぼみによりちょっと水受けが強すぎて、引き抵抗が大きいのが気になったので。

お風呂スイムテストのデッドスローではワイドというかローピッチなローリング。
もうちょいハイピッチローリングが良いんだけど、これはこれで。
重量を変更してもう1本作ってみますかね。




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
さて、最近全く塗装していなかったわけですが、2液ウレタンを買ってみたので大塗装大会を開催してみます!

今まではセルロースセメントどぶ漬けでフィニッシュしていたんですが、ここ3年くらい使っているアクセルのセルロースセメントがねぇ…どうも柔らかめのセルロースセメントらしく、どぶ漬け後数ヶ月くらい経ってもちょこっと粘り気が残って、長期間放置してるとルアー同士がくっついちゃったり、置いた場所にくっついちゃったり。
柔らかいのは耐衝撃性が上がるので、それはそれでいいんだけど、それならセルロースセメントじゃなくて1液ウレタンでいいし…となってしまう。
ナガシマのセルロースセメントはそんな事なかったんだけどなぁ、なかなか売ってないけど(;´∀`)

そういうのも含めて、市販ルアーでも最終コーティングに2液ウレタンを使われているし!と購入に至ったわけです。
合わせて、2液ウレタンを塗装するにはノズル径が大きいエアブラシが必要みたいなので、0.5mmノズルのエアブラシも購入。
ほんとは1.5mmくらいがいいらしいんですが、圧が高ければ0.5mmでも行けるらしいので。






自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
まずは塗装。
毎度のごとく、まずは適当にグラデーション。
エアブラシだとコレ楽なんですよ( ´∀`)




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
シーバスはネトウヨ!謝罪と賠償!<#`Д´>
ライジングサンレッドヘッド、今回の塗装のネタ枠なんだけど予想外のカッコよさ。
錦鯉カラーも悪くない。
やっぱ紅白のカラーリングってステキ。




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
テナガカップ2017のキングに輝いたTJA_11氏にテナガキングキーホルダーだけではちょっとさびしいかなー突発で自作ルアーもつけちゃおう!とキングらしいゴールドな百式カラーに。
作ったけど使う場面がなく在庫ストックになっていたルアーを再塗装しただけなんですけどね!(;´∀`)

右のは鮮やかな流線型みたいな感じで…とマスキングして塗装したのに、超絶微妙な出来に…orz
自分のセンスのなさに脱帽。




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
チェレステ!というかビアンキなカラーリングにしようかと思ったんだけど、私にはミラノの空の色がわからなかったようで。
もっと彩度と明度が高いのかな。
チェレステはそのうちリベンジしてみます。




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
塗装も終わったので、いざ2液ウレタンコーティング!
タンクから直接注ぐわけにも行かないので、ダイソーのスポイトで予め吸い取ってキープ。
直接エアブラシのカップに入れると撹拌が微妙な事になるので、ダイソーで売ってるお弁当などのおかずを小分けするためのシリコン製小分け皿に1/100gまで計れる重量計を使って混ぜ混ぜ。
シリコンだと曲げても元に戻るので、撹拌した2液ウレタンをカップに入れやすい。
さらにシリコンだと他の素材がくっつかないので、混ぜあわせた2液ウレタンが固まってもパリパリと取れて皿自体を再利用出来ます。
写真の赤いシリコン小分け皿に乗っかってるちょっと白濁した透明のは、撹拌後に残った2液ウレタンが固まったもの。
こんな感じでパリパリっと取れます。気持ちいい( ´∀`)




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
塗装自体は問題なく吹けました。
希釈用シンナーを多少多めに入れると吹きやすかったです。
ただエアブラシのカップが小さいのでせいぜい5g程度しか入れられず、これだと補充してる間にエアブラシ内部の2液ウレタンが硬化し始め、補充後は出が悪くなるので時間勝負です。
吹き終わった後もエアブラシ内に残った2液ウレタンを出来る限り早く掃除してやらないと、硬化して使えなくなります。
特にニードルキャップはぬっちゃぬちゃ。
硬化しちゃうとシンナーなどでは溶けないので、取り扱いは結構面倒くさいかなぁ…。
もっと大きい広範囲を吹けるガンタイプのが良かったかも。




自作細身ミノーと2液ウレタン塗装
乾燥後の質感は市販ルアーみたいな質感なんですが、私の塗装が下手なのもあってきっちり吹けていないところはザラザラ感とくもりが…。
垂れちゃうかも。くらいな感じで吹かないとダメみたい。

セルロースセメントのどぶ漬けは、色流れを最小限に留める事は出来ますが、どんだけがんばってもちょろっとは流れます。
2液ウレタンは塗装を犯す事がほぼないと考えていいので、色流れの心配なくコーティング出来るのが利点。
でも専用環境がないと2液ウレタンは取り扱いが結構面倒くさいかなぁ。
完璧を目指すなら多くの市販品(車なんかも)でやってる2液ウレタンだけど、ある程度適当でも良いなら硬質系のセルロースセメントでもいいかなー。
セルロースセメント使う場合は、塗装で色流れを抑える小技など必要だけど、それをやれば私的には許容範囲内のクオリティ&作業内容。

せっかく買ったので、これからもちょこちょこ使ってみます。



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この記事へのコメント
はじめまして!
ブログは以前から拝見しています。
私も古い機種ですがCNCを使ってルアー作りをして、シーバス狙ってます。
(2Dに垂直のみのZ軸を足した2.5D?CNCです)

2液ウレタン塗料ですが、私も使ってます。(エンジンウレタンです)
硬化剤が湿気を吸いやすく、悪くなると混合した際に白濁するようになります。
密閉容器にシリカゲルを入れて保管すると最後まで使い切れますよ。お試し下さい。

最近になって、Fusion360インストして使い始めました。
3D CADは難解で四苦八苦してます・・・。(>_<)
Posted by togusa at 2017年07月20日 20:02
>togusaさん
コメントありがとうございます。
1液ウレタン同様、湿気に注意しないといけないんですかー。
頻繁に使うような人でないと、色々めんどくさそうですね…。
私はフィニッシュでのコーティング用なので、この容量は多すぎたかも(;´∀`)

Fusion360は自分なりの組み方を見つけちゃえば、あとはサクサク出来ますよー。
そのうち自分の組み方を動画でキャプってアップしてみようかな?(゚∀゚)
Posted by さ at 2017年07月20日 20:34
 
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