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よーし、昨日のナイトウェーディングも調子良かったし、借り物ブランジーノもまだまだ使いたいし、ごんずいさんからお誘いも受けてるし、今日もナイトウェーディングだー!


…。
……。
………むにゃむにゃ…。


はっ!寝過ごしたー!(´Д`;)


原因はこいつ。
スピニングリールのオーバーホール
友達からブランジーノを借りる時、リールメンテしてあげるよーと言って引き受けた子ら。
たぶん現行バイオマスター3000、旧バイオマスター4000、旧レブロス2506の3台。
友達は今はエクスセンスBBを使っているようで、同じ様なリールをその日の気分で使い回しているご様子。
メンテナンスは好きだし、友達は全くと言って良いレベルでメンテしてないようなので、少しくらい良くなれば。程度でメンテしてあげることに。


スピニングリールのオーバーホール
とりあえず、レブロスから。
ダイワのスピニングリールは、シマノと比べてメインギア回りをバラすのに、少し工夫が必要です。ドライブギアが取り出しづらい。
シマノはボディを開けた段階でボロボロ取れると言って差し支えないレベルで簡単です。
でも旧イグジストと比べると、さすがに部品点数が圧倒的に少なく簡単。
色々なところが簡略化されていて、なるほど、こうやってコストダウンを行っているんだなーと分かります。

さすがに一番使い込んでいると言っていただけあって、グリスやらはほぼ切れてます。
それとピニオンギア(写真右側の金色のギア)を支えてるピニオンベアリングがかなり渋い。
ハンドル巻き時にも多少ガタツキが出ています。
このガタツキは、写真左側のドライブギアとベアリングの間に入れるワッシャーの厚みで調整します。

今回はこれらの部品交換しなければ難しいメンテナンスは行わないので、グリスアップなどでお茶を濁します。


スピニングリールのオーバーホール
古いグリスを拭き取って、ディグリーザーで脱脂。
ベアリングもディグリーザーに付けた後、コンプレッサーで飛ばしを2回行います。
部品交換は行わないけど、お金取れるレベルでのオーバーホール。


スピニングリールのオーバーホール
次は旧バイオマスター4000。
ゴリってる感じが伝わりますが、シマノだし適当で良いか(´∀` )
(私はダイワ信者です)

シマノのリールの設計で気にくわない点は多々あるんですが、メンテナンスを行う上でダントツで「これはない」と思っているのが、ボディ各所を止めるネジが木ネジだかタッピングネジで、タップを立てたミリネジじゃないんです。
これではネジの着脱を繰り返すと、どんどんボディ側がバカになっていきます。
樹脂ボディならコレもわからんではありませんが、バイオマスターはメタルボディなんだしさぁー(´Д`;)

で、サクッと終わらせようと思って開けたら、グリスは切れていないものの、かなり硬くなってます。
結局サクッと終わらずフルメンテのオーバーホール。


2台をフルメンテしたらさすがに疲れたので、3台目の現行バイオマスター3000は巻いた感じそんな悪くない状態だし、ボディ開けずに出来るメンテ程度で抑えるかーと、軽くチェック。
と思ったわけですが、これが思いの外、難儀。


スピニングリールのオーバーホール
原因はコレ。
この3台とも、ラインローラーのベアリングが完全に錆び付いて、ピクリとも動きません(´Д`;)
この状態の場合、ベアリングの交換を行うのがセオリーというか絶対です。
でも今回は部品交換は行わない(お金かけない)メンテナンスなので、これをなんとかしないと行けません(´∀`;)

こういうとき一番良いのはクレ556でまずは錆ついたベアリングを強引に動かします。
でもあいにく556を切らしていて手元にありません。
とりあえずディグリーザー→コンプレッサーのエアーで、落とせるところまで錆を吐かせます。
内部にオイルを注入し、内径部分を爪先で掴み、外径部分を指で回して動けばラッキー。
これを錆が出なくなるまで繰り返します。


スピニングリールのオーバーホール
しかし3台目の現行バイオマスター3000のラインローラーベアリングだけ、何をやっても動かない(´Д`;)
こうなったら最終手段です。
外径7mm、内径4mmのベアリングなので、M3キャップボルトとM3ナットの間にベアリングを入れ、内径4mm部分のレールをM3ナットを閉め込んで固定します。
この状態でベアリング外径部分にゴムを当て、強引にゴリゴリと回します。
少しでも動いたらさらにオイルを注入。
あとは錆を吐き出させます。
一応コレでベアリングは回るようになりましたが、内部のベアリングボールかレールは相当傷ついているため、本来の性能の50%以下くらいになってる感じです。

もうコレが疲れたのなんのって(´Д`;)
メーカーにオーバーホール依頼出したら、確実にラインローラー一式全交換レベルでした。
友達よ、ここまで錆付かせるとか、マジないわー(´Д`;)


ついでだし、旧イグジのハンドルノブ周辺の動きが渋いからちょろっとメンテするか。とハンドルノブ開けたら、2個あるうちの1個のベアリングが錆ついて動きません(ノ∀`)
全く人の事言えません/(^o^)\
ウェーディングで使うとどうしても錆付きやすくなるんですが、日々のメンテナンスは重要だと改めて思い知らされました。

ラインローラーを指で回してみて、全く動かなければ内部のベアリングが錆ついてます。
ラインローラーが回らないとリーリング時にライン鳴りが酷いですし、PEも痛みやすくなります。
ベアリングの交換がお奨めです。


  

ダイワもシマノもハンドルやラインローラーのベアリングは、外径7mm、内径4mm、厚2.5mmのミネベアだとDDL-740ZZの型番での規格品です。
錆びたら交換の方が楽なので、ストックをいくつか買っておくのはお奨めです。



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